2016/04/02

BLACK SABBATH 「Born Again」

220px-SabbathBorn.jpg ★★★ 96リマスターJP盤

英国HMバンドの11thアルバム。

隠れた名盤としてよく紹介されるこのアルバム。ぜんぜん隠れてません。
買うのに勇気がいるアルバムだ、ってことだろう。

DIO YEARSが終焉を迎え、新ヴォーカリストの座に就いたのはなんと元DEEP PURPLEのイアン・ギラン(Vo)である。
ギランは、パープルをクビになった後、ソロ活動にいそしんでいたわけだが、本人もまさかサバスに加入するとは思いもよらなかっただろう。
そもそも、このプロジェクトでサバスの名を名乗るつもりはなかったようだが、プロモーションのし易さからこうなったみたい。
そして、オリジナルメンバーのビル・ワード(Drs) も戻ってきたわけだが、これが最後のサバス参加となってしまうんだな。

一聴すると、実にサバスらしい音を出しているので、充分BLACK SABBATHの名に値するアルバムとなっている。
どちらかというと、トニー・マーティン時代のサバスに近い雰囲気を持っていると言えるだろう。

勢いよく①Trashedが始まるが、まあ、音が悪い、音が割れちゃって音像がはっきりしない、リマスター盤だっていうのにガッカリ、オリジナルの時点で録音が下手なエンジニアだったんだろうな。②Stonehenge はサバス特有のインスト小曲。間髪入れずにギランの絶叫で③Disturbing the priest がスタート、ギーザー・バトラー(B) のベースプレイが凄いことになっているのによく聴こえねぇじゃん。SE④The darkに被る形で⑤Zero the hero がスタート、サバス以外の何物でもない、ギランに対する違和感も感じません。⑥Digital bitch はリフソング。⑦Born againは様式系サバス。⑧Hot line は歌メロが耳に残るキャッチーなHMソング。⑨Keep it warm はDIO YEARS風な様式美。

2011年には、ライブ盤がカップリングされたデラックスエディションが出てるんで、ギランが唄うサバスソング、あるいは、サバスがプレイする“Smoke on the water”を聴きたい方は、そちらをどうぞ。

次作「Seventh Star」では、グレン・ヒューズがwith トニー・アイオミ(G) として抜擢されるわけだが、そっちを買う勇気はおじさんにはありませんでした。