2017/11/15

IRON MAIDEN at 東京国際フォーラム 2000

行ってきました、2000/10/23、東京国際フォーラム。

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還ってきたぜ!!おかえり、ブルース・ディッキンソン(Vo)

ブレイズ・ベイリーのヴォーカルに失望したおっさんは当然、ブレイズ時代のメイデンのライブに足を運んでいなかったので、メイデンのライブは実に8年ぶりだ。
しかも、ブルースエイドリアン・スミス(G)が復帰しての来日公演。チケット争奪戦からチョー興奮したのであった。

2000年6月のフランスから始まったツアーは、ヨーロッパから北米に渡り、10月に日本にやって来た。

来日ルートは、仙台→東京(厚生年金会館)→横浜(パシフィコ)→東京(国際フォーラム)→大阪→仙台→福岡→東京(ZEPP TOKYO)。

仙台に2回も行っといて、名古屋はなし。なんとも不思議なルートである。

新聞告知を見る限り、厚生年金会館とZEPP TOKYOは追加公演だったんでしょう。おっさんの記憶にはまったくない。
ZEPPのオールスタンディングでメイデンを観ときたかったなぁー。

このツアーの様子は「Rock in Rio」で克明に記録されているので、そちらをお聴きいただくのが一番いいでしょう。

何より、ブルースの歌唱は見事の一言に尽きる。フェイク一切なしの超絶ヴォーカルに心を震わせられることしきりのライブだったのだ。

このツアーからギターが3人となり、音に厚みが出たのかちょっと気になって耳を澄ませていたんだが、まったくと言っていいほどよくわかりませんでした。

① The Wicker Man
② Ghost of the Navigator
③ Brave New World
④ Wrathchild
⑤ 2 Minutes to Midnight
⑥ Blood Brothers
⑦ Sign of the Cross
⑧ The Mercenary
⑨ The Trooper
⑩ Dream of Mirrors
⑪ The Clansman
⑫ The Evil That Men Do
⑬ Fear of the Dark
⑭ Iron Maiden

⑮ The Number of the Beast
⑯ Hallowed Be Thy Name
⑰ Sanctuary
2017/09/16

ACCEPT at 中野サンプラザ 2017

行ってきました、2017/09/14、中野サンプラザ。

今回のジャパンツアーは新作「The Rise of Chaos」発売前に告知されてチケットの販売が敢行された。

おっさんは何も考えずにイの一番にチケットを入手し、新作を待っていたわけだが、これで本当にいいのか、ちと不安になってきていた。
ACCEPTのライブはそれこそ新旧織り交ぜた上手いセットリストで楽しませてくれるので安心できるはずなんだが、新作を聴いてもいないのに勇み足だったかな?ってね。

で、ライブ約1か月前にようやく新作が聴けたわけなんだが、ホッとしたね。いい意味で何も変わらなかった。
ウルフ・ホフマン(G) はちょっとヘヴィ寄りになってるかな、なんてインタビューで答えていたが、本当に何も変わらなかったね。

今日で3作連続となるACCEPTのライブ。もういい加減行かなくてもいいんじゃねぇかと思いつつも、今日は過去の名作から何がチョイスされてるのかなと期待しつつ中野へと向かう。通勤帰宅時の中央線は激混みで本当に嫌気がさすな。中央線沿線にお住いのサラリーマン諸氏には頭が下がります。

今回、日本がワールドツアーの初陣になるわけでセットリストの予習もできん。このワクワク感たまらんね。と言いつつ、関西公演のセトリを見ちゃったけどね。


会場に入ってステージを見つめると、ちょっとびっくらこいた。

前回のツアーまでは、ステージ上に何も置かない飾りっ気のないステージでメタルをガンガンプレイしていたわけだが、今ツアーでは、ステージがメタルっている。張りぼての鋼板がわきを固め、ドラム台の後ろには巨大なバックドロップが垂れ下がっている。
なきゃないで漢気を感じていたのも確かだが、こういうのあった方が断然いいよね。

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定刻を6分ほど過ぎて暗転し、新作の1曲目を飾る①Die by the Swordのイントロがテープで流れ、メンバーが登場。大歓声に迎えられてショウがスタートです。

