個別記事の管理2016-09-17 (Sat)
IronMaidenNoPrayerForTheDying.jpg ★★★ US盤

英国産HMバンドの8thアルバム

デビューからそのままの勢いで世界を征服し、ツアーに次ぐツアーを続け、疲れ切ったバンドは前作「Seventh Son of a Seventh Son」のツアー終了後に一時休止する宣言をしていた。
別に活動休止というわけではなく、休暇といった感じであった。

MTVメタル(ヘアメタル)に夢中になっていたおっさんは、6th「Somewhere in Time」からの後追いでメイデンと出会い、その時の最新作としてこのアルバムを待ちわびたメタルキッズのひとりだった。

そこへ飛び込んできたのがエイドリアン・スミスの脱退の報であった。
ただ、リアルタイムでのメイデン追いはこのアルバムから始まるわけで、エイドリアンをよく知らないおっさんは正直どうでもよかった。
早く新作の音が聴きたい。ただ、それだけだった。

新作発売日が近づくにつれて、メイデンのインタビューが公にさらされるようになると、テーマとして原点回帰という言葉がよく使われていたように記憶する。
とにかく、スタジオ生ライブ録りでアナログ的手法をとるということだったと思うんだが...。

そして届いた音は、コンパクトでドライなメイデンということであった。
でもでも、そこは、メイデン、ぜんぜんドラマチックなHMを展開しているんだなぁ。
もっと、ライブでやってほしい曲がここにたくさん収録されているんだけど、世間の評判に敏感なのか、自分たちの好みの問題なのかよくわからんが、ここから選曲されないんでちょっと淋しい気持ちになっちゃいます。

小気味良いリフから始まる①Tailgunner、ベースがひとり抜け出し、天をかけめぐる様はこのベーシストがただ者じゃないってことが初心者でもすぐわかる、耳に残るコーラスではブルース・ディッキンソン(Vo)がひとりで高低音部を唄い分け、このヴォーカルもただ者じゃないって1曲目からゾクゾクもののHMなのである。②Holy smoke はファーストシングル曲でメイデン流キャッチーソング、今までにない荒削りな最初のギターソロはたぶん、新メンバーのヤニック・ガーズ(G)③No prayer for the dyingスティーヴ・ハリス(B)らしい骨太の曲で歌メロに身を委ねると物凄く気持ちいい、新作プロモツアーではプレイしていたが、今一度セットリストに加えてほしい曲のひとつだ。④Fates warning はタメの効いた良曲だ。⑧Hooks in you には、プリプロダクション時にはまだメンバーとして居たエイドリアンが作曲クレジットに入っている。⑨Bring your daughter... to the slaughter は、元々ブルースが映画「エルム街の悪夢5」のサントラ用に提供したソロ作だったもの。⑩Mother Russia は曲の長さは長くないものの超ドラマチックで勇壮な曲、なんとメイデン史上、ライブで披露されたことはない、これこそおっさんにとってのライブでやってほしい曲ナンバーワンなんですけどね。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
メイデンを聴き始めたの6作目からですか~、私はちょっと遅れて7作目から本格的に聴き始めました。

ドライな感じのアルバムっていう感想は、そのとおりだと思います。
ヤニックさんのギターもそれなりに味はあるんですが、そっちの違和感に引っ張られたのかも?。

それ以前に雑誌の評価で散々(だったと思う?)書かれてたんで、買うのはちょっと遅くなったアルバムでした。

* by フライヤーズポンタ
そんなに評価悪かったでしたっけ?
自分が好きなアルバムゆえに、マイナスな印象はすっかり忘れてますね。

手をかけずに、サッと済ませたって割にメイデンの何たるかがわかるアルバムだと勝手に思ってます。