個別記事の管理2015-04-08 (Wed)
dplijap.jpg ★★★★★☆ JP盤

Machine Head」を発表した後の72年8月、初来日の模様を捉えたライブ

誰もが口を揃えて超名盤と語ることでしょう。
ライブアルバムとしてこれを超えるアルバムは出てこないんじゃないだろうか。

メンバー同士のインタープレイによるスリルあふれるパフォーマンス、緊迫感がスピーカーを通して伝わってくる臨場感、音も最高。

DEEP PURPLEを語る上では、このライブ盤ははずせないのだが、なぜか?
それは、たぶん音がいいというところに尽きるんじゃないだろうか?
パープルのオリジナル盤は最悪の部類だと思われるほどに音が悪い。でも、曲がいい。
そんな背景があってのことだろう、このライブ盤はオリジナルの曲を最高の音質で聴けるようになったことの喜びがまず先にくるのではないだろうか。
だからこその名盤なんじゃないだろうか?

伝説のライブであるからこそ、リイシュー、リマスター盤が次々と出てくる。
おっさんは、パープルマニアではないから旧盤の音質で充分満足だし、アンコール曲を聴けなくたっていい、コンプリート盤まで手を出す気にはなれない。

つい最近、2014年にアンコール曲も含めた2枚組のリマスター盤が発売された。
うたい文句としては、スピーカーから聴こえる各メンバーの立ち位置をコンサート通りに正しく直した上で、リマスターしたとある。
おっさん、その場にいたわけじゃないし、音も今のままで満足してるんで手を出しませんでした。

大阪と武道館でのライブの継ぎ接ぎなんで、曲間で歓声がフェードアウトする場面がありますが、ライブの緊迫感が凄すぎてぜんぜん違和感を感じずにトータルのつながりのあるライブのように楽しめます。

① Highway Star
② Child in Time
③ Smoke on the Water
④ The Mule
⑤ Strange Kind of Woman
⑥ Lazy
⑦ Space Truckin'


②Child in time の緊張感なんて、オリジナルより何百倍も魅力アップしてんぞ。④The muleでのイアン・ペイス(Drs)によるドラムソロは意外にもその長さを感じさせない、メンバーが言うように、ペイシーのリズム感はタイトで完璧だよね、ロジャー・グローヴァー(B)グレン・ヒューズに負けてないじゃんっていうベースプレイがはっきりと聴き取れる。⑤Strange kind of womanでのギターとヴォーカルの掛け合いが凄いのなんのって、イアン・ギラン(Vo)の声がカエルみたいな音で、まるで楽器だな。⑥Lazyでのキーボードソロも聴きこめちゃうね、まばらな手拍子が日本人らしくていいじゃないの。

クラシック演奏会かと勘違いするかのような静寂なオーディエンスが曲をじっくり聴いて、曲終わりに大歓声がやってくるという海外の人曰く、礼儀正しい日本のオーディエンスの様子もしっかり伝わってくる内容から、このライブ盤が神格化される所以ではなかろうか。

これを実体験できた先輩方が羨ましくてならない。
こんなライブを体験してみたいからこそHR/HMを聴き続けているんだ。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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