②Stalingradが始まりゃ更なる大歓声になること間違いなしでしょ。この曲はいつからメタルアンセムになったんだろうね?2曲目にしてすんごい曲をブッこんでくる

ほんで、クラシックタイムに突入し、
  ③ Restless and Wild
  ④ London Leatherboys
  ⑤ Living for Tonite


今回気になったのは、PAスタッフが下手くそだったことだな。⑤の冒頭で急に音量を上げてきやがってここまで小さくても各楽器のバランスも良好で聴こえていたのに音が割れるようになっちまった。ほんで、こういう微調整というか、大修整をこの後も数回やるもんだから、気になってしょうがなかった。そんなのリハーサルでやっとけよって思いました。

今度は新曲タイムで、
  ⑥ The Rise of Chaos
  ⑦ Koolaid
  ⑧ Analog Man
  ⑨ No Regrets


新曲が新曲じゃないのよ!!って意味わかんないでしょ。オーディエンスにすごく浸透してんのよ。すべてね。新曲が発表されたのは1か月前よ。ウルフが器用に繰り出す⑦のギターピロピロが始まっただけで大歓声があがんのよ、凄くない?それだけ人を魅了する曲を作るのに長けてるってことでしょ。新作の中でも地を轟かすヘヴィソングの⑨なんて、次回以降のメタルアンセムになること間違いなしよ。

  ⑩ Final Journey
  ⑪ Shadow Soldiers


ウルフのエモーショナルなギターソロが始まりゃ、途中からダークサイドへと突入し、⑫Neon Nightsに雪崩込むのはもうワンパターンになっちゃったな。もう鳥肌立ちません。

  ⑬ Princess of the Dawn
  ⑭ Midnight Mover
  ⑮ Up to the Limit


⑯Objection Overruled はおっさん知らないんだけど、ここでお決まりのギターvsベースの一騎打ちを入れてきた。これも毎回のことなんだけど、この曲に入れてくるのは新たな趣向で感心しました。いつものように4弦が6弦のギターに勝てるわけないでしょってコミカルに終えて曲を締めくくりました。カッコいいーーーーーー。

  ⑰ Pandemic
  ⑱ Fast as a Shark


ここまでで、時計は20時45分を指してました。

間をそんなに開けずにアンコールがスタート、
  ⑲ Metal Heart
  ⑳ Teutonic Terror
  ㉑ Balls to the Wall


時計は21時06分。2時間きっかりのライブをしてくれました。

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やっぱりライブはナマがいいよ。お腹で出してね💖って感じで。

最新ライブ作「Restless and Live」がそんなに熱狂するほどでもなかっただけに、本当に心配していた今回のライブだったわけだが、本物はやっぱいいよ。同じ空間でバンドの一挙手一投足を観ながらアドレナリンが噴き出す快感こそがライブだよ。
メタルミュージックに合わせてHMフォーメーションを繰り出す様は観てて鳥肌もんよ。BABYMETALのキレッキレダンスにももちろん萌えるんだろうが、アラ還暦連中が漢気丸出しで決めポーズをとる姿に感動しないわけないでしょ。よ!!いぶし銀。

メタルを好きでよかったと思えた一夜でした。

あと数作はこの路線でいってよね。また会いに行くからぁ~ん。
2017/05/20

MEGADETH w/ ANTHRAX at Zepp DiverCity 2017

行ってきました、2017/05/18、Zepp DiverCity。

MEGADETHは「Dystopia」ツアーで東南アジアから中国を経て日本へ、ANTHRAXは「For All Kings」でのKillthraxツアーで全米を廻った後に日本へとやって来た。

THRASH Big4の2/4がここ日本の同じステージで汗を流すことになるなんて、なんとも贅沢という前評判がタイミングよく発売されたBURRN!6月号にも巻頭カラー大特集でインタビュー記事とともに紹介されていたが、その通りだね。

