個別記事の管理2015-02-14 (Sat)
Blindguardianbeyondstandard_638.jpg ★★ US盤

ジャーマンメタル・バンドの10thアルバム。

ファンタジック世界をメロパワに乗せて壮大なクワイアを使うことで様々な情景を思い浮かばせる彼らの独特な音楽世界は00年代に入って、ファンの期待に応えられないでいた。
7th「A Night at the Opera」は、おっさんはリストラした。
8th「A Twist in the Myth」は、まあまあ彼らの良さが戻ってきつつあった。
9th「At the Edge of Time」は、完全に期待に応える内容であって、今作も大いに期待して発表を今か今かと待った。

うーん、何かを伝えるのに物凄く難しい作品だ。
曲展開が複雑とか、歌詞世界が小難しいとか、そういう類のものではない。
悪くない、決して悪くない。彼らの音世界であって、充分期待に応える内容だと思う。

でも、なんだろ?もう何回聴いたかわからんが、胸がすっきりしないんだな。

皆さんはどうですか?
クワイアに凝りすぎた結果、彼らの個を消してるように思いませんか?
パワフルなハンズィ・キアシュ(Vo)の歌メロが大合唱に埋もれてません?合唱コンクールじゃないんだからさ。
バンドプレイもなんか脇役であって、オーケストレーションの方が完全にメインになってません?ライブの時、どうすんのさ?

まあ、曲自体は彼らがつくるファンタジックワールドそのものであるからして、もっと聴きこむとしますかな。

教会で催されるミサのようなクワイアが何人編成の合唱部隊だか知らんが、荘厳に合唱してるとバンドが奏でるリズムとともに男気コーラスが被さってきてハンズィがイントロの最後でスクリーム、①The ninth wave が高らかにスタート、歌メロはほぼすべてがクワイアなんじゃないかと思うくらいハンズィの歌にことごく被ってくる、盛りすぎじゃね?②Twilight of the gods は、メロパワ特有のリフを持ったメタル曲なんだが、ここでもコーラスが雄大、アンドレ・オルブリッチ(G)が繰り出すギター音は彼特有のギュインギュインで相変わらずいいフレーズを生んでるんだから、もっと際立たせる音作りにしても良かったのに。④At the edge of timeでは、フルオーケストレーションが聴ける、これもう完全にクラシック歌曲だな。⑤Ashes of eternity のリフワークは素晴らしい。⑥The holy grail は過去にも聴いたことあるようなパワメタソング。⑦The throneでは、ギターとオーケストレーションの共存共生といった感じだな。⑧Sacred mind、やっとガッツポーズを振り上げたくなるメタルソング、ハンズィのしゃがれシャウトが決まってます、こういう時に限ってコーラスの雄大さが弱くなっちゃってるんだな。⑨Miracle machine は、ピアノのメロディにハンズィのパワフルヴォイスが乗り、もちろんクワイアが合いの手を入れる美しい曲。⑩Grand parade は、最後の曲にしては物足りなさを感じてしまう几長な曲、ひょっとすると、クラシック発祥国のヨーロッパ人的には涙涙の曲なのかなぁ~。

なんだろな?メリハリがないっていうか、起伏が激しくないんだよね。オ!? っと思わせるものはあるが、胸躍らすものがないんだな。

2015/06 に久々の単独公演が決まっている。
どうしよっかな?セットリストを見てから決めよっと。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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