個別記事の管理2017-03-18 (Sat)
CradleofFilthCruelty_and_the_Beastalbumcover.jpg ★★★ JP盤

英国産エクストリームブラックメタル・バンドの3rdアルバム

ジャケットの絵は、貞子がバスタブに浸かっているわけではない。

今作は、血の伯爵夫人と呼ばれたハンガリー王国の貴族、エリザベート・バートリ(バソリー)を焦点にあてたコンセプトアルバムとなっている。バートリに関しては、ここでは詳細を書かないが、自身が犯した猟奇事件の裁判後に幽閉された部屋で死亡したのが1614年のこと。そのころ、日本では江戸幕府が開かれた後、徳川vs豊臣の戦端が切られた大坂冬の陣の時代である。

時代的なものを妄想するに、淀殿が大坂城の暗黒世界でトチ狂ってて、日々、侍女や誘拐してきた町人の娘たちをなぶり殺していたという感じだったのでしょうかね。

どなたか、バートリ夫人伝説を淀殿に置き換えて、エロチック・変態・耽美・官能映画として制作していただけませんか~?
淀殿を○蜜さんにと言いたいところですが、意外性で、石○さとみさんと綾○はるかさんを強く推します。真○よう子さんは既に脱いじゃってるんで、面白みがまったくないもんね。おっと、いけね。

2nd「Dusk... and Her Embrace」で日本デビューを飾り、堅物なおっさんをも魅了したCoFは、1997年12月に初来日を果たす。
行ってないのでその様子はわかりませんが、きっと興奮の坩堝と化した会場の様子を容易に想像できる。その余韻に浸る間もなくこのニューアルバムが届けられたという当時の状況だったんでしょう。

2ndでこのバンドがどういった進化を辿るのかを気にしていたおっさんは発売と同時にCDショップで手にしたのを今でも覚えている。
ジャケットのアーティスティック性といい、IRON MAIDENのカヴァーを聴いてみたいというのがオプショナルとして心を動かせたひとつのアイテムとなっていました。

前作よりも耽美性が強調され、作曲センスも磨かれていることは間違いなし。
月明かりの少ない真夜中に聴くのにもってこいの激烈音楽がここにある。

① Once Upon Atrocity
② Thirteen Autumns and a Widow
③ Cruelty Brought Thee Orchids
④ Beneath The Howling Stars
⑤ Venus in Fear
⑥ Desire in Violent Overture
⑦ The Twisted Nails of Faith
⑧ Bathory Aria:
    Benighted Like Usher
    A Murder of Ravens in Fugue
    Eyes That Witnessed Madness
⑨ Portrait of the Dead Countess
⑩ Lustmord and Wargasm (The Relicking of Cadaverous Wounds)
⑪ Hallowed Be Thy Name
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
これは今でもファンの人の間で人気の作品ですよね~。
ブラックメタルにしてはシンフォニックな新感覚の音で後から登場するバンドに影響を与えたと思います。

これの発売が1998年なんでもうすぐ20年という事実に気付くと驚きでジャケの人みたいな表情になってしまいそう(笑)・・・。

シンフォニックなのが苦手でもこれはホラーというか恐怖映画っぽいのとスラッシュ的な激しさがあるんで気持ちよく聴けます。

* by フライヤーズポンタ
20年ですか!
時が経つのは早いですね。

単なるデスヴォイスと違う独特な歌い方が好きですね。

ただただグロール一辺倒のデス系にはついていけません。

個別記事の管理2017-03-11 (Sat)
220px-Jawsodeath.jpg ★★ JP盤

独産パワーメタルバンドの2ndアルバム

マット・シナー(B)が自身のバンドSINNER以外で息抜きするサイドプロジェクトとして始動したんだと思うんだけど、デビューアルバム発表から間隔を開けずに2枚目が制作された。
ラルフ・シーパース(Vo)とやってみて、よほど手ごたえがあったのだろう。

前作「Primal Fear」では、ギタリストが一人だったので、GAMMA RAYのカイ・ハンセンに手伝ってもらっていたが、今作からは新たなギタリストが加入してダブルギター編成となっている。

だからってわけじゃないんだろうけど、ソリッド性が増してこれぞHMというアンセムソングをこれでもかってくらいに叩き付けられる。
SEも適材適所に効果的に使われてゾクゾクすること間違いなし。

① Jaws of Death
② Final Embrace
③ Save a Prayer
④ Church of Blood
⑤ Into the Future
⑥ Under Your Spell
⑦ Play to Kill
⑧ Nation in Fear
⑨ When the Night Comes
⑩ Fight to Survive
⑪ Hatred in My Soul
⑫ Horrorscope
 日本盤ボーナス

