2015/12/12

GAMMA RAY 「Land of the Free」

220px-Land_of_the_Free_(album)_cover.jpg ★★★★★ GER盤

ジャーマン・パワーメタルバンドの4thアルバム。

おっさんは、こういうアルバムを待っていた。

この手のアルバムだったら、BLIND GUARDIAN「Imaginations from the Other Side」の方が1ヵ月ほど先に発表されているわけだが、元HELLOWEENのカイ・ハンセン(Vo/G)が作り上げたものだからこそ、尚更待っていた。

HELLOWEENファンの中では、カイ派か、マイケル・ヴァイカート派かなんかよく耳にするが、実はおっさんは、どっちがどういうタイプの音楽を作り出しているのか、よくわかっていない。
正直、どっちでもいい。
1st「Heading for Tomorrow」でおっさんの琴線に触れたアルバムを作り上げたカイの渾身のコンセプトアルバムは即買いだし、あの、マイケル・キスクとBLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュもゲスト参加してるとあっちゃあ、買わない訳にはいかないのである。

ただ、ラルフ・シーパースが脱退し、カイ自身がリードヴォーカルとなることのみが不安要素であったが、聴いて安心、問題なかったのである。

1曲目はファストチューンではなく、爪弾き系から①Rebellion in dreamland がしっとりと始まり、徐々に盛り上がりをみせていく、雄大なコーラスも勇壮な合いの手も下支えするキーボード(サシャ・ピートらしいよ)も、なんて綺麗なんでしょ、カイの歌唱も上手い部類に入ってるから驚きだ、1曲目からアルバム最長の曲を持ってくるあたり、気合の入れ方がハンパない。そして、2曲目はファストチューン②Man on a mission となる、単なるファストチューンではなく、プログレ的展開も待ち構えているところがカイらしい。⑤Rising of the damned は、キーボードによるオーケストレーションの小曲なんだが、作曲はカイなんだけど、もろサシャ系なんだよねぇ。冒頭でピアノ弾き語りっぽく唄い倒す⑦Farewellダーク・シュレヒター(G)作曲のドラマチックソングなんだが、ここでハンズィ登場、ハンズィが唄うところのメロディはちゃんとブラガっぽくなってるから面白い。⑨Land of the freeでのカイの歌唱は本当に見事で、伸びやか、かつ力強いんだなぁ。⑫Time to break freeで、リードヴォーカルをとるのはキスクだ、ちょっとしたオチャラケソングなんだが、この曲に涙したファンは多いはず。

この12年後に「Land of the Free Ⅱ」っていう続編が出るんだが、買ってないんだよね。
買った方に聞いてみたい。
どうですか?