個別記事の管理2015-05-19 (Tue)
The_Gary_Moore_Band_Back_On_The_Streets_Album.jpg ★★ JP盤

73年に「Grinding Stone」というバンド形式のアルバムを出していたが、ソロみたいなもんなんで、このアルバムは2ndソロ作ということにしよう。

ゲイリー・ムーア(Vo/G)のキャリアを振り返ると、実に色んなことをやっていたことがわかる。
もっとも力を入れていたのがイマイチはっきりしないが、ギター小僧であったことは確かで、実に人情味あふれるギタープレイでファンを魅了していた。
HRオヤジの時は日本びいきの人だったが、ブルーズオヤジになって以降は、捕鯨問題を持ち出して、大の日本嫌いの人になっていたのはショックだった。

【脱線注意】
クジラ食って何が悪い。きっと、クジラを食べることが問題じゃないんだな。捕獲の仕方に問題があるんだろう。クジラを牧場で飼って、できた赤ちゃんを肥育してから、苦痛を与えずに殺せば許されるんだろう。そんなの現実的にできっこない。だって、マグロが大量死してしまうほどの水族館技術しかない日本だぜ。でも、クジラを食べる必然性を感じない日本人の方が圧倒的多数なんだろうな。

ゲイリーはそもそも、SKID ROWでデビューし、そこでフィル・ライノット(Vo/B)と出会い、COLOSSEUM Ⅱを経てからソロキャリアへと進む。
なので、本作では、これまでのキャリアのすべてを詰め込み、多彩な音楽性を披露するアルバムとなっている。
逆に言えば、統一感のない散漫なアルバムだが、ゲイリーの魅力を簡単にわかろうとするには手ごろなアルバムであるということもできる。

参加ミュージシャンは、THIN LIZZYからフィルブライアン・ダウニー(Drs)、COLOSSEUM Ⅱで一緒だったジョン・モール(B)ドン・エイリー(Key)、あとはサイモン・フィリップス(Drs)である。

①Back on the streetsゲイリーの代表曲となるもので、イントロの速弾きがトリルかタッピングか区別がつかないが、疾走感のあるHRソング。②Don't believe a word はTHIN LIZZYのカヴァーでちょっとテンポを落としたムーディーなヴァージョンとなり、ゲイリーフィルが分け合って唄ってると思うんだけど...。③Fanatical fascistsフィルが作曲した曲で、ほとんどTHIN LIZZY調。フラメンコ調のイントロを持つ④Flight of the snow moose は前半がキーボード主体のフュージョンで、サイモンのドラミングが凄くタイト。⑤Hurricane⑦What would you rather bee or a wasp もフュージョンのインストゥルメンタルソング。⑧Parisienne walkways は、フィギュアスケートですっかり人気曲になりましたね、こっちは歌入りですよ。

うーん、これだったら、フィルとの共演を聴く必要がないならば、COLOSSEUM Ⅱの「Strange New Fresh」を聴いてた方がいいかも。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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