前作では、“Speedking”のカヴァーをやっていて、今作の洋盤ではRAINBOW“Kill the king”のカヴァーをやってるみたいです。
誰のチョイスか知らないが、リッチー・ブラックモアが大好きって音楽をやってないような印象なんだけど、リッチーってやっぱカリスマなんだろうなぁ。

そっちを聴いてみたい人は輸入盤をゲットした方がいいでしょう。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (0) * Trackback : (0) |
個別記事の管理2017-03-04 (Sat)
220px-Primalfear1998.jpg ★★ JP盤

独産パワーメタルバンドの1stアルバム

GAMMA RAYを脱退したラルフ・シーパース(Vo) とSINNERの親分マット・シナー(B)が組んだプロジェクトバンド。

ロブ・ハルフォードが脱退したJUDAS PRIESTのオーディションをラルフが受けていたことはあまりにも有名な話。

そのオーディションに落選した結果生まれたプロジェクトなのかどうかは知りませんが、この後もコンスタントにアルバム制作を続け、マットもこっちに本腰を入れるようになっちゃうんだから、二人のケミストリーは良好に作用し、相思相愛の絆みたいなのがこの時から芽生えていたんでしょう、きっと。

ただ、ライナーノーツを読む限り、実はラルフが接近したのはトム・ナウマン(G) の方であって、ついでにマットを誘ったというのが実話だったらしい。
想像とは勝手に解釈されるもんで、それを活字にしたものがインターネットで曝されるわけだから、実に信憑性がないものだとわかりますね。
他人の戯言を鵜呑みにするのは実に怖い。とくに、おっさんのこのブログ、ウソだらけだったりして...。

ラルフの元さやと独産バンドであるということで、いわゆるHELLOWEENフォロワー的なジャーマンメタルを想像しちゃいますが、どちらかというとACCEPT型の鋼鉄メタルです。

① Primal Fear
② Chainbreaker
③ Silver & Gold
④ Promised Land
⑤ Formula One
⑥ Dollars
⑦ Nine Lives
⑧ Tears of Rage
⑨ Speedking
⑩ Battalions of Hate
⑪ Running in the Dust
⑫ Thunderdome


なんと、ゲストミュージシャンとしてGAMMA RAYのカイ・ハンセン(G) がギターソロをプレイしている曲があります。

みんな、仲いいですね。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
私が知ってる感じだとプリーストに落ちたラルフさんを見かねてマットさんが声をかけた~みたいな事言ってるインタビュー読みましたけど、正確なところはちょっと分かりませんね。

ついでと言うには作曲能力あり過ぎなミュージシャンなんで大物が釣れたっていう感じでしょうか?。

そういえばシナーの方ももうすぐ新作が出るんで楽しみです。

* by フライヤーズポンタ
何れにせよ、マットもラルフもメタル界には居なくてはならない存在ですよね。
その二人が今後も鋼鉄魂を世に送り出し続けてくれることを願ってやみません。

さすが某音さん、SINNERの方もご所望とは。
SINNERはACCEPTの次にジャーマン鋼鉄軍団としては古い存在ですからね。
って、自分は1枚も持ってないんですが...。

個別記事の管理2017-02-25 (Sat)
poslightday.jpg ★★ US盤

スウェディッシュ・プログレメタルバンドの9thアルバム

最初に断っておきますが、おっさんはこのバンドに造詣が深いわけでもありませんし、3rd「The Perfect Element Ⅰ」と4th「Remedy Lane」しか所持しておりません。

5th「Be」がまったくダメで、それを手放してからそれ以降のアルバムにも食指は伸びずに今に至ります。
だから、どういう背景でこのアルバムが世に出てきたのかもさっぱりわかりませんし、では、なぜ買ったか?

それは、周囲の評判に他なりません。
発売前から売り手の宣伝もプログレメタルが帰ってきた云々で売り出してたし、発売後のカスタマーの反応も良かった。
そして、BURRN!のクロスレビューで最終確認することとしたわけだが、藤木先生(だっけ?)が75点をつけていて、一瞬買うのを躊躇った。

ダメだったら、すぐに手放せばいいやと思いつつ、アマゾンで買う好機を探していたが、輸入盤の割に2000円越えでしかも、ボーナスCD付きの2枚組しか流通していない。
ボーナスなしの通常盤が出るのを待ってたが、一向に出る気配がなさそうなので、タワーレコードを見たら、セール期間ということでアマゾンよりも安く、しかもCD1枚組と記載されているので、ようやく買えた。

