2016/07/13

THIN LIZZY 「Thunder and Lightning」

Thin_Lizzy_-_Thunder_and_Lightning.jpg ★★ JP盤

アイリッシュHRバンドの12thアルバムにして、最後のスタジオアルバム。

ギタリストのスノーウィ・ホワイトが抜けて、新たに新進気鋭のジョン・サイクス(G)をメンバーに迎えて制作されたもので、フィル・ライノット(Vo/B)としてはこれが遺作となってしまうことになる。

ジョンといえば、TYGERS OF PAN TANGで勇名をはせて、THIN LIZZYからWHITESNAKEへとスターダムを駆け上り、ソロに転身した成り上がりスーパーギタリストなのだが、今、一体何をしているのだろうか?
フィルのトリビュートバンドとして再結成もどきTHIN LIZZYを頑張ってはいたが、彼の実力からすれば、闇に埋没してしまうなんてことは非常に勿体ない。

そんなジョンが参加した唯一のアルバムがこれなんだが、おっさんの第一印象は、ジョンがうるさい、ってことなんだよなぁ。
あー、メタラーたちのお叱りを受けそうで怖い。

フィルの作曲センスは相変わらずにピカイチ。
でも、ジョンのメタリックかつアグレッシヴなギターワークがうるさく感じるんだよなぁ。音質が悪いから、ギター音がザラついて余計にうるさく聴こえるのかなぁ?

①Thunder and lightning⑥Someday she is going to hit back、けっこうキーボードが活躍してるんでビックリ、で、こういう音ってけっこう苦手だったりするんだな。②This is the one、終盤のギターバトルにニンマリ。③The sun goes down、お得意の哀愁ソング。⑤Cold sweat は、アルバム中唯一のジョンフィルの共作曲、意外にオリジナルではジョンは静かですね、ライブでのジョンはギュインギュインもっとやかましいんだよね。⑧Bad habits はリジ―特有のUKポップ。
2016/07/09

THIN LIZZY 「Jailbreak」

220px-Thin_Lizzy_-_Jailbreak.jpg ★★★ US盤

アイリッシュHRバンドの6thアルバム。

おっさんは、このバンドに精通しているわけではないが、持っているアルバムの中ではこのアルバムが一番好きだろう。

フィル・ライノット(Vo/B)を主軸としてギタリストが変遷していくわけだが、誰の時代であってもそのギタリストの個性を惹きだし、かつ、THIN LIZZYの良さも失われることなく数々の名曲を作り出していくのがこのバンドの最大の魅力だろう。

70年代HRの芳香、アイリッシュの哀愁、HM然りとしたツインギター、すべての要素が満載されているこのアルバムがとっかかりとしては最もわかりやすいアルバムだと思います。

軽快なリズムにダブルギターによるリフのカッティングでスウィングする①Jailbreak、低音ヴォイスのフィルの歌唱がHMっぽくないが、この声が甘さを引き出す特徴となっている。ギターシャッフルによって美しいメロディを紡ぎだす②Angel from the coast、左右のスピーカーから相対して攻撃的なフレーズのギターも聴こえてくる。可愛らしい曲③Running backでキーボードをプレイするのは、かつてWHITESNAKEデイヴィッド・カヴァデイルの初期ソロ名義時代)でもプレイしていたティム・ヒンクリー(Key)だそうです。今アルバム中唯一のフィルスコット・ゴーハム(G) の共作⑤Warriors、こりゃHMですよ。色んなバンドがカヴァーしたがる超有名曲⑥The boys are back in town はUKポップ。⑦Fight or fall は泣きソング。⑧Cowboy songフィルブライアン・ダウニー(Drs) の共作で、ライブ定番曲。軍隊歌/マーチのように始まる⑨Emerald、これで鳥肌立たなきゃ不感症ですか?ってなっちゃうよ、ユニゾンでのツインギターによるハモリとギターバトルに昇天しようぜ。
2016/07/06

メタル喰い in 渋谷宇田川

ライブハウス CHELSEA HOTEL をご存じだろうか?