東京公演は2日目が金曜日ということで、早々とソルドアウトになっていたが、おっさんが参戦した日も開演日前にはソルドアウトになっていた。

招聘元のH.I.P.による事前の告知では、スペシャルゲスト扱いのANTHRAXが55分間、ヘッドライナーのMEGADETHが95分間演奏することになっている。

ANTHRAXは2017年のヨーロッパツアーで、「Among the Living」を完全再現するツアーをやっていただけに、おっさんとしてはANTHRAXの単独追加もひそかに期待していたが、致し方なし。素直にBig4の2/4を全身全霊で受け止める覚悟で会場へと向かった。

当日は関東全域に落雷注意報が出されて、午後から予報通りに雷雨となった。

スラッシュ四天王を拝み倒すのに最高の雰囲気と言いたいところだが、電車が四方から入り込む首都圏の交通網を心配しながら自宅を後にした。

会場に着く前にダイヴァーシティ内にある吉野家で腹ごしらえをして会場へと向かう。
ダイヴァーシティはデート中のカップルもいるにはいたが、ほとんどがメタルTシャツを着飾った30代以上(いやほとんど40代以上か)のメタル野郎でごった返し、フードセンターはメタル臭でプンプンだったんで、おっさんは混雑を避けて、6階の吉野家へと迷わず行ったんです。当然、上位階ほど人がいないんで、ゆっくり飯が食えておススメですよ。

会場に入ったのは開場時間から40分を過ぎたくらいだったと思うんだが、ステージでは前座のTHE冠が熱いステージを繰り広げていた。当日は満員なもんで、会場入りしているオーディエンスは嫌でも観なきゃならん状態。
冠さんもファン心理をくすぐる熱いMCをしてくれて、こんなステージに立てることができたことをすごく感謝していました。面白いバンドでした。

ステージ変更もあっという間に終わり、定刻通りにIRON MAIDENの“The number of the beast”が大音量で流れ、ANTHRAXの登場を待つヴォルテージも最高潮に達する。

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くるぞぉーーー!!って息をのんだら、今度はTV「爆笑そっくりものまね」でお馴染みの“I can't turn you loose”。これが開幕の合図曲だ。
ファニカルな性格をも持ち合わせるANTHRAXならではの微笑ましい盛り上げ方じゃないか。

オーディエンスが面白おかしく盛り上がったところで①Among the Livingの大仰なイントロがテープで流れて、ヴァースに入るところでメンバーが登場してやっとこさプレイしてくれました。ちょっとテンポ遅いか?
それにしても、ジョーイ・ベラドナ(Vo) は唄がうまいなぁ。アルバム通りに唄えてんじゃん。なんで、バンドを離れる時期があったのよ、ってそんなことはどうでもいい、おっさんは80年代メタルを思いっきり楽しむべく大狂乱となっていたのだ。

②Caught in a Moshでも叫びまくります。
ここのライブハウスはバリケードが順々に据え付けられているのでモッシュピットなんか起こりようがないが、一部4-5人で廻ってる人は見かけたぞい。
フランク・ベロ(B) もいちいちカッコいいなぁ。ベースの音なんかほとんど聴こえないんだけど、アクションばっかで弾いてねぇんじゃね、みたいな感じで本当にメタル馬鹿なんだな。大きな口を開けて口パクしてる姿は凶暴なスティーヴ・ハリスといったところか。

③Madhouse

「Worship Music」から④Fight 'Em 'Til You Can't。ノリのいい曲なんだけど、アルバムの方がいいなぁ。
スコット・イアン(G) がジャランジャランとイントロをかますは⑤Breathing Lightning

ジョーイのアカペラでけん引されて⑥Efilnikufesin (N.F.L.)、こん時、隣にいたヒスパニック系のオネエチャンが盗み録音していたのをスタッフに見つかってやんの。小さかったけどマイクを頭上に上げりゃバレルでしょうに、ったく。うまくやっとけよ、って。
どっから来るのか知らんが、ヒスパニック系の上半身裸の野郎どもが多かったなぁ。

