個別記事の管理2015-02-17 (Tue)
Led_Zeppelin_-_Led_Zeppelin_III (1) ★★★★ 94リマスターJP盤

イギリスが生んだ怪物バンドの3rdアルバム

Led Zeppelin」「Led ZeppelinⅡ」と立て続けにHRの神髄のような超新星アルバムを世に送り出して、自分たちのルーツを今度は静かなるものへとフォーカスした結果、フォークのような世界観に仕上がっている。

決して単なるフォークで終わるわけもなく、彼らの繰り出す音世界は怪物そのもので、70年代に繰り広げられたブリティッシュHRのすべてがここに詰まっているように感じます。

ごついギターリフと打点音のドでかいドラムリズムが並行して刻まれて始まる①Immigrant songロバート・プラント(Vo)の“アアア~ッ、Aah”という叫び声が2回聴こえるとタメの利いた歌メロへと入り、このテンポを維持し続けるのは難しいだろうと思いつつよく聴いてるいと、ベースも縦横無尽にゴロゴロ廻っている、単純なHRなのに聴くのに疲れる曲だ。今度はアコギによる妙なメロディで始まる②Friends、オーケストレーションに彩られ、ロバートは終始高いキーで歌メロを紡ぐ。間髪入れずに可愛いギター音が聴こえてきて③Celebration のスタート、何本ものギターパートで録音されている。④Since I've been loving you は、セクシーなギターフレーズがジョン・P・ジョーンズ(B/Key)が弾くオルガンの音に彩られてギターソロの独演会となる、ロバートの絶唱も鬼気迫るものがある超絶ソング、ジョン・ボーナム(Drs)の叩くドラミングも尋常的ではない怪物ぶりを見せつける。⑤Out on the tiles はノッケからリフリフリフの耳に残るフレーズの多いHRソング、このリズムもプレイするの難しそうだなぁ。アコギがシャリシャリとリズムを刻みながら始まる⑥Gallows pole、徐々にテンポが速くなり、バンジョーやマンドリンがジャカジャカ鳴らされて、もうなんだかよくわかんないのに体が自然と揺れるフォークソング、いや、70年代ブリティッシュHRを代表する名曲と言い切りたい。⑦Tangerine はムーディな歌メロなんだけど、ジミー・ペイジ(G)が奏でるモワンモワンとした音作りにスピリチュアルなものを感じる。⑧That's the way は子守唄のような世界観、奥行のあるエコーの利いたギター音もジミーが音の魔術師と言われることがよくわかる。⑨Bron-Y-Aur stomp はアコギで繰り広げるフォーク/カントリーソング。⑩Hats off to (Roy) Harper は、エフェクトで震えるような歌声を作り出し、あとはジミーのスライドギターだけが進行する音遊びのような曲。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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