2016/08/27

AC/DC 「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」

220px-DCalbum.jpg ★★ US盤

オーストラリアンHRバンドの2ndアルバム。

実にややこしい。音楽のことではない。

ご存知の通り、地元オーストラリアでデビューを飾りって、まあ、地元デビューは当然のことなんだけど、アルバムを2枚出した後に世界デビューを果たすことになる。
彼らを世界で売り出すために、レコード会社は物凄く戦略を練ったうえで、あの手この手で音楽そのものに手を加えてデビューさせているからややこしいのだ。
そりゃそうだろう、ドル箱スターになるかもしれないと思い描いて発掘したバンドをコケさせるわけにはいかないのだ。

まず、既出のアルバム2枚分17曲のマテリアルより13曲を抽出して「High Voltage」でデビューさせた。
この時点では音楽の耳に肥えたイギリスではデビューを飾れていない。

そして、この2ndとなるわけだが、オーストラリア盤とワールドワイド盤では、曲順と収録曲に違いが存在する。
赤字じゃないものは豪盤です。

①Dirty deeds done dirt cheap、豪盤より曲が短くなっている。
②Love at first feel は豪盤には入れず、オーストラリアでのシングル曲として別にカットしている。
③Big balls、曲終わりがフェードアウトして短くされている。
④Rockerは、そもそも豪盤2nd「T.N.T.」に収録されている。これも、曲終わりがフェードアウトして短くされている。
⑤Problem child
⑥There's gonna be some rockin'
⑦Ain't no fun、曲終わりがフェードアウトして短くされている。
⑧Ride on
⑨Squealer
R.I.P.
Jailbreak

リマスター盤では、豪盤オリジナルと同じ曲の長さに戻したらしいが、おっさんは買い替えてないので印象が変わったかどうかはわかりません。

どんなマーケティング戦略があったかはさっぱりわかりません。

音自体は、AC/DCそのものです。オーディエンスを熱くさせる作曲センスは誰にも負けません。