2014/08/29

OPETH 「Pale Communion」

Opeth_Pale_Communion_album_artwork.jpg  US盤

スウェーデン産HMバンドの11thアルバム。

もはやデスでもゴシックでもエクストリームでもない。
プログレッシヴ・ロックである。

おっさんは最近になって周囲の評判のいい「Blackwater Park」から入った初心者なので、OPETHのことはよくわからない。周りの評価が高いから持ってなきゃダメかなと思って入ったまでである。そして、ピンと来なかったから持っている2枚はリストラ候補になっていた。

そんな中、タワーレコードで新譜を視聴してみたら、なかなかに良かった。

キーボード(これオルガン?)から70年代ブリティッシュロックの香りをプンプンと漂わせながら曲がスタートする①Eternal rains will come、イントロが過ぎると物哀しいピアノがリズムを刻み、やわらかいギターの音色がメロディーを奏でる、非常に心地よい風だ、歌メロにはデス声もダミ声もなく普通に唄っている、OPETHっていつからこういうバンドになってるの?③Moon above, Sun belowはタイトル通りに陰陽の抑揚がついた曲と言えるでしょう、デスヴォイス的(ただのガナリ声)なものも若干感じられます、このバンドって結構ベースが曲表現の担い手になってるんですね。④Elysian woesはアコースティックギターに乗せて歌メロが入ります、なんかJETHRO TULLっぽく牧歌的だが陰鬱さも併せ持つ曲。⑤Goblinは曲展開が大袈裟でないインスト曲。⑥Riverはアコースティックギターで明るく曲が始まります、曲の内容はわかりませんが、川のせせらぎを感じなくもない、中間部のギターソロから曲の印象がガラッと変わります。⑦Voice of treasonはサスペンス映画かホラー映画のような雰囲気があるなぁ。⑧Faith in the othersは寒々とした暗~い印象を持った曲かな。

全体的に慟唖の攻撃性や静と動の起伏が少なく、平坦に聴こえてしまうのはおっさんだけでしょうか?もっともっと聴きこむ必要があるアルバムだなぁ~。

OPETHに何を求めるかで聴く印象が変わってくるんじゃないでしょうか。このアルバムで、おっさんはOPETHをリストラする必然性がなくなりました。もっと聴き込んで、少しでも魅力が理解できるように努めたいと思います。