個別記事の管理2017-02-25 (Sat)
poslightday.jpg ★★ US盤

スウェディッシュ・プログレメタルバンドの9thアルバム。

最初に断っておきますが、おっさんはこのバンドに造詣が深いわけでもありませんし、3rd「The Perfect Element Ⅰ」と4th「Remedy Lane」しか所持しておりません。

5th「Be」がまったくダメで、それを手放してからそれ以降のアルバムにも食指は伸びずに今に至ります。
だから、どういう背景でこのアルバムが世に出てきたのかもさっぱりわかりませんし、では、なぜ買ったか?

それは、周囲の評判に他なりません。
発売前から売り手の宣伝もプログレメタルが帰ってきた云々で売り出してたし、発売後のカスタマーの反応も良かった。
そして、BURRN!のクロスレビューで最終確認することとしたわけだが、藤木先生(だっけ?)が75点をつけていて、一瞬買うのを躊躇った。

ダメだったら、すぐに手放せばいいやと思いつつ、アマゾンで買う好機を探していたが、輸入盤の割に2000円越えでしかも、ボーナスCD付きの2枚組しか流通していない。
ボーナスなしの通常盤が出るのを待ってたが、一向に出る気配がなさそうなので、タワーレコードを見たら、セール期間ということでアマゾンよりも安く、しかもCD1枚組と記載されているので、ようやく買えた。

手元に届いてビックリ。2枚組のスペシャルエディションじゃんよぉー。
まあ、配送料もなく、ほんのちょっと安く買えたんで良しとしよう。

聴いた第一印象は、藤木先生が75点を付けるのも是非に及ばずって感じでした。「ボクにはキツイです。」と文末で述べていたが、よーくわかります。

①On a Tuesdayの小刻みにリズムをつくりだすギターリズムが始まるや歓喜に包まれるわけだが、聴き進めていくうちに浮き沈みの小さいドラマに胸躍らない自分がいるんです。
PoSの魅力ともいうべき、圧巻の演奏力と突拍子もないリズム変換とスネアやタムかトムかどっちかわからんものとバスドラのリズムが合っていないかのような摩訶不思議なドラミングなどに新進気鋭のプログレメタル魂がこれでもかってくらいに展開するんですが、すべてが暗い。暗すぎる。

聞いた話によると、バンドのオーナーとも言えるダニエル・ギルデンロウ(Vo/G)が感染症によって入院を余儀なくされ、死の淵を彷徨った経験からダークネスアルバムが誕生したということだ。
健康に勝るものはなし。
それにしても暗いんですよ。バンド活動が再開でき、再度ツアーを廻れるという喜ばしい経験を踏んだ次作は逆に明るすぎる作品になるんかなぁ?期待しちゃったりして。

「Road Salt」シリーズ後にドラム以外のメンバーを一新して臨んだリメイク作品「Falling Home」からバンドメンバーは替わっていない。
ギルデンロウの絶望感をバンドメンバーは共有してるはずで、そのケミストリーは今作で発揮されていると思います。
だって、この陰鬱感をバンドアンサンブルで表現しますよってリーダーに言われたところで、なかなか着いていけないと思いますよ。

3rdと4thにあったような鳥肌が立つようなドラマ感はないかもしれないが、時間を忘れて聴き続けて71分も収録時間があったなんて思わせないマジックが存在します。

もう、ヘヴィロテですわ。

① On a Tuesday
② Tongue of God
③ Meaningless
④ Silent Gold
⑤ Full Throttle Tribe
⑥ Reasons
⑦ Angels of Broken Things
⑧ The Taming of a Beast
⑨ If This Is the End
⑩ The Passing Light of Day


で、ボーナスCDなんですが、どうも曲解説をしつつデモが収録されてるみたいなんですが、英語がまったくわかりませんので、全部聞いてません。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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* by 某音楽馬鹿
前に言われてたコレ買われたんですね、試聴した感じではかなり良さそうなんで中古で出てないか探し始めました。

私も初期作品をBURRN!の当時のレビューにつられて買ったくらいで最近はスルーしてましたが、本当にこれは良さそうですよね~。

* by フライヤーズポンタ
どなたかのレビューでは、マリリオンの「Brave」並みに凄いらしいですよ。

個別記事の管理2017-02-23 (Thu)
2015_heading_east_anniversary_cd.jpg ★★★ GER盤

1990年11月の東京公演を捉えたライブアルバム。

元々はVHSの映像モノとして出されていたもので、バンドデビュー25周年を記念してリイシューCDとして出されました。

GAMMA RAYのライブ盤はけっこう出ているし、そんなに希少価値があるわけではないんだが、そうなったのはカイ・ハンセン(G)がヴォーカルを兼ねるようになってからであって、ラルフ・シーパース(Vo) が専任ヴォーカリスト時代のライブは貴重だ。

とにかく、D2-⑥Heading for tomorrowを聴きたくて即刻買っちゃいました。

聴いてみて驚きましたよ。
ラルフの歌の上手さに。本当に凄い。
ラルフ時代のライブを体験したことがないから、猶更、ライブでもアルバム通りに歌いこなせているラルフに脱帽です。

