2016/03/16

LED ZEPPELIN 「The Song Remains the Same」

Led_Zeppelin_-_The_Song_Remains_the_Same.jpg ★★★★★ 07リマスターJP盤

73年7月ニューヨーク公演をとらえたライブアルバム。
本来は、ライブ映画として発表されたもので、サウンドトラック的扱いです。

つい最近まで、ゼップのライブ(オフィシャル)と言えば、これしかなかった。
そして、ファンとしては当然持つべきライブ盤だったんだけど、聴いてみると、「どこがあの怪物バンドなの?」っていう出来で、何か煮え切らないものが脳裏をずっと掠めていたのも事実だ。
各曲がやたら長くてダラダラ感があって、緊張感すら感じ取れなかった。

音質の方は非常によく、不満を抱くことすら失礼にあたるくらいの高品質なライブ録音だった。
曲数が少ないということも、煮え切らなさを感じさせる一要因だったように思います。

そこに突如、コンプリート盤が再発されるということで、店頭に買いに走った。

一聴して、印象がガラッと変わってしまった。
それまで、ごくごく普通のライブ盤だったのが、リイシュー盤となって、自分の評価を名盤扱いとして変えてしまったくらいだ。

追加された曲もあるが、中には、オリジナルより短く、あるいはより長く編集された曲もあるようだが、昔のものと比べて、違和感はないんじゃなかろうか。

D1
① Rock and Roll
② Celebration Day
③ Black Dog 
追加
④ Over the Hills and Far Away 追加
⑤ Misty Mountain Hop 追加
⑥ Since I've Been Loving You 追加
⑦ No Quarter
⑧ The Song Remains the Same
⑨ The Rain Song
⑩ The Ocean
 追加

D2
① Dazed and Confused
② Stairway to Heaven
③ Moby Dick
④ Heartbreaker
 追加
⑤ Whole Lotta Love

ちなみに、D1-③、⑤、⑥、⑩は「DVD」にも映像が収録されています。

聴いてみてビックリするのは、ロバート・プラント(Vo) の歌唱力の低下が挙げられるだろう。
このライブパフォーマンスは、それこそゼップの絶頂期を捉えてあるものだからして、老化ではない。だって、この時、25歳でっせ。
ロバートの歌唱力の衰えは、意外と早くやってきている。
どこが境界線かはゼップマニアではないので、定かではありませんが、明らかに高音が出なくなっています。
結成当初から飛ばし過ぎたためでしょうか?

このバンドって、人間の限界ギリギリのところでやってきたんだろう、ってのがよくわかりますよね。
2016/03/12

LED ZEPPELIN 「How the West Was Won」

Led_Zeppelin_-_How_the_West_Was_Won.jpg ★★★★★ JP盤

72年6月ロサンゼルスの2公演で録音されたライブアルバム。

ゼップの貴重音源は、それこそいっぱいあって、中流階級にはとても追いつけない。
こういった発掘音源シリーズもどきがアーチストたちによって掘り起こされる以前は、ブートで視聴する以外になかったわけで、おっさんもマストなブートは持っていた。

そういう中において、最も有名なブートとして知られるのは、「Live on Blueberry Hill」である。
70年9月4日のLAフォーラム公演である。おっさんも当然、持っていた。

そして、今回掘り起こされたライブは、場所は同じだが、それから2年経過した後のロス公演となる。
じゃあ、その2年で何が変わったかというと、「Led Zeppelin Ⅳ」を制作・発表した後で、さらに、「Houses of the Holy」制作中のライブであるということだ。
当然、セットリストは違ってくるわけだが、まだ未発表の新曲までをも披露している。

ゼップのライブはすべての時代のライブが貴重であると言えるだろう。どれも甲乙つけがたい。
ライブ中にみられるバンド間のケミストリーとその緊張感がたまらない。
そんなライブがこうしてオフィシャルとして手軽に聴けるようになったんだから、いい世の中になったもんだ。

これが出たおかげで、「Live on Blueberry Hill」を手放すことが出来ました。

D1
① LA Drone
② Immigrant Song
③ Heartbreaker
④ Black Dog
⑤ Over the Hills and Far Away
⑥ Since I've Been Loving You
⑦ Stairway to Heaven
⑧ Going to California
⑨ That's the Way
⑩ Bron-Yr-Aur Stomp

D2
① Dazed and Confused
② What Is and What Should Never Be
③ Dancing Days
④ Moby Dick