手元に届いてビックリ。2枚組のスペシャルエディションじゃんよぉー。
まあ、配送料もなく、ほんのちょっと安く買えたんで良しとしよう。

聴いた第一印象は、藤木先生が75点を付けるのも是非に及ばずって感じでした。「ボクにはキツイです。」と文末で述べていたが、よーくわかります。

①On a Tuesdayの小刻みにリズムをつくりだすギターリズムが始まるや歓喜に包まれるわけだが、聴き進めていくうちに浮き沈みの小さいドラマに胸躍らない自分がいるんです。
PoSの魅力ともいうべき、圧巻の演奏力と突拍子もないリズム変換とスネアやタムかトムかどっちかわからんものとバスドラのリズムが合っていないかのような摩訶不思議なドラミングなどに新進気鋭のプログレメタル魂がこれでもかってくらいに展開するんですが、すべてが暗い。暗すぎる。

聞いた話によると、バンドのオーナーとも言えるダニエル・ギルデンロウ(Vo/G)が感染症によって入院を余儀なくされ、死の淵を彷徨った経験からダークネスアルバムが誕生したということだ。
健康に勝るものはなし。
それにしても暗いんですよ。バンド活動が再開でき、再度ツアーを廻れるという喜ばしい経験を踏んだ次作は逆に明るすぎる作品になるんかなぁ?期待しちゃったりして。

「Road Salt」シリーズ後にドラム以外のメンバーを一新して臨んだリメイク作品「Falling Home」からバンドメンバーは替わっていない。
ギルデンロウの絶望感をバンドメンバーは共有してるはずで、そのケミストリーは今作で発揮されていると思います。
だって、この陰鬱感をバンドアンサンブルで表現しますよってリーダーに言われたところで、なかなか着いていけないと思いますよ。

3rdと4thにあったような鳥肌が立つようなドラマ感はないかもしれないが、時間を忘れて聴き続けて71分も収録時間があったなんて思わせないマジックが存在します。

もう、ヘヴィロテですわ。

① On a Tuesday
② Tongue of God
③ Meaningless
④ Silent Gold
⑤ Full Throttle Tribe
⑥ Reasons
⑦ Angels of Broken Things
⑧ The Taming of a Beast
⑨ If This Is the End
⑩ The Passing Light of Day


で、ボーナスCDなんですが、どうも曲解説をしつつデモが収録されてるみたいなんですが、英語がまったくわかりませんので、全部聞いてません。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
前に言われてたコレ買われたんですね、試聴した感じではかなり良さそうなんで中古で出てないか探し始めました。

私も初期作品をBURRN!の当時のレビューにつられて買ったくらいで最近はスルーしてましたが、本当にこれは良さそうですよね~。

* by フライヤーズポンタ
どなたかのレビューでは、マリリオンの「Brave」並みに凄いらしいですよ。

個別記事の管理2017-02-23 (Thu)
2015_heading_east_anniversary_cd.jpg ★★★ GER盤

1990年11月の東京公演を捉えたライブアルバム

元々はVHSの映像モノとして出されていたもので、バンドデビュー25周年を記念してリイシューCDとして出されました。

GAMMA RAYのライブ盤はけっこう出ているし、そんなに希少価値があるわけではないんだが、そうなったのはカイ・ハンセン(G)がヴォーカルを兼ねるようになってからであって、ラルフ・シーパース(Vo) が専任ヴォーカリスト時代のライブは貴重だ。

とにかく、D2-⑥Heading for tomorrowを聴きたくて即刻買っちゃいました。

聴いてみて驚きましたよ。
ラルフの歌の上手さに。本当に凄い。
ラルフ時代のライブを体験したことがないから、猶更、ライブでもアルバム通りに歌いこなせているラルフに脱帽です。

さらに、音がいい。
各楽器のバランスと分離も良好で、ベース音がハッキリ聴き取れるのがいいね。臨場感抜群です。

実はおっさん、このライブアルバムを聴いて、PRIMAL FEARを追うことになり申した。
それまで、PRIMAL FEARなんか聴いたことなかったんですけど、タイミングよく新作「Rulebreaker」が出て来日もするっていうんで、急遽追っかけた次第です。

ラルフはただのロブ・ハルフォードそっくりさんではありません。

これ聴きゃわかりまっせ。

D1
① Intro
② Lust For Life
③ Heaven Can Wait
④ Space Eater
⑤ Free Time
⑥ Who Do You Think You Are?

D2
① The Silence
② Save Us
③ I Want Out
④ Ride The Sky / Hold Your Ground
⑤ Money
⑥ Heading For Tomorrow
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
E.A.Rレーベルから出た初期作品リマスターの流れで発売になったやつですね。

輸入盤にしても結構高かったんで1~2作目買い直しただけで続けて出たコレまで手が出なかったです。

ラルフさんはライヴの方が激しいんで良いライヴだと思います、動画サイトでも断片的に上がってたりして一層購入が遅くなりますね。

* by フライヤーズポンタ
この後の「Lust for Live」よりおすすめです。