個別記事の管理2015-04-13 (Mon)
220px-Rainbow1995.jpg ★★★ JP盤

リッチー・ブラックモア(G)のセルフバンドの8thアルバム。

おっさんがリッチーに出会ったのは1990年発表のDEEP PURPLE「Slaves and Masters」である。
ジョー・L・ターナーが唄う大人のパープルに心躍らせた。

音楽ビジネスは実に多彩なことが起こる。
パープル周辺の歴史を辿るともうなんだかよくわからない。
リッチーを中心にひも解いてみよう。

リッチーがセッションプレイヤーとして働き始めたのが1963年。THE OUTLAWS というバンドに所属していたらしい。
DEEP PURPLEに加入したのが1968年。
第一期、第二期、第三期とメンバー変遷の後、自身が脱退し、1975年にRAINBOWを結成。
RAINBOWでの歴代ボーカリストは、ロニー・J・ディオグラハム・ボネットジョー・ターナーであった。
そして、突如、1984年に第二期DEEP PURPLEを再結成。
やっぱりイアン・ギランとはうまくいかずに、1990年のジョー版パープルということになるわけである。
でもって、再度自らパープルを去り、1994年にRAINBOW再結成へと走り、このアルバムが誕生したわけだ。
最終的に、このアルバムを最後にリッチーはHR/HMの世界から去っていくことになる。

稼げるであろう第二期パープルを脱退してまでもやりたかったRAINBOWってなんだ!?ということで、当時ものすごく話題になったアルバムなのである。
まあ、パープルファミリー誇大宣伝広告塔BURRN!を読んでれば、誰しも注目せざるを得なかったわけだが...。

バンドメンバーは、ドゥギー・ホワイト(Vo)ALICE COOPERのメンバーだったグレッグ・スミス(B)ジョン・オライリー(Drs)ポール・モーリス(Key)である。
こういう人たちって、マネジャーかプロデューサーが探してくるんですよね?

軽快な昇降リズムのギターリフを持つ①Wolf to the moonが1曲目、ドゥギーのヴォーカルは決して力強いわけではないが、癖のないまっさらなジョーと言ったところか。②Cold hearted woman は、縦揺れとも横揺れともとれるリズムが心地よい。どこか妖しいムードが漂う③Hunting humansジョンが一生懸命タイトなリズムをキープしようと頑張ってるのが手に取るようにわかる、そうじゃないとクビになっちゃうもんねー。④Stand and fightでハーモニカが鳴ってるが、これメンバー以外の人が吹いてるみたいよ。妖艶な曲⑤Ariel では、キャンディス・ナイトの美声に酔いしれましょう、彼女はメタラーにとっては、オノ・ヨーコみたいな存在になるのかね?⑦Black masqueradeでは、キーボードが活躍してます、中盤のフラメンコギターも聴きごたえあり。ここで⑩Still I'm sadを再録する意味がまったくもってわからん。⑪Emotional crimeは日本盤ボーナス。

リッチーは2015年に御年70歳を迎えます。
コージー・パウエルが去り、ディオもこの世にいない。
パープルソングを再録したデイヴィッド・カヴァデイルと何かしてもらおうか?

もう、こっちに戻ってこなくてもいいよね?
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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