個別記事の管理2017-01-21 (Sat)
Jeff_Beck-Rough_and_Ready.jpg ★★ US盤

第二期JEFF BECK GROUPの第一弾アルバム

バンドメンバーが大きく替わった。

ヴォーカルにTHE GASSというバンドでファンク/ソウルミュージックをやっていたボブ・テンチ(Vo)、ベースにトリニダード・トバゴ出身のクライヴ・チャーマン(B)、ドラムに当時ほぼ無名のコージー・パウエル(Drs)、キーボードにこれまたほぼ無名のマックス・ミドルトン(Key)を迎えた。

まあ、無名とはいえ、イギリスなんていう小さい島国のミュージシャン界隈なんかみんなどこかでつながってるか、名前は知ってるっていうコミュニティなんだろうから、世間で無名とは言っても、凄腕ミュージシャンが集うんだからイギリス音楽文化のレベルってのはやっぱり恐れ入る。

ジェフとの活動を背に、ボブはCREAMのジンジャー・ベイカーフレディ・キングヴァン・モリソン、HUMBLE PIEなどとの活躍で知られるようになるし、コージーについては皆が良く知るところだ。

第一期はスーパーバンドとしてもてはやされたのかもしれないが、第二期はジェフの攻めのバンドっていうか、好きなことをやろうとした結果なのだろうか、それでも技術は第一期に劣らずにテクニシャン連中だ。

音楽性はバンドメンバーのバックグラウンドに反することなく、ファンキー要素が強くなります。
ただ、マックスというキーボードプレイヤーを擁したことで、ジェフのフュージョン色が開花していく過程がこの第二期で見え隠れしてくる(第一期にもあるにはありましたが)んで、当時としては面白いバンドだったんだと思います。

ドラムカウントのような小気味よいハイハットのリズムからバンドアンサンブルに雪崩込む①Got the feelingはノリノリのファンキーソング、曲終わりにピアノソロとギターソロが交互にやってきてけっこうアグレッシヴだ。②SituationもR&Bソングで、ボブの歌唱を聴いてるとジェームス・ブラウンの顔をいつも思い浮かべてしまう。④Max's tuneはタイトル通りマックス作曲によるインストソングなんだけど、鍵盤楽器をひけらかすようなものではなく、8分という長い曲中にちゃんとドラマが存在します。⑤I've been used はスリリング感あふれる重めの曲で、コージーのドラムのズッシリドッシリ感がたまらなく心地よい。おっさんのフェイヴァリットソング⑥New ways train trainの主役はジェフのギターかな、ソロが凄いっていうんじゃなくて、七変化していく展開をリードギターが終始引っ張っていくっていう凄さです。ソフトAORソングの⑦Jodyで聴こえるジェフのギター音はどんなエフェクトを使ってんでしょうか?キーボード音に聴こえるんだよなぁ、ファズだけでこんな風になるかな?

こんなにファンク色の強いアルバムなのに、ほとんどの曲がジェフひとりによる作曲っていうんだから驚くばかり。

同じテイストでも、おっさんはDEEP PURPLE「Come Taste the Band」よりもこっちの方が好きです。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
ジェフ・ベックさんとコージーさんっていうのは豪華ですよね。
ファンキーなジェフさんも良さそうです、このアルバムは聴いた事無いですけど。

* by フライヤーズポンタ
某音さんは、ロッドずきですもんね。
自分はどっちも好きだったりします。

で、次回もジェフで~す。

だって、...。その答えは週末にわかるはず。