おっさんは行ったことがない。(行ってみたい)


その階下にあるのがハンバーグレストラン ゴールドラッシュ だ。

かつて、ガリタ食堂でも紹介されているので、有名店なんだろう。

KC3H0012201605033.jpg

トリプルチーズを食した。

カマンベール、モッツァレラ、チェダーのチーズが覆いかぶさるハンバーグが3つ。

うーん、チーズ好きには堪らんが、とにかくしつこい。

肝心のハンバーグは焼き加減が抜群で、あまりジューシーさは感じないがおいしいです。

でも、どこもかしこも、すんげー脂ぎってまっせ。

レディースセットはデザートがついてお得です。

ラストオーダーは22時なんだけど、ぜひ、メタルライブ後にご賞味あれ。
2016/07/02

AEROSMITH 「Permanent Vacation」

220px-Aerosmith_-_Permanent_Vacation.jpg ★★★★ US盤

アメリカンHRバンドの9thアルバム。

今でこそ、伝説のスーパーバンドになってしまったわけだが、彼らにも紆余曲折の時代があったわけだ。
そして、2017年のフェアウェルツアーをもってして幕を閉じるそうだ。

第一期黄金時代を築き上げて、6th「Night in the Ruts」で空中分解、ギタリスト2名がバンドを離れるという事態にまで発展した。
新たにギタリストを参加させてバンド活動を続けたものの、オリジナルには敵わないという憂目にあった。
そして、オリジナルに戻ってからの第一弾として、前作「Done with Mirrors」があるわけだが、ツアーでこそ話題になったんだろうが、復活アルバム自体は地味な結果に終わった。前作は、AEROSMITHらしさは充分感じられたものの、煌びやかさがなかったのは事実だろう。

その反省を踏まえてなのだろうか、復活作第二弾として放たれたのがこのアルバムだ。

BON JOVI「Slippery When Wet」で世界的なヒットアルバムを手掛けたブルース・フェアバーンをプロデューサーに迎え、外部ライターも起用するという禁じ手のようなものをやってのけて、完全にヒット作狙いに打って出た。
MTV全盛時代となり、MVが頻繁にお茶の間に流れるという時代背景も味方に付けて、見事に第二期黄金時代を築いていくこととなった。

当時、70年代のエアロをまったく知らないおっさんとしては、こういった音楽に夢中になるのは必然だった。
第一期黄金時代がすべての先輩方はきっと、戸惑ったに違いない。

ヒット作重視とは言ったものの、アルバム全体の流れや空気はけっこう考えられた作りであって、まとまり感は見事だと思いますけどね。

①Heart's done time、クジラ(?)の鳴き声からギターのフィードバック音、そして、スティーヴン・タイラー(Vo)の「ワキャギャキャガガガッガガーーーー」という雄叫び、一発でノックアウトでっせ、野獣伝説第二幕の幕開けです。③Rag dollでは、ジョーペリー(G)がペダルスチールギターで不思議な音色を響きだしてます、ホーンセクションもあり。ホーンセクションありきの⑤Dude、これがなかったら、このアルバムのヒットはなかったね、ライブで音を作るのは凄く難しい曲なんだけど、キーボードを使ってコーラスもサンプラーで音作ってライブ終盤に必ずやる曲となりました、だから、ステージ狭しと走り回るスティーヴンがコーラスに間に合わず、マイクに誰もいないのにコーラスが響いているという間抜けな場面を何度となく目撃したもんね。スティーヴンのペンによる⑥St. John、指ぱっちんでリズムをとるミュージカル映画のような曲構成で今までにないタイプの曲だ。土埃が似合いそうなブルージーでカントリー調の⑦Hangman jury、ハーモニカとアコギがいい味出してます、スティーヴンがソロでカントリーをやるのも頷けるでしょ!? 唯一、外部ライターの入ってないスティーヴンジョーの共作⑧Girl keeps coming apart、それでも、ホーンセクションなど装飾はいっぱいあります。古参のファンから大顰蹙を買った⑨Angel はベタなバラードです、あまりライブでプレイすることはありませんが、本人たちはけっこう気に入ってんじゃないだろうか。⑩Permanent vacationブラッド・ウィットフォード(G)スティーヴンの共作、リズムギターがカッコいいよ。⑪I'm downはTHE BEATLESのカヴァー。⑫The movie は、エピローグ的な効果音曲で、意味不明な日本語が聞けます。