2016/10/08

WHITESNAKE 「Live... in the Still of the Night」

Whitesnake_live_still.jpg ★★ DVD

2004年10月、ハマースミスでのライブ。

ラインナップはダグ・アルドリッチ(G)レブ・ビーチ(G)マルコ・メンドーサ(B)トミー・アルドリッジ(Drs)ティモシー・ドゥルーリ(Key)となっている。
まあ、どいつもこいつも元○○のつくセッションミュージシャン軍団とデイヴィッド・カヴァデイル(Vo)といったところか。

でも、よく見るとけっこう豪華なメンツで、特にマルコがいることが嬉しい。

このメンツで来日もあると当時は言われていたが、ふたを開けてみると、肝心のベースが違う人になっていたというオチがあって、非常に残念だったんで、このDVDを手にしたというわけだ。

大きく期待することもなく観てみると、意外にも素晴らしいライブをやっている。

期待していなかったのは、カヴァデイルのライブでの歌唱のことであって、それは大昔からそうなので、今更ってことです。
でもでも、カヴァ様若いなぁ。白いシャツにジーンズ、金髪という出で立ちでセクシーなオヤジこの上ない。こんなオヤジに抱かれてみたいものだ。

ダグも知名度に違わぬプレイを見せてくれているが、どうもこの人ってパワー不足感が否めないんだよねぇ。
レスポールって、こんなもんだっけ?それとも、アンプの問題?まあ、いいや。

プレイはヴェテランたちが安定感抜群にHRのカッコよさを存分に発揮してくれているし、何といっても編集が素晴らしい。
モノクロ映像を差し込んでみたり、クレーンを使ったと思われるカメラワークも臨場感抜群だ。
地元ということもあり、会場との連帯感みたいなのがよく伝わってくる。

うーん、大人ロックもたまにはいいよね。

① Burn
② Bad Boys
③ Love Ain't No Stranger
④ Ready an' Willing
⑤ Is This Love
⑥ Give Me All Your Love
⑦ Judgement Day
⑧ Blues for Mylene
⑨ Snake Dance
⑩ Crying in the Rain
⑪ Drum Solo
⑫ Crying in the Rain
⑬ Ain't No Love in the Heart of the City
⑭ Don't Break My Heart Again
⑮ Fool for Your Loving
⑯ Here I Go Again
⑰ Take Me with You
⑱ Still of the Night


さあ、LOUD PARK 16でのWHITESNAKEはどうでしょうか?
2016/10/05

RAINBOW 「Live in Munich 1977」

220px-RainbowMunich.jpg ★★ DVD

1977年10月、ミュンヘンでのライブ。

大昔、NHKで放送されたことがあって、それを懐かしみ、商品化してくれというファンの要望にようやく応える形で出たものだ。

おっさんはリッチー・フリークではありませんので、即買いというわけではなく、むしろ、どんだけすげぇーライブをやってたんだ?っていう興味本位で手にしたわけだ。

だって、パープル・ファミリー至上主義のBURRN!誌はこのライブを幻の名演として常に啓蒙していたんで、気にならない読者の方がオカシイってなもんだ。

で、どこがすんげぇんだ?

ごくごく普通のRAINBOW黄金時代のライブってだけじゃね?って言ったら、きっとカンカンに怒り出す輩もいるんでしょう。
やっぱ、リッチー・フリークじゃなきゃ、この凄さはわからんのだろう。

① Introduction
② Kill the King
③ Mistreated
④ Sixteenth Century Greensleeves
⑤ Catch the Rainbow
⑥ Long Live Rock 'n' Roll
⑦ Man on the Silver Mountain
⑧ Still I'm Sad
⑨ Do You Close Your Eyes


⑧では、コージー・パウエル(Drs)がドラムソロをやっているんだけど、ベーシックなものを叩いてからBGMが流れてあの名演をプレイ。あなたにこの凄さがわかりますか?
貴重なものだってのは充分伝わってくるんですけどね。
2016/10/01

MOTLEY CRUE 「Motley Crue」

Mötley_Crüe_album_cover_art ★★★ JP盤

アメリカンHRバンドの6thアルバム。

まあ、重要人物の脱退劇なんてよくあることだが、ヴィンス・ニールが抜けて新たにジョン・コラビ(Vo)を迎えての最新作となったのがこのアルバムだ。

発表前のインタビューでメンバーが語っていた時のキーワードは、すごくブルージーということだったように記憶します。
ジョンのしゃがれた唄い方からもブルーズソングにはよく合う声質だったに違いない。

ただ、ふたを開けてみると、「モトリーよ!!お前もか!!」って生意気な口を訊くほど音楽に精通しているわけじゃないんだが、この時代を象徴する出来事がすべて詰まっているかのようなアルバムとなっていました。

時代は、誰もがどんどん暗く、重く、よりヘヴィーにとの合言葉があるかのような風潮がはびこっていた。
そう、これは流行というものではなく、ある種の風のようなものだった。

メタルの細分化が進み、後輩たちが生み出すハードコア的なものを目の当たりにしたアーチストたちがこぞって影響を受けて、自分の作曲活動にモロに反映させていくわけだ。

それをヘアメタル連中がやるから世間は尚更に衝撃を受けたのだ。
ラブバラードを甘く唄っていた人が急に破壊的になったら、誰だってビックリしちゃうでしょ?

そんな風潮を否定する人たちも多かったが、おっさんとしてはなぜかこのアルバムが大好物だった。
過去のアルバムを聴いてみればおわかりいただけると思うんだが、モトリーって、けっこう音作りに関しては凄くヘヴィーだったんだよなぁ。そんなことない?

確かにダークではあるんだが、ジョンもすごくマッチしてるし、ヴィンスが脱退しなかったら存在しなかった歴史がここに刻まれてると思います。

ズッシリと重いリズムとしゃがれたジョンの歌声に衝撃を受ける①Power to the music、すっかりバンドの様相が変わってしまった。ミドルテンポで終始重々しさを強調した②Uncle jack にあなたは耐えられるか?歌メロはやや明るいものの、歪ませきった③Hooligan's holiday、声を絞り出すように唄うジョン、魅力が滲み出てると思いますけどね。④Misunderstoodでは、シタールやマンドリンなどを多用し、オーケストラの演奏もあるという突然作風が変わったかのような曲で前半ほっこりさせておきながら、激烈パートへと突入する様はカッコいいと思いますよ、バッキングにグレン・ヒューズが参加してるらしいです。⑤Loveshine はアコースティックソング。⑧Til death do us part を聴きゃわかるんだけど、テンポが遅いとさらに重さが強調される典型例だと思うな。⑫Driftawayが唯一、バラードって呼べる曲かな。⑬Hypnotized は、発売当初の邦盤ボーナス。

ね、Heavy一辺倒じゃないでしょ?