個別記事の管理2016-08-01 (Mon)
220px-Rush_ATWAS.jpg ★★★★★ US盤

1976年6月、トロントで行われた「2112」ツアーの模様を捉えたライブ盤。

バンドの地元でのライブだから、当然気合が入ってたでしょうに、プレイが凄いんだから。

メタル史に残るライブアルバム名盤というのはいくつかが知られているが、その中にこのアルバムの名を見ることは滅多にない。なんでだろ?
そもそも、ライブアルバム名盤になる基準みたいなものはあるのだろうか?
そんなの人それぞれだろうし、おっさんがこのアルバムに5スターを打ったのも単なる主観でしかないし、同感の方も少ないかもしれません。

おっさんがライブ盤に何を求めるかは、(1)ライブの臨場感が伝わってくるか、(2)サウンドプロダクション、(3)プレイ、(4)セットリストなどから全体の印象で好み度を判断する。
でもって、そのすべてが満点なこのアルバムはおっさんにとっては名盤以外の何物でもない。

① Bastille Day
② Anthem
③ Fly by Night/In the Mood
④ Something for Nothing
⑤ Lakeside Park
⑥ 2112
⑦ By-Tor & the Snow Dog
⑧ In the End
⑨ Working Man/Finding My Way/Drum solo


DEEP PURPLE「Live in Japan」を超えないまでも、それに肉迫する鬼気迫るプレイが聴ける珠玉のライブ盤だと思っている。
80年代以降のRUSHしか知らない人がいたとしたら(実はおっさんはその逆なんでエライこと言えません)、70年代はこれで済ませてしまえばいいので、ぜひ聴いてほしい。ぶったまげます。

こんなノリでもって、「Exit... Stage Left」を買ってみたんだが、これとは趣がぜんぜん違ってて、アグレッシヴさがまったくなくて穏やかなRUSHだったんで、そっちはリストラしてしまいました。

いやー、この音がトリオバンドだなんて想像できません。
ゲディ・リー(Vo/B)の歌唱はオリジナルよりヒステリックでバンドの音にぜんぜん負けてないし、なおかつブリブリのベースをこれでもかっていうくらい鳴らしまくってる、凄すぎる。
M・伊藤先生が日本公演がないことを嘆くのも無理はなかろうて。
ただ、今のRUSHを知らないおっさんとしては、渇望するほどではありませんが...。

バンド紹介アナウンスの直後に始まる①Bastille dayのリフに、この後繰り広げられる3人の妖怪たちによるミサを想像しつつ飛び込んでくるゲディの歌声、うへぇー、すげぇー、しかもベースがメロディを担当してるようだよ。④Something for nothingでのアレックス・ライフソン(G)もリズムやってソロやってって忙しすぎるギターを難なくやってのける、尋常じゃないな。そして、⑥2112、ここでSEが聴こえてくる、たしか、ゲディがシンセサイザーもやってるはずなんだが、本当に全部3人でできんのか?スタジオ盤より若干テンポが速くなってるかな、これをアグレッシヴさを増して完璧にやりきるバンドって妖怪でしょ!? 畳み掛けるように⑦By-Tor & the snow dogだよ!! 固唾を飲んで聴くことに集中すること間違いなし。⑨Working man/Finding my wayの最後にはニール・パート(Drs) のドラムソロも組み込まれてるんだけど、そんなに鳥肌立つもんではありません、でも、手さばきが凄そう。

リマスター盤にはデビューアルバムRush」からの“What you're doing”が追加収録されてるので、買うならリマスター盤をおススメします。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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