個別記事の管理2015-05-24 (Sun)
220px-The_Scorpions_LatFS.jpg ★★ US盤

独産HRバンドの9thアルバム

正直に言おう。
おっさんは、このアルバムが苦手である。

世間一般では、SCORPIONSの傑作中の傑作と言われることもある名盤で、大ヒットを記録したアルバムとしても有名。
なのに、おっさんはピンと来ない。おっさんの耳はこんなもんなのである。

アメリカ征服に向けて、洗練されたHRを作るようになった彼らは、このアルバムでさらにその手法を研ぎ澄まさせた。
緻密にアルバム制作に取り掛かったであろうと思われる節が見て取れるかのような作りだ。
まったくもってして、スキがないのである。だから、一般受けする優れたアルバムなんでしょう。

相変わらずギターオリエンテッドで、クラウス・マイネ(Vo)も唯一無二のうまいヴォーカル技を魅せ付け、哀愁を帯びたメロディも忘れない。
こんな良質なアルバムのどこが苦手なのか?

おっさんは、SCORPIONSの暴虐性が好きなんだ。デスメタルと勘違いしないでね。
クラウスの喉が張り裂けんばかりに張りあげる高音ボイス、ルドルフ・シェンカー(G)の耳を劈くリフの応酬、などなどがおっさんの心に響いていた。
それが、大衆受けするためにすごく丁寧になっちゃってるところが苦手なんだろう。
別に嫌いじゃないし、良質なアルバムだと思うが、「Blackout」と比較すると、評価は2スターになってしまう。

いきなり、エディ・ヴァン・ヘイレンかと思っちゃうかのようなギターリックが轟く①Bad boys running wild、キターー!!と思いきやミドルテンポの普通のHR、サビのコーラスなんかライブ受けするように考えたんだろうな。今度こそルドルフのカッティングが冴えわたるリフがイントロの②Rock you like a hurricane、あれ?超有名曲なのに、これもミドルテンポですか?これもっとテンポ速くすれば、もっとインパクトのある曲にならないかな?でも、マティアス・ヤプス(G)のギターソロはカッコいいなぁ、真似したギターキッズも多くいたことだろう。③I'm leaving you⑥Big city nights とか⑦As soon as the good times roll なんか、モロAORソングだよなぁ。出たーーー、彼ら得意の子守唄④Coming home、と思いきやテンポの速いHRへと大変身。⑤The same thrill はギンギンのギターソングで、合いの手なんかACCEPTかと思っちゃうよ。⑧Crossfire はおっさんのフェイヴァリットソング、これだけのために聴いてるアルバムとも言えるかも、マーチングドラム風のリズムで起承転結のある曲構成も大好きです。そして、スコピのバラードの中で最も秀逸なバラードと言われている⑨Still loving you、うーーーん、そうかい?クラウスの歌唱は物凄く芝居がかってて雰囲気が出てますが、スコピ史上最高かなぁ?

なので、2015年に発表された、世間で評価の高い新譜「Return to forever」を買おうという気が起きない、おっさんでした。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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人ってそれぞれですねぇ * by グラハムボネ太郎
私はこれと前と後という3作がどれも好きです。で、どれを聴こうか迷うと『WORLD WIDE LIVE』を引っ張りだす次第で

危険なお誘い * by フライヤーズポンタ
ボネさん、そんなお誘いもうやめてぇ~。

そのライブ買いたくなっちゃったでしょうがぁぁぁぁぁ。

もう、罪な人ねぇぇぇぇぇぇ。