2016/08/13

JUDAS PRIEST 「Ram it Down」

220px-Jpramitdown.jpg ★★ 01リマスターJP盤

英国HMバンドの11thアルバム。

JUDAS PRIESTをコレクションするに、なかなか手を出しづらいものが過去にいくつかあった。
それは、1st「Rocka Rolla」、7th「Point of Entry」、10th「Turbo」とこのアルバムがそうだった。
他人のレビューを眺めても、これらの作品を絶賛する人って少なくて、駄作ですって聞かれることすらある。

おっさんは齢をとって、なかなか新しめのメタル野郎を味わってみようという気にもなれず、これって、きっと恐いんだろう。
それは、BURRN!を購読しなくなって、インタビュー記事を読むようなことがなくなったから特定のバンドに探求心を抱くような想いを馳せることがなくなったんだろうと理解します。

それでも、暇なおっさんは自身のコレクションを見てて、バンドのアルバムカタログの中に欠品があると気になってしょうがない。
「聴かず嫌い」はいけないよなぁ~ってね。

それで、こうやって聴いてみると、意外に、いや、ぜんぜんストライクゾーンど真ん中だったりするわけだ。

やっぱり、プリーストは時代ごとにその時流に乗るのが上手く、どの時代も捨て駒はまったくないってことがよくわかります。
ただ、1stと7thだけはたぶん手を出さないと思いますが...。

これを録音中、デイヴ・ホランド(Drs) に健康問題があったらしく、多くがドラムマシーンによる録音となっているらしい。
聴けばわかるが、本当に無機質なドラムリズムが繰り広げられているが、それがこのアルバムに対する評価を下げているとは思えないんだけどなぁ。
だって、プリーストそのものだもの。

ロブ・ハルフォード(Vo)のスクリームから疾走感のあるザキザキギターリフ、そして、リードギター、①Ram it downからまさにメタルアンセムになり得る超強力曲で開幕、なんで今までこんな凄いアルバムをスルーしていたのか、愚かな自分に反省。ありがちなリードギターのソロからメロディックソングかと思いきや、そこから想像もつかない単調なリズムのただ重いHMソング、その名も②Heavy metal、もうちょっと男気が欲しいな、大人しいACCEPTって感じかな。⑤Hard as ironなんか、次作「Painkiller」に入っててもおかしくないメタルソングだよ。ムーディーな導入部から入る大作⑥Blood red skies、こういうのを聴き込もうとすると、打ち込みのドラムは寒いなぁ。⑧Johnny B. goodeは言わずと知れたチャック・ベリーの曲ね、ちょっとモロ80年代後半のバブリーな雰囲気を出し過ぎなもんで、コアなプリーストファンから大顰蹙を買ったんだろうな。⑩Monsters of rockはタイトルからはなかなか想像しにくいんだけど、BLACK SABBATH並みに重い曲です。
リマスターボートラの⑪Night comes down は84年5月のロングビーチ、⑫Bloodstone は82年12月のメンフィスでのライブ音源です。