個別記事の管理2015-05-16 (Sat)
220px-Thin_Lizzy_-_Night_Life.jpg  JP盤

アイリッシュHRバンドの4thアルバム。

ここからバンドメンバーが大きく替わり、ツインギターを擁して、よりHR色が濃くなっていく。

ギタリストは当時23歳でアメリカ人のスコット・ゴーハム(G)と当時18歳でスコティッシュのブライアン・ロバートソン(G)という若手が起用される。
この時、フィル・ライノット(Vo/B)が25歳だから、ブライアンの起用はかなり思い切ったことだったんじゃなかろうか。

ツインギターと聞いただけで、メタルファンは触手を伸ばしてみたくなってしまう。
正直、おっさんは、BURRN!誌の大野奈鷹美先生がいくらべた褒めしたところで、長いこと無視し続けた。
原因は、見た目である。だって、フィルのアフロがメタルなの?って。

聴いてみると、アイリッシュがいいんだ。すごく心地いい。
見た目で人は判断しちゃいけません。

前作「Vagabonds of the Western World」でも聴かれたアイリッシュ的なシャッフル系のまろやかなメロディで始まる①She knows、ツインリードも美旋律を奏で、歌謡曲と言ってもいいような雰囲気がたまらない。②Night life も雰囲気はまったく同じ。③It's only moneyで、メタル系のツインギターによるリフが炸裂。④Still in love with you でのリードギターはゲイリー・ムーア、甘い甘い曲で、スコティッシュシンガーのフランキー・ミラーとのデュエットソング、この曲、第二期JEFF BECK GROUPにいたボブ・テンチもカヴァーしてるって知ってました?⑥Show downでのギターソロって、すごくゲイリーっぽいんだけど、デモではゲイリーが弾いてるみたいだから、どっちかのギタリストがゲイリーを真似たんだろうな、きっと。⑧Philomena のブリッジでの大らかなメロディなんて、モロ、アイリッシュ民謡かスコティッシュ民謡なのか、以後のアルバムでも多く聴かれる美旋律です。⑨Sha-la-laでは、ベースとツインギターによるマシンガン・リフが炸裂。⑩Dear heartでは、オーケストレーションが聴けます。

いい曲いっぱいあるけど、まだ過渡期のアルバムってことで、ここはひとつ...。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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DEAR HEART泣くしかない * by グラハムボネ太郎
この頃のTHIN LIZZYって本当に泣ける。今聴くともはやハードロックでも無いって思えます
けど、私はこのアルバムからラスト作品まではどのアルバムも気に入ってます

さすが * by フライヤーズポンタ
ボネ太郎さん、ありがとうございます。

さては、ボネさんはメロディ重視派ですね。
それにしても幅広い音楽をお聴きになっている様子には、畏れ入ってます。