2016/01/13

IRON MAIDEN 「The Book of Souls」

Iron_Maiden_-_The_Book_of_Souls.png ★★★ EU盤

ブリティッシュHMバンドの16thアルバム。

今度は、マヤ/インカ文明とかがモチーフになってるんでしょうか?
最近のメタルシーンを見渡すと、熱いのはヨーロッパと南米であって、昨今の南米での熱狂ぶりを見るに、この辺をチョイスするのも頷ける気がします。
これからのツアーには中国も含まれるらしいが、中国が大きなマーケットとなるなら、赤旗チックなものやカンフー的なエディが現れる日が来るんだろうか?
過去に「Somewhere in Time」で日本チックなイメージのジャケットがあったもんなぁ。

バンド初の2枚組スタジオアルバムということで、どんなアルバムになるのか非常に興味津々でアルバムを聴いてみたが、2枚組の疲労感はまったくない。
JUDAS PRIEST初のコンセプトアルバムとなった「Nostradamus」とはまったく趣が異なる2枚組となっている。
出来上がった曲を無理やり2枚にぶっこむのではなく、たまたま2枚組になっちゃいました、ってな感じだろうか?

メイデンは正統派HMであることに間違いはないが、ここ最近のプログレッシヴ的な作風は変わらずにこのアルバムでも同じような曲調が展開されています。この路線はもう変わりようがない気がするな。

「必殺仕事人」のテーマにそっくりなフレーズでミステリアスに始まる D1-①If eternity should fail、いきなり8分強もある曲が冒頭を飾ることになり、いつもと何かが違うって想わせるには充分な出だしです。疾走感漂うD1-②Speed of light がいつもなら1曲目になってたんだろうな。D1-③The great unknownは、「The X Factor」から聴かれるようになった、リズムが小刻みでかつ起伏がなく流れる大河のような曲です。ベース版フラメンコのようなイントロを持つD1-④The red and the black は13分もあり、いかにもスティーヴ・ハリス(B)作って感じの曲で、雄叫びコーラスがあるからライブではマストでプレイしてくるだろうな、でも、曲としてはちょっと冗長かもしんないんで、ライブじゃダレまっせぇ。D1-⑤When the river runs deepは、エイドリアン・スミス(G) が考えたであろうギターリフが特徴的。D1-⑥The book of souls は、オーケストレーションが響く壮大な曲、後半で「Powerslave」色のフレーズが聴こえてきます。D1の収録時間は50分でした。
そして、最後にビックリするのはD2-⑤Empire of the cloudsでのピアノとストリングスの音だろう、メイデンとかけ離れているわけでもなく、ごくごく普通に聴くことが出来る大作となった、これライブでやらないよね?

前作「The Final Frontier」はちょっと印象に残らないアルバムで、ライブもスルーすることを決めていただけに、今回のツアーには絶対に行きたい。ただ、さいたまスーパーアリーナだけは勘弁してほしい。
以前、BURRN!の編集後記でM伊藤先生が意味深な記事を残していたが、まさか、両国国技館になるとは、想像もつきませんでした。
バンドのツアー発表から、日本だけが詳細の発表が出ず、武道館なのかなぁと想像を膨らませてたところに超ド級のサプライズ。

後世に語り継がれる歴史的瞬間が両国で繰り広げられるに違いない。
チケットも即完売だろうから、武道館で追加公演があんのかな?っと、待てよ。
メイデン来日前後にはエリック・クラプトンとGLAYが武道館使ってるし、4/24 と26 は中国で、4/29 からオセアニアツアーに突入しちゃうじゃん。
4/16のロス公演を終えてから日本入りして、4/20, 21が国技館。ぜんぜんタイトスケジュールじゃんよー。
こりゃ、地方も追加もないと見た方がいい。
もし、チケット争奪戦で敗れたら、国内最大キャパを持ってる(本当?)ZEPP TOKYOで追加入れちゃってよねーーー!!
4/27, 28 は○ッ○ーとの軽率行動で話題の下衆なバンドがライブやってますが、その前はぜんぜん空いてるみたいよー。
2016/01/09

