個別記事の管理2016-11-12 (Sat)
220px-Megadeth_-_Peace_Sell.jpg ★★★ 11リマスターEU盤

米国産スラッシュバンドの2ndアルバム

コアなMEGADETH信者にとっては、1st「Killing is My Business... and Business is good!」こそが傑作であり、MEGADETHの何たるかを知るには1stを聴けという御触れみたいなのが存在する。

実のところ、おっさんは1stは肌に合わなかった。どんな曲があったのかも思い出せないくらいだ。

そんな奴がMEGADETHを語るなってトコなんだが、このアルバムはストライクど真ん中だ。
というのも、今作でメジャーデビューを果たすわけで、制作費もスタジオやそれに関わるスタッフも向上しているんだろうから、音楽的なものも消費者に分かりやすい、受け入れやすい作品に仕上がるんだろうから、単純な聴き方しかできないおっさんはこっちの方が好きってことになるんでしょうね。

根っことなるところは、1stと何も変わらないんでしょう、きっと。
1st同様、全曲(カヴァーを除く)デイヴ・ムステイン(Vo/G)ひとりのペンによる楽曲が並ぶ。
独裁者とは言わないで。MEGADETH=ムステインなんだから...。

①Wake up dead、前半の疾走感から後半の重量感へと場面転換する曲構成の妙が光る逸品。②The conjuringでは、ギターのピロピロ感がハンパなく、浮遊感を誘うテクニカルソングだ。ベースラインでリードする③Peace sellsムステインが演説するかの如くに唄う姿を想いうかべるメタルアンセムだ。またまたギターのピロピロ感が登場、大仰なイントロとともに④Devils islandがスタート、曲中でのギターリズムとソロが光速で、テクニックを存分にひけらかす。ここまで悪魔からのメッセージを伝えてるかのようなスラッシュ世界から一転、アルペジオからのエモーショナルなギターフレーズで始まる⑤Good mourning/Black Friday、曲が始まりゃ、そこは狂犬ぶりそのもの。⑥Bad omenでの劇的展開ぶりのゾクゾク感は堪らんね。⑦I ain't superstitiousウィリー・ディクソンのブルーズソングカヴァーで、ポップにかわいくやってます。⑧My last wordsで一気に駆け抜けて、トータル36分。「凄い!!」のひとことで終わらせて。

Disk2 は、25周年記念盤として1987年クリーヴランドでのライブがカップリングされました。
① Intro
② Wake Up Dead
③ The Conjuring
④ Bad Omen
⑤ Rattlehead
⑥ Killing Is My Business... And Business Is Good
⑦ Looking Down the Cross
⑧ My Last Words
⑨ Peace Sells
⑩ These Boots Were Made for Walkin'
⑪ Devil's Island
⑫ Last Rites/Loved to Deth
⑬ Mechanix


巷の評判ではブート並みの音質でガッカリっていう声が多く聞かれ、買い直すのを躊躇していましたが、収録曲を見る限り、すんごいライブをやってるので、買い直してみました。
聴いてみると、噂通りに音質は最悪です。全体的に籠ってます。
ただ、各楽器のプレイはちゃんと聴き取れるので、何をやってるかわからない音の塊ではありません。

音質云々ではなく、この貴重さに聴く価値があるというもので、完全にコレクターアイテムでしょうね。
聴いてみなはれ、この仏頂面なライブを。問答無用でっせ。
ムステイン大佐に敬礼!!
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
ライヴ付きの2枚組買われたんですか~、代表作なんで本編はメタル好きさんなら持っていたい作品だと思います。
昔の録音だし、音質は仕方ないと思いますが、極悪だった1作目と比べるとかなりマシ・・・という評価だったと思います。

私も1作目は「何この音?」っていう感じで買ってすぐに売りに出してます、もし聴かれたのがオリジナルならリマスターを一度聴いてみてもいいかもしれませんね。
リマスターはかなり音が向上(といってもこのライヴと同じくらい悪いですが)してますよ。

* by フライヤーズポンタ
いやいや天晴れです。

ご指摘の通り、音の悪さが我慢ならなかったですね。

そして、ジャケ刷新バージョンのリマスターを買うわけですが、これまたピンと来ないっていう自分の愚かさにギブアップでした。