D3
① Whole Lotta Love
② Rock and Roll
③ The Ocean
④ Bring It On Home
2016/03/05

LED ZEPPELIN 「DVD」

Led_Zeppelin_-_Led_Zeppelin_DVD.jpg ★★★★ DVD

伝説的ブリティッシュHRバンドの偉大な過去を発掘した映像集。

おっさんは、DVDをコレクションすることにお金をかけてない。なぜなら、観賞する集中力(忍耐)を持っていないからである。
よっぽど、観てて他の事に気をそらさせることのない映像にしか興味がない。

ただ、この映像集だけは別物だ。
過去に、「The Song Remains the Same」という映画があって、若かりし頃のプレイを拝見することはできたが、あくまで映画なんで、演技してる場面が非常に邪魔でした。なので、貴重とはわかってても持ってなかった。

そして、突如、というか、いつかは出るだろうという予測の元、過去のお宝ライブ音源とこの映像集の売り出しのアナウンスが発表された。
それは、それは、CDショップの店頭ではお祭り騒ぎだったし、BURRN!誌の広瀬先生も当然のように大プッシュしていた。

これを観ずして、ゼップを語るな!!などと言うつもりは毛頭ない。
ここにあるのは、オフィシャルの超貴重映像の数々であって、歴史を視聴することのできる唯一のソフトであるということだ。

とにかく、5時間強にも及ぶ長時間の記録映像なもんで、実況中継的な感想を述べるのは遠慮しておきます。

D1:ロイヤルアルバートホール 70/01/09、何台かのカメラで録画してるんだけど、あまり固定感がないんで、画面が揺れて観えるときもあるんだよね。「LED ZEPPELIN」「」を出して世界を席巻しようかという勢いのあるプレイの数々が鮮明な映像で堪能できる。時折、ストップモーションで画像がフェードインしてくるのが邪魔だったりするんですけどね。
①We're Gonna Groove
②I Can't Quit You Baby
 ①②は「Coda」と同じ音源。
③Dazed and Confused
④White Summer
⑤What Is and What Should Never Be
⑥How Many More Times
⑦Moby Dick
 当たり前なんだけど、映像の方が飽きないね。ヘッドバンディングのようなことをしてるオーディエンスが凄い、日本なら呆然と立ち尽くしてただろうに。
⑧Whole Lotta Love
⑨Communication Breakdown
⑩C'mon Everybody
 ここからアンコールになっている。
⑪Somethin' Else
⑫Bring It On Home

D1 には、EXTRASとしてプロモ映像や、デンマークラジオ収録 69/03/17スーパーショー出演 69/03/25THEATRE OLYMPIA, Paris 69/06/19 の映像が収められている。これらのエキストラも単なるボーナス映像じゃなくて、凄いんだから。とにかく、一見の価値ありっていう代物です。
デンマークでは、バンドの周りに座した少数の観覧者の前で入念に録音するバンドのプレイが神がかってるし、パリのライブは異質そのもの。どういったライブなのか想像もつかないが、おそらく、ゼップのことなんかまったく知らない子どもも混じったオーディエンスというか観覧者の前に勢いよく繰り出したバンドがプレイするや、茫然とする観覧者と爆音に思わず耳をふさぐ子供たちと恐怖のあまり母親にしがみつく幼児など異様な雰囲気の中で意に介せずプレイする姿が滑稽だ。

D2 には、NYマジソンスクエアガーデン 73/07/27-29、元々記録映画として撮影されているので、カメラ台数も多く、臨場感がヒシヒシと伝わってくる。たまに、ブートから取り込んだ映像も入っていて興味深いが、映像の質が違いすぎるのもねぇ。それにしても映像が綺麗だ。で、今では想像もできないんだけど、この頃のジミー・ペイジ(G)ってロバート・プラント(Vo) に劣らず、随分セクシーな容姿なんですね。
①Black Dog
②Misty Mountain Hop
③Since I've Been Loving You
④The Ocean


アールズコート 75/05/24-25、見た目では地味な存在のジョン・P・ジョーンズ(B)だが、この時の衣装がすっごく派手。タケちゃんマンみたいな出で立ちで笑えます。
①Going to California
②That's the Way
③Bron-Y-Aur Stomp
④In My Time of Dying
⑤Trampled Under Foot
⑥Stairway to Heaven


ネブワースフェスティバル 79/08/04、NYから6年経過してメンバーの容姿が急に老け込んでいるのにビックリ。生きとし生けるもの、エイジングには敵わないのだ、恐るべし。
①Rock and Roll
②Nobody's Fault but Mine
③Sick Again
④Achilles Last Stand
←この曲のライブ映像の凄さはハンパないよ。
⑤In the Evening
⑥Kashmir
⑦Whole Lotta Love
⑧You'll Never Walk Alone


その他、プロモ映像やインタビュー映像のEXTRASが収められている。

将来、これらのライブの単体でのコンプリート盤が出そうな気がしますけど、どうなんですか?ジミーさん?