リズムをとるのが難しい⑦Blood Eagle Wings、この曲グルーヴィーかつムーディーで大好きナンスっ。自然に体が横揺れしちゃいましたん。

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⑧Antisocial
⑨Indians


時間は20時きっかり。55分の持ち時間をちょっと過ぎたのかもしれません。おっさんはこれで昇天。MEGADETHは後ろの方で棒人間として観ますわ。


20時40分になってようやくMEGADETHの準備が整いました。

バックドロップがぜんぜん降りてこねぇなぁって不思議がってたら、会場暗転と同時に“Prince of darkness”が鳴り響き、バックドロップではなく、そこにはアニメーションが映し出され、ロゴが形づくられていく。曲のデカさと映像が相まって、これカッコいいよ。

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スクリーンに映し出されるのは基本的にアニメーションなんですけど、シングルカットされていた曲はMVをそのまんま使ってました。

①Hangar 18
②Wake Up Dead

フランクとは違って、デイヴィッド・エレフソン(B)のベースは堅実ですねぇ。一音一音よく聴こえますわ。

③In My Darkest Hour
④The Threat Is Real

この辺でたしか、会場からグラミー受賞おめでとうのプラカードを貰ってご満悦のデイヴ・ムステイン(Vo/G)が見られました。

⑤Sweating Bullets
⑥She-Wolf

⑦Conquer or Die!に入る前、クラシックギターをつま弾くのはキコ・ルーレイロ(G)。MEGADETHのライブにこういうのいるかね?
けっこうキコをフューチュアした小曲が小ネタでこの後も入ってきました。本人が楽しそうだからいいか。でも、早くANGRAに戻ってね。

⑧Lying in State
⑨Trust
⑩Poisonous Shadows
⑪Fatal Illusion
⑫A Tout Le Monde
⑬Tornado of Souls
⑭Post American World
⑮Dystopia
⑯Symphony of Destruction
⑰Peace Sells


アンコールに入る前にデイヴがSOUNDGARDENのクリス・コーネルの訃報についてのニュースを会場に伝えだした。彼の声ほど美しいものはないとか、なんとか言ってたと思います。
そして、天にいるクリスに捧げると言って、⑱Outshined をプレイした。
感傷に浸るデイヴに静まり返りながらつきあっていた会場に畳みかけるように最後は⑲Holy Wars... The Punishment Due

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最後のデイヴのMCでは、クリス追悼を共有できてないオーディエンスにちょっと腹を立てていたようにも見えたんだけど、違います?ちょっと時間を過ぎちゃったんで、早く帰んな、って感じだった?
後日、BURRN!のライブレポートで確認しようかいな。

MEGADETHは大物感が漂う圧巻のライブで、セトリも完璧だったし、サウンドも凄く良かったです。さすが!!の一言につきます。


時計は22時15分、やべぇーー、帰れねぇ――、とっとと家路に着きましたとさ。
2017/04/11

AEROSMITH in 1998 Japan Tour

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行ってきました、98/03/09 東京ドームと98/03/14 横浜アリーナ。

「Pump」で頂点へと登り詰めた第二期黄金時代、「Get a Grip」でロック界の王者
としての揺るぎない地位を確立し、「Nine Lives」の出来はもうどうでも良かった。
とにかく、彼らのライブが観たい、ただそのことだけしか頭になかったはずである。

東京ドーム2デイズはあっという間にソルドアウトで、3/12の横浜アリーナ追加公演
も1時間で完売したそうだ。
ほんで、横浜アリーナを再追加するとは怪物バンドの人気がどれほどのものだった
かがご想像いただけるだろう。

東京ドームを逸早くゲットしていたおっさんも彼らの勢いに押される形で再追加も
ゲットしてしまった。

1回観りゃ充分だろって言われるかもしれないが、エアロのライブは毎日セットリス
トが違うというのが最大の魅力なわけだ。
骨子は当然同じだが、ちょくちょく違う曲を入れてくる。

以下は、違う曲を赤字で示した。
(日本ツアーは全部で7公演あったので、あまり意味はないですが...。)

と、まあこんな感じで、本編の入り方と終わり方は一緒なんだけど、アンコールは
てんでバラバラっていうんで、どんなサプライズがあるかもうわからんちんなんで
すよ。

3/14はジョー・ペリー(G)が2曲立て続けに唄ってましたか。
たしか、途中でPUFFYが出てきて紹介されてたような記憶が...。

ファンなら、何度も行きたくなるのがわかりますよね?

