2015/12/26

ROYAL HUNT 「Devil's Dozen」

royhuntdozen.jpg ★★ ITA盤

デンマーク産シンフォニック・パワーメタルバンドの13thアルバム。

LOUD PARK 15 でのROYAL HUNTのステージはいかがなものだっただろうか?
おっさんは行ってないので、気になるところです。

実は、ラウパ15 に行くかどうかは、このアルバムを聴いてからにしようと想っていた。
で、一聴して今回はスルーしようと決したわけだ。
そうは言っても、毎回、何らかの形で理由をつけては行かないわけで、要するにおっさんはただのメタルかじり虫なだけなんだな。

別に悪いアルバムでは決してないと思います。
ただ、ステージを観てみたいと思わせる、重い腰を奮い立たす、スパイスが足りなかったということだ。
いや、人によっては、行ってみようって思わせるものがあったかもしれませんが、おっさんからしてみれば、大仰さが若干物足りないように感じてしまったんです、ハイ。

相変わらずの作曲センスでもって、充分メタル以外の音楽ファンにも通用するキャッチーさを備えている。
マンネリ化を避けるためにあの手この手で隠し味という名のインパクトを出そうとしているが、キーボードで装飾を加えつつ曲を磨き上げていく屋台骨は不変なので、人によっては何も変わらない凡作と思うかもしれない。
ただ、この作品からROYAL HUNTを初体験する人はぶったまげるに違いない。

いつもの雰囲気たっぷりのSEから①So right so wrongでアルバムが開幕、ちょっと音に変化をつけようっていう意気込みがヒシヒシと感じ取れる立ち上がりだ。②May you never のイントロは、ピアノ伴奏曲でムーディー、DC・クーパー(Vo) の歌唱には毎回シビレるね、曲が進むにつれてどんどんガッツソングへと生まれ変わっていく、アルバム中唯一、ラウパ15でプレイされた曲でもある、これきっとライブ受けする曲だよね。ベースが野太くリズムを刻む③Heart on a platterにドキッとするが、ふたを開けてみると、いつものメロディックな情感たっぷりのゴージャスソングでした。⑤Until the day は、一音一音、耳を研ぎ澄まして目を瞑ってじっくり聴くタイプの曲だな。⑥Riches to ragsでは、フルート系の音が聴かれて、思わずニヤリ。特にドラマチックにならない⑦Way too lateで、知らず知らずのうちにアルバムが終わっちゃいます。⑧How do you knowは、ボートラで、ちょっと雰囲気が違う曲。

たぶん、次作は、よほど周りの評判が良くない限り、買わないと思います。

2016年4月、ラウパ15で雄姿を見せたばかりなのに、再びやってくる。今度は単独公演だ。
日本以外でツアーをしている節はない。たぶん、プレイしたくてウズウズしているに違いない。
今回は「Paradox」完全再現をする予感がする。じゃあ、行ってみようかな、っと。