OPETH 「Blackwater Park」

220px-Blackwaterpark.jpg ★★★★ EU盤

スウェーデン産プログレ・デスメタル・バンドの5thアルバム。

メタルかじり虫のおっさんとしては、誰かが超ド級の推薦をすると聴きたくなる性分なだけで、この手の音楽に精通しているわけでもなく、とやかく言う筋合いは毛頭ない。

第一印象からすると、心を鷲掴みにされることはないが、長く聴いて理解に努めたいメタルってことだ。

人の嗜好って本当に様々で、それこそ十人十色と言えるだろう。
このアルバムは、日本ではそれほど超名盤として認知されていない、あるいは、紹介されていないが、海外では絶大な人気を誇る。

国民性の違いと言ってしまえば、それまでなんだが、ここ日本ってのは作品の紹介のされ方次第で後々の評価が決まってしまうと言ってもいいんじゃないだろうか?

例えば、BURRN!誌の読者人気投票のアルバム部門の歴史を見ると、海外のメタル嗜好とはかなりかけ離れていることがわかる。それは、メタルが細分化されてきた90年代以降からそれが顕著となっていく。それを自慢しちゃうBURRN!も、面白い存在で、その孤高性に惚れ惚れするのだ。だって、海外でMR.BIGのアルバムがチャンピオンに輝くなんてあり得ないでしょ?

それにしても、2016年新年を飾ったBURRN!2月号は充実してたなぁ。編集者の底力に畏怖の念すらおぼえます。

で、このアルバムが発表されたのは2001年のことなんだけども、その年のAlbum of the Yearを各専門誌などと比較してみると、

   「BURRN!」・・・・・・・ARCH ENEMY 「Wages of Sins」
   「KERRANG!」・・・・・・TOOL 「Lateralus」
   「METAL HAMMER」・・・SYSTEM OF A DOWN 「Toxicity」
   「METAL STORM」・・・・OPETH 「Blackwater Park」
   「METAL KINGDOM」・・・OPETH 「Blackwater Park」
   
サイトについては、年を追うごとに変わる可能性もありますが、ね、十人十色っていうか、メタルとして聴く音楽なんて、人それぞれだってよくわかるし、そもそも定義なんてあったもんじゃない。

何が本質か、っていう話じゃなくって、そんな中でも、このアルバムほど神扱いされることが多いアルバムはない。

なのに、BURRN!読者投票のベスト20圏内にはまったく入ってないし、編集者たちでさえ、このアルバムを取り上げてるのは、奥野先生ただひとりで、それでも11番目にランクさせている。

おっさんはというと、未だに理解し難いところがあるんだが、きっと何か魅力が詰まっているに違いないってことで聴き続けているってだけの話だ。

①The leper affinity から大味なメタルソングが叩きつけられて、グロウルって言うんですか?野獣のようなデスヴォイスが続くと思うと、途中からごくごく普通に唄うパートになるもんだから、ハッとする、曲はもう音の洪水で、DREAM THEATERタイプの技巧派を想わせる。②Bleak は、アラビア音階っぽくもあるんだけど、やっぱ一筋縄ではいかない部分があるね。③Harvestでは、アコギでシャランシャランとほのぼの感を出すんだけど、暗い、平坦な歌声も相俟って、ますます暗い。④The Drapery Falls⑥The funeral portrait なんて、プログレ色が濃いねぇ。⑤Dirge for November の弾き語りが始まると、眠気が襲ってきた、やべぇと思ったのも束の間、爆音の嵐が吹き荒れる、そんな中にも印象的なメロディが鳴り響く。⑦Patterns in the Ivy は、アコギとピアノのインスト曲。⑧Blackwater parkでは、しつこいまでに繰り返されるフレーズに肩がこる。

