2015/12/05

ICED EARTH 「The Glorious Burden」

220px-TheGloriousBurden.jpg ★★ JP盤

アメリカンパワーメタル・バンドの7thアルバム。

過去の戦争をテーマとしたアルバム。
コンセプトアルバムではなく、テーマアルバムであって、戦争逸話を歌詞に取り上げているが、各曲はそれぞれ独立している。

ここから、元JUDAS PRIESTティム・オーウェンズ(Vo)がヴォーカリストとなる。
プリーストでのティムをけっこう気に入っていたおっさんは、このアルバムを待ちわびた。
ティムの歌唱を聴きたかったのと、戦争活劇が繰り広げられるアルバムということで、早く聴きたくてしょうがなかった。
どんなドラマティックなアルバムになるかが気になったわけである。

結果から先に言うと、手に汗握る展開の壮大なドラマ性はなく、淡々としたものだったなぁー、って感じです。
そうは言っても、曲構成のこだわりは相変わらずのもので、ブランドイメージを壊すことなく、曲中に起伏はちゃんとある。そこは、素晴らしい。
でも、もっと派手にやってほしかったなぁ、って気分。

アメリカ盤の1曲目は“The Star-spangled banner”から始まるらしいが、邦盤は①Declaration day からスタート、1曲目にしては淡々とした流れなんだよね、分厚いコーラスもあるんだけどなぁ。②When the eagle cries もアコギで静か目にイントロが始まるもんだから、エンジンに火がつかないんだよなぁ、曲単体でみるとムード抜群の曲なんだけどねぇ。③The reckoningでファストチューンが炸裂、ティムの歌唱はロブ・ハルフォードが高音域を唄う時みたいな感じ。④Attila のイントロでは、大仰なコーラスが聴かれるが、曲に入るとオーソドックスなHMソング。⑤Red baron/Blue maxでは、このバンドらしいスラッシュ寄りのリフを多用。⑥Hollow manでは、アコギとエレキの対比による静と動の振幅が見事。⑧Waterloo は、米盤には入ってないな。⑨The devil to pay から⑪High water mark は組曲大作“Gettysburg (1863)”で、通しで31分もある、ここのイントロがアメリカ国歌なんだな、オーケストラを大々的に使って壮大な曲作りをしてるが、あんまハラハラしないんだよね、不感症なのかなぁ?途中で“When johnny comes marching home”や“Dixie”などお馴染みの曲が挿入されていきます、米軍人が聴くと悶絶しちゃうのかもね。⑫Greenface⑬When the eagle cries (Unplugged) は邦盤ボーナスで、⑫は米盤では5曲目に組み込まれています。

米盤の方がきっと、印象が違ってくるはず、本当か?