ただ、いち公演12000円越えのご時世では何度も行こうなんて気にならないし、東京
ドーム2デイズなんてそもそも組まれることもないだろうね。

3/09、東京ドーム3/14、横浜アリーナ
① Nine Lives① Nine Lives
② Love in an Elevator② Love in an Elevator
③ Falling in Love③ Falling in Love
Hole in My SoulSame Old Song and Dance
Livin' on the EdgeSeasons of Wither
⑥ Taste of India⑥ Taste of India
⑦ Janie's Got a Gun⑦ Janie's Got a Gun
Rag DollChip Away the Stone
⑨ PinkGet the Lead Out
⑩ Last Child⑩ Pink
Draw the Line⑪ Last Child
Falling OffOne Way Street
⑬ Stop Messin' AroundRed House
⑭ Kiss Your Past Good-Bye⑭ Stop Messin' Around
⑮ Sick as a Dog⑮ Kiss Your Past Good-Bye
⑯ Walk This Way⑯ Sick as a Dog
⑰ Nobody's Fault⑰ Nobody's Fault
⑱ Dream OnMama Kin
⑲ Cryin'⑲ Dream On
⑳ Dude (Looks Like a Lady)⑳ Cryin'
アンコール㉑ Dude (Looks Like a Lady)
What It Takesアンコール
㉒ Sweet EmotionFull Circle
Toys in the Attic㉓ Walk This Way
おわり㉔ Sweet Emotion
2017/01/27

JEFF BECK at パシフィコ横浜 2017

行ってきました、2017/01/25、パシフィコ横浜。

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いやぁー、懐古趣味にもほどがあるってもんで、今更なんだよって感じだが、おっさんにとってはジェフ・ベック(G)初体験である。死ぬまでに観ておきたいレジェンドをこの機に観に行ったっていうお話。
ジェフは過去に何度も観る機会があったんだろうけど、多くのレジェンドの死が毎年のように報じられるご時世、これを逃したらっていうのがあったのさ。

バンドメンバーは、ロージー・ボーンズ(Vo)、過去作「Flash」に参加経験のあるジミー・ホール(Vo)カーメン・ヴァンデンバーグ(G)、黒人ベーシストロンダ・スミス(Vo/B)、黒人ドラマーのジョナサン・ジョセフ(Drs)となっているが、誰も知らない。
最新作「Loud Hailer」で演奏している人はロージーカーメンのみで、この二人は前回2015年の来日時にはいなかったみたいですね。

この日は横浜アリーナでGUNS N' ROSES with BABYMETALがライブをやってるんで、帰りにJRで大群衆にぶつかったら嫌だなって思いつつ会場に向かうと、これからコンサートに行きますっていう雰囲気がまったくなくて、パシフィコで堅物の学会でもあるんかいなって感じ。
そりゃそうだろ、平日だし、ロック野郎丸出しのアダルトがそんなにいるとは思えなかったんで、その通りだった。

会場に入ると、意外にもファン層がかなり幅広いのに驚く。
階段を昇り降りするのもつらそうなお婆様が単独でいたり、20代と思われるカップルがいたり、中学生くらいの息子を連れた親子もいたりで、ほのぼのとした健全なオーディエンスにホッとする。圧倒的に50代以上の先輩方が多かったのはご想像どおりです。

ただ、後方を見渡すと空席が目立つ。8割くらいしか埋まってなかったんではないでしょうか?首都圏は東京2デイズだけで良かったんじゃない?

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定刻を10分くらいすぎると、ステージ下の袖にタンクトップ姿の外人のお姉さまがサーチライトのような物を担いで仁王立ちしているが、専属のカメラマンなんだろうと思って特に気にせずステージを見てると、メンバーがおもむろに定位置について何の前触れもなく①The Revolution Will Be Televisedがスタート。
すると、仁王立ちしていたお姉さんがゆっくりと会場内を歩き始めサーチライトを四方に照らし始める。
なんだ、コイツは、いまどき不法録音の取り締まりでもやってんのかと思いきや、サーチライトだと思ってたものが実はメガホンであって、それで唄い始めやがった。
あ!?あなたが、ロージー嬢ねって、きっと誰も気づかなかっただろうな。近くに来ても歓声をあげれずにゴメンね。知らないっていうのはアーチスト殺しだな。

何の飾りもなく1曲目がスタートしたが、誰も立ち上がらない。よかったぁー、大人ロックはいいなぁ~。
座ってじっくり聴き惚れてれゃいいんだなんて最高ーーーーー!!

