2016/05/24

URIAH HEEP 「Wonderworld」

220px-Wonderworld.jpg  04リマスターEU盤

英国HRバンドの7thアルバム。

おっさんは、最近まで70年代前半のヒープしか知らなかった。
2016年、日本で45周年記念ライブをやるという情報に接し、そう言えば、ヒープの最近の音が知らないな、って思った。
そこで、有名作「Sea of Light」から手始めに後追いを始めたわけだが、聴いてみて、物凄く産業ロック的だったことに衝撃を受けたわけだ。
一体、この音楽性はいつから来たものだろうっての想いと、ゲイリー・セイン(B)が在籍してるアルバムは押さえておこうってことで、中古店にたまたま置いてあったこのアルバムから聴いてみた。

「Sea of Light」はかろうじてストライクゾーンだったが、これはダメだなぁ。
世間評では、アメリカ進出に向けてよりキャッチーになっていく過程ということだが、なんか、中途半端な気がするなぁ。

ヒープ独特のコーラスハーモニーが相変わらず耳を惹くが、なんだろな?
やっぱり、根底にあるのは70年代の湿っぽさであって、大陸人になりきれないような所があるのかな?

それでも、やっぱりゲイリーのベースは主役ではないが、前に出てるし、ケン・ヘンズレイ(Key)のオルガンプレイもブイブイとフリースタイル抜群で、聴きどころ満載なんだけどね。

このアルバムをもって、ゲイリーは解雇されちゃうわけだが、音楽性に合わなくなったのか、性格の不一致なのか存じ上げませんが、バンド自体もいろいろと葛藤があったのかもしんないなぁ。

深淵な感じのイントロで始まる①Wonderworldを聴くと、ぜんぜんOKなんだけどねぇ。この曲と③The shadow and the wind⑤The easy road の3曲がヘンズレイひとりが書いた曲なんだけど、何か「Sea of Light」に通じるものが感じてくるのは特にこの3曲なんだよね、とっくにヘンズレイはいなくなってるわけで、不思議だなぁ。最後の曲⑨Dreamsを期待を込めて聴いたんだけど、ドラマチックでもなんでもないな、コーラスは綺麗なんだけどなぁ。もっと、聴きこまないとダメですか?
⑩What can I doから⑮So tired までがアウトテイクとライブを含むリマスターボートラ。

うーん、前作「Sweet Freedom」はもう聴く必要ないかな。