個別記事の管理2017-09-23 (Sat)
220px-Opeth_Morningrise.jpg ★★★ 00リイシューUS盤

スウェーデン産プログレメタルバンドの2ndアルバム。

スウェーデンにはテクニカルなメタルバンドが実に多いし、メタル愛もずば抜けている。

これはなんでなんだろう?って常々考えていたわけだが、先日、とある番組でスウェーデンにおける音楽教育の現状を伝えるトピックスが取り上げられていて、感心させられた。

その番組によれば、小学校の音楽の授業で、普通にHeavy Metal の楽曲が取り上げられ、中学では、バンドを組んでメタルソングをひたすら練習する実技授業みたいなものが存在するらしい。
日本で例えるなら、音楽の教科書にSMAPの楽曲が教材として挙げられているようなもんでしょ?これって。

ってことは、スウェーデンでは、物心ついた時からメタルが手の届く範囲で散らばっていて、何の偏見もなく接する機会が多いということだ。日本では考えられないことではないか。

まあ、おっさんも音楽全般を聴いているわけではないので、一概には言えないのだが、メタル愛を持つ自分としても、Heavy Metal は実にインテリジェントな音楽だと常日頃から想って接しているわけで、こういうのを聞くと、メタル信者として誇りに思うんだな。
別に、メタル至上主義ではないし、他のジャンルを下に見るなんてことは決してない。だからといって、信者を増やそうなんてことも思わないし、何かのとっかかりからメタルの深淵な世界に憑りつかれる輩がでてくるのが一番いいと思うし、手っ取り早い話、メタル好きになるには自分次第ってことでしょ!?

ほんでもって、メタルの入り口として今作を推薦しているわけではなくて、スウェーデンの懐の深さみたいなのをこのアルバムから感じ取っていただければいいのかな?他にもこういうバンドはたっくさんいるんですけどね。

このバンドはほとんどプログレです。
音楽的バックグラウンドとしては、プログレッシヴロック、フォーク、ブラックメタル、デスメタルの影響が見られるんですけど、これらをミックスしてどうなるかなんて想像できないでしょ?
ぜひ、ご自身の耳で確かめてみてほしい。

アナログ音の「陽」とデジタル音の「陰」(いや、どっちも陰かもしれない)が交互に目まぐるしく表情を変えていく。これをライブでどう再現するんでしょう?
アコギを横に置いといて、エレキギターから流れるように持ち替えるなんて絶対にできないわけで...。どうすんのよ。
ギタリストが二人いりゃあ、なんとかなるか。

特段メロディアスな楽曲をカマしてくるわけじゃないんだけど、二人のギタリストが奏でる暴虐性の旋律なんかは、WISHBONE ASHっぽいんだよねぇ。
ユニゾンになることはほとんどなく、お互い別々のノートを刻みつつ各小節をつなぎ合わせていく構築美。要するに、ツインリードであるからして、ブラック/デス界のWISHBONE ASH的な、ってわかります?

全カタログ追ってみたくなるから、聴いてみな。
って、おっさん、1st持ってないんだよなァ。聴いた方がいいかな?

① Advent
② The Night and the Silent Water
③ Nectar
④ Black Rose Immortal
⑤ To Bid You Farewell
⑥ Eternal Soul Torture



祝LOUD PARK 17出演!!
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
オーペスに手を出されましたか!。
このバンドは根っこはプログレなのにデスメタルっていうイメージからプログレ系のファンに敬遠されててもったいないなぁ~って思ってました。
このアルバムの頃はウインド・メタルとかフォーク・メタルみたいな呼び方をされてたと思います。
最近のアルバムはデスメタル要素がゼロなんでこちらもお勧めですが、1作目はデス系の耐性がないとちょっとキツいかも?、動画サイトで聴けるんで試聴してからをお勧めします。

ちなみにライヴDVD観た限りではライヴも凄いバンドです。

スウェーデンってそんな小さい頃から英才教育してたんですか(笑)、そしたらノルウェーならブラックメタル・・・ってそんな事はないですね。

* by 管理人
某音さんのご忠告通り、1stはダメそうなんで、やめときます。

プログレバンドだからこそデス/ブラック要素も取り入れる素養があるというニュアンスでつきあってます。