そして、名作「Blow by Blow」からの曲②Freeway Jamがスタート。このツアーでは、「Blow by Blow」からは2曲しかやってくれないみたい。「Wired」からはなし。だから、キーボディストがいないのかもね。でも、この曲ってキーボード必要だったような気が。
セカンドギタリストのカーメンがその辺はフォローしてるんだけど、セカンドであっても音がデカい。ジェフ・アニキって優しいね。
で、このカーメンってたぶん女性なんだろうけど、超ショートヘアで容姿からだとイケメンのヤングガイにしか見えない。もしかしたら、海外で多い男役ですか?

ジャムセッションのような③Lonnie On The Move。ドラマーのジョナサンは手数が多いんだけど、腕だけで叩いてるんでHRしてないんだよなぁ。まあ、ジェフもそれは望んでないんでしょうから、これでいいんでしょう。でも、図体デカいんだから、全身で叩けよーーーって、ね。

④Live In The Dark⑤Thugs Clubロージー嬢の再登場。おっさんは、鼻が詰まったような歌い方をするアメリカンポップス系のオネエチャンの歌って苦手なんだけど、小さいカラダ(ぽっちゃりだけどね)で振り絞って唄う姿がかわいらしい。アニキの孫を応援するような微笑ましさがあるよね。

「Flash」から⑥You Know You Know。もう、じっと聞き惚れるしかないでしょ。
遠目でわからないんだけど、ジェフって、ピック使ってないみたいね。指だけであのアタック音を出せるって強靭な指してんなぁ。それにしても音色が綺麗だ。

きました、⑦Morning Dewジミーの登場。
ロッド・スチュワートの歌声に慣れてるものとしては、物足りないけどジミーも野太いいい声を持ってました。ただ、出で立ちがビューティフル・サンデイの田中星児みたいで、ぜんぜんロッカーじゃないんだよね。ま、いいか。
⑧A Change Is Gonna Comeジミータイム。

「JEFF BECK'S Guitar Shop」から⑨Big Block
「Blow by Blow」から⑩Cause We've Ended As Lovers

⑪O.I.L.では、ジェフが弁当箱ギターに持ち替えてのボトルネック奏法が聴ける。
⑫The Ballad of the Jersey Wives、こんな暗い曲、この歳でまだ演れるなんて、どんだけ若い気でいるんだ、アニキは。
全身でリズムをとって、はじけてみせるロージーもガンバレ――!!
⑬Scared for the Childrenでは、座り込んだロージーが物哀しげに唄うんだけど、後ろから抱きしめてあげたい。初めて聴く曲なのにジェフが奏でる音色の美しさと相まって涙が出そうだよ。

さあ、終盤へと至り、終わりが近づくよ。⑭Beck's Bolero

⑮Little Brown Birdから再度のジミータイム。
「You Had It Coming」から⑯Rollin' And Tumblin'
「BB&A」から⑰Superstition

最後はロージーキメてくれ、⑱Right Now。新作からの曲で締めくくるもんだから、あっさり終わりました。

アンコールは、⑲A Day In The Life。アンコールであっても、誰も立ちません。
これで終了、ドラマーも席を立ち、セカンドギタリストも肩からギターをおろす。でも、ジェフが演奏をやめない。バンドメンバーがジェフに視線を配り慌ててドラムに座り、ギターを肩にかける。そのまま⑳Going Downに雪崩込んで、ジミーもステージに急ぎ現れて歌い始める。
きっと、日本初日はこの曲をやるつもりなかったんでしょう。でも、調子が良かったんで、ジェフもプレイしてくれたんじゃないでしょうか。

最後はスタンディングオベーションになってました。

たまには、大人ロックもいいよね。

記憶が曖昧なんで、セトリが間違っていたら、どなたかコメントしてくださいね。