おっさんの嗜好にはまったくそぐいませんが、凄味を持った音であることは確かだと思います。

もっと聴きこまねばな。
2016/01/06

AMAZONマーケットプレイス

近所の中古CDショップでぜんぜん見つけられないCDをアマゾン・マーケットプレイスで安く見つけた。

送料がかかるのがひっかかるが、数店舗に足を運んでもないんで、買ってみた。

今まで利用したことのない出品店で、会社名の記載はなく、○○○店とだけ書いてある。

評価履歴は別に悪くないので、不安なく買ったつもりだが、届くのに時間がかかった。

注文を確定してから発送されるまでに2日間を要し、届くのにさらに2日間を要した。

届いてビックリ、ヤフーオークションから買ったと思っちゃう包装なんだな、これが。

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○○○店って、個人出店者だったのかもね。

不良品を送りつけてきたわけではないので、文句ではありません。

そもそも、アマゾンマーケットプレイスの出品者には、個人出品者プロマーチャント(大口出品者)出店型出品者の3パターンがあるみたいだ。

選択肢が増えて混乱しそうだが、変なトラブルに巻き込まれるのだけはゴメンだな。

今回の買い物に不満を持っているわけではありません。
ただの注意喚起です。

ありがとうございました。
2016/01/02

CRADLE OF FILTH 「Hammer of the Witches」

cofwitch.jpg ★★★ US盤

英国産エクストリームメタル・バンドの11thアルバム。

アルバムのジャケットアートを見て、「あれ!?」って思った方もいるでしょう。
おっさんも買ってみて、驚いたのなんのって。

輸入盤(アメリカ盤)を買ってみたら、オネエチャンたちのモロ出しビーチクが隠されているではあーりませんか。
こりゃ、クレームもんでしょーーーーって、封を開けると、オリジナルのカバーの上にビーチク隠しの絵が貼り付けてあるんだな、これが。
そりゃ、即、剥がしてやるって思ったんだけど、ノリみたいなもので貼り付けてあるもんだから、オリジナルを傷つけたくないんで、やめました。
なんか、面白いんで、そのままにしてますよ。

【脱線注意】
アメリカって、本当におもろい国だ。アートも規制しちゃうわけ?幼児虐待の概念も恐ろしいほどに厳しいアメリカは、青少年を卑猥なものから守るため、あの手この手で規制しちゃうんでしょ?これも、そのいい例ですよね。たぶん、BABYMETALもアメ公からしてみたら、一種の幼児虐待かもね。中学生を無理やりメタルミュージックに乗せて躍らせるなんて、酷い仕打ちをしやがるってね。
今でこそ、あってないような衝立をしつらえて規制を始めた日本のコンビニにあるエロ本棚や、スポーツ紙のエロページをアメ公が見たら、どう思うんかね?だから、従軍慰安婦とかの話を聞くと、野蛮なイエローモンキーにしか見えないんでしょ?そこに、強制がなかったとしたら、どう見えますか?
日本ほどエロ文化が盛んな国はないだろうな。でも、なんでモザイクは消せないんだろう?エロと猥褻の線引きってどこにあるんだろう?どんな文化的背景があるんだろうか?きっと、誰かが日本のエロ文化について論説してるにちがいない。うん、おっさんも興味が沸いてきたぞい。

で、肝心の音楽なんですが、やっぱり、恐怖映画のようなメタルって、おっさん大好き。

上手いなぁ~、①Walpurgis eve がネットリと始まるとホラー映画の情景が浮かんでくるもんね、ほんで、怒涛のスラッシュソングの②Yours immortally... となって、おぞましいスクリーム、この手の音楽はCoF だけで充分ですわ。③Enshrined in Crematriaで聴かれるダブルギターによるギターバトルがカッコいい、過去にもこんなにギターが目立ってたことってありましたっけ?④Deflowering the Maidenhead, Displeasuring the Goddessでの静と動のバランスと大仰な曲展開も鳥肌もんだね。⑥The monstrous Sabbat は、小曲・インストなんだけど、なんだ、この音は、ハープですか?なんて綺麗なんだろう、激情の音楽との対比が魅力を生むんだろうな。⑧Right wing of the garden triptych⑨The vampyre at my sideなどでの曲中におけるドラマチックな流れなんか、グッときますねぇ。⑩Onward christian soldiersからオルガンが聴こえてきて⑪Blooding the hounds of hell へとつながる流れなんかゾクゾクしますねぇ。
デラックスEd. ボートラの⑫King of the woods⑬Misericordも本編に入れといても良かったんじゃないのぉ?

うーん、わかりやすい。
こういう音楽だったら、NWOBHMのバンドですよって言われても信じちゃうかもなぁ。

ダニ・フィルス(Vo) の衰えを気にする記事をよくみかけるが、この手の歌メロに上手さを求めてないんで、来日があるなら、こりゃ、行っちゃうなぁ。

2015年までヨーロッパを廻って、年始からアメリカツアーの後、本国へ凱旋ですか。
で、日本へは?まさか、LOUD PARK16 になっちゃいます?
2001年の「Midian」ツアー以来、来てないんだったよね?
ぜひ、単独でお願いしますよー!!