2016/02/20

SCORPIONS 「Lonesome Crow」

220px-LonesomeCrowOriginalFront.jpg  US盤

ジャーマン・HRバンドのデビューアルバム。

マイケル・シェンカー(G) の足跡を知るがために、彼のデビュー作を聴いてみた。
周囲の評判からすると、到底SCORPIONSとは想えない音像だが、良作というものが大半を占めている。

なるほど、良質なのは間違いないが、なんじゃコリャー!!

おっさんも聴かず嫌いは、身体に毒と思う性質なので、色々漁ってみるが、こんなに後悔したアルバムも珍しい。
名を伏せて、イカしたプログレバンドがドイツにいたんだよって紹介されたら、きっと好きになっていたでしょう。
だって、この音はBUDGIEじゃん。
マイケルもまだマイケル節が花開いてないように聴こえるんだが...。

これでも、SCORPIONSの大切な歴史の1ページなんだろうから、ファンなら文句言わずに聴かなきゃならんかもね。

なんともアフリカンなドラミングからBUDGIE風のねちっこいギターリズムがまとわりつく①I'm going mad、ここで停止ボタンを押すのはまだ早い、そんなあなたは早漏です、マイケルの空間を埋め尽くすリードギターがいいんだから我慢して聴いてちょんまげ。②It all dependsのインストパートでは、インプロヴィゼーション的なプログレジャズみたいなことになってます。③Leave me は、SEを使ったサイケ的なプログレ、この頃はこういうのが流行っていたんでしょうね。そして、名曲④In search of the peace of mind、これを聴くためにこのアルバムを持つなら、ライブアルバムでこの曲を聴いた方がいいんではないでしょうか。⑥Actionなんか、リズムだけ聴くとジャズっぽいよね。⑦Lonesome crowもSEを使ったスペーシーなプログレで13分もの大作、それぞれの楽器に見せ場があるんだけど、弾きまくりたいであろうマイケルのための曲だな。

ウリ・ロートが加入して正解だったと心底思える歴史的瞬間です。