個別記事の管理2015-03-31 (Tue)
220px-Dark_Side_of_the_Moon.png ★★★★ US盤

プログレッシヴ四天王の5thアルバム。

前作「Obscured by Clouds」は映画のサントラなんで、オリジナル・スタジオ作には含めてません。なんで、「More」と「Ummagumma」も似たような理由で入れてません、悪しからず。

3rd「Atom Heart Mother」では、オーケストラを大胆に使ったり、各メンバー各々が自由に曲を書いたものを入れ込んだ焦点が絞れてないアルバムを作っていた。
4th「Meddle」でも同様に各メンバーが好き勝手にやってるようなところがあるものの、アルバム全体の流れのようなものがあり、大作“Echoes”で音楽をアートとして昇天させる世界観は見事だった。

おっさんは、なかなかついていけなかったが、この5thは万人受けするアルバムコンセプトになっているに違いない。
これなら、理解できる。

実験的であることに変わりなく、SEがどこかしこに出てきて散在されているのだが、アルバムの流れに完全にマッチしているのである。
わかりやすいからこそ、爆発的に売れたんでしょうね。

メタルとはほど遠い音楽性ですが、この世界観には圧倒されるはずです。

心臓の鼓動がリズムを刻み、色んなSEから人の叫び声が聞こえ、喧騒とは真逆のムーディーなメロディーが流れる①Speak to me~Breath、冒頭から傑作の予感で鳥肌が立つ、歌メロが終わると正確無比なドラムカウントに様々なSEが乗る②On the run がスタート、頭がおかしくなりそうだ。今度はチャイムや目覚まし時計がやかましく鳴る③Time、もうなんなのよ!!デイヴィッド・ギルモア(Vo/G)が野獣のように唄い、ゴスペルのような女声コーラスが彩られる、さながら、美女と野獣じゃん。教会で懺悔するかのような優しいピアノが聴こえてくる④The great gig in the sky、ここでもゴスペルシンガーのようなコーラスで盛り上げる、「おー、神よ。我が犯した罪を許し給え」ってか。ガラッと変わって、レジの音がリズムを刻むファニーソング⑤Moneyが始まる、今度はサックスだ。⑥Us and themの冒頭はオルガンだ、ここでもセクシーでムーディーなサックスが聴かれる、歌メロとコーラスの強弱の対比が壮観だ。インストの⑦Any colour you likeでは、シンセが縦横無尽に音を紡ぐ。⑧Brain damageからはロジャー・ウォーターズ(Vo/B)がヴォーカルを取る、彼らしいセリフを読むかのような歌メロが続く。メドレー形式で⑨Ecripseが始まり、大団円を迎えて、心臓の鼓動で終わる。

おっさん、フロイドはこれだけでいいや。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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