さらに、音がいい。
各楽器のバランスと分離も良好で、ベース音がハッキリ聴き取れるのがいいね。臨場感抜群です。

実はおっさん、このライブアルバムを聴いて、PRIMAL FEARを追うことになり申した。
それまで、PRIMAL FEARなんか聴いたことなかったんですけど、タイミングよく新作「Rulebreaker」が出て来日もするっていうんで、急遽追っかけた次第です。

ラルフはただのロブ・ハルフォードそっくりさんではありません。

これ聴きゃわかりまっせ。

D1
① Intro
② Lust For Life
③ Heaven Can Wait
④ Space Eater
⑤ Free Time
⑥ Who Do You Think You Are?

D2
① The Silence
② Save Us
③ I Want Out
④ Ride The Sky / Hold Your Ground
⑤ Money
⑥ Heading For Tomorrow
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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* by 某音楽馬鹿
E.A.Rレーベルから出た初期作品リマスターの流れで発売になったやつですね。

輸入盤にしても結構高かったんで1~2作目買い直しただけで続けて出たコレまで手が出なかったです。

ラルフさんはライヴの方が激しいんで良いライヴだと思います、動画サイトでも断片的に上がってたりして一層購入が遅くなりますね。

* by フライヤーズポンタ
この後の「Lust for Live」よりおすすめです。

個別記事の管理2017-02-21 (Tue)
220px-Heading_for_Tomorrow_cover.jpg ★★★★ JP盤

元HELLOWEENカイ・ハンセン(G) のセルフバンドのデビューアルバム。

当時、HELLOWEEN信者ではなかったおっさんとしては、カイが新しいバンドでどんなことをやるのかはそれほど注視していたわけではない。
ヴォーカリストにJUDAS PRIEST/ロブ・ハルフォードそっくりのラルフ・シーパース(Vo)を据えましたって言っても、へぇーってね。

ラルフは、TYRAN PACEのヴォーカリストということだが、どんな音楽をやっていたかは知りません。
なんでも、HELLOWEEN初期には、マイケル・キスクより以前に加入を打診されていたようなので、カイラルフは古くから知人であったということだ。
HELLOWEENで実現しなかったコラボがカイ自身のバンドでようやく実現したということだろうか。

特に気にしていなかった新作発表だったが、BURRN!のクロスレヴューを見てぶったまげた。
広瀬先生以外の3人が90点以上を付けていたのだ。
そりゃ、高校3年生だった純真無垢なおっさんはつられて買うでしょうに。おっさんって、単純でしょ。

聴いてみた印象としては、HELLOWEEN meets QUEENと言ったら、なんとなくわかっていただけるだろうか。

ジャーマンメタルの鋼鉄魂はそのままに、音楽性に幅が出て、ライナーノーツで伊藤政則先生が指摘しているように、まさに、展覧会的アルバムである。

HELLOWEEN「Keeper of the Seven Keys」の続きかと思わせるような大仰なクラシック序曲①Welcomeで幕を開け、疾走曲②Lust for life に雪崩込む様はジャーマンそのものだ。③Heaven can wait はコーラスで盛り上がること必至のキャッチ―ソング。⑤Moneyでは、左右のスピーカーからカイラルフが競い合うように歌メロを紡ぎ、まるで歌劇のようになっている、ぜひともライブで聴いてみたい曲だ、これをQUEENのパクリだなんて言ったら怒られますよん。⑥The silence は珠玉の歌曲、ベートーベンの第九を思わせる。⑦Hold your groundでは、実に音数の多いギターワークとなっていて、何本ものギターが曲を構成しているが、これって全部カイがやってんのかね?曲調がガラッと変わってただの明るいキャッチ―ソング⑧Free timeラルフ作曲だそうだ。14分強ある⑨Heading for tomorrowはこのバンドの代名詞的な曲なんだが、あまりライブでプレイされることはないって、長いから仕方ないけどね。⑩Look at yourself は言わずと知れたURIAH HEEPの曲です。⑪Mr. outlawは発売当時の日本盤ボーナスでラルフ作曲。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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* by 某音楽馬鹿
これは当時私も購入しました。

ハロウィンっぽさが少ない正統派メタルに何か凄いVoさんが歌ってるという印象で、結構気に入ってる作品でした。

この数作後で急激にハロウィン風になって笑いましたが・・・。

今はラルフさんもスキンヘッドになってムキムキなロブさんって印象ですよね。

* by フライヤーズポンタ
ありゃぁ、軍人って言われても、誰も疑いませんよ。

個別記事の管理2017-02-16 (Thu)
いや、驚いた。

MEGADETHが5月に来日するっていう噂は耳にしていたが、スペシャルゲストにANTHRAXだってぇーーーーー!!

行くっきゃないでしょ。

と言っても、このカップリングはLOUD PARK 06とLOUD PARK 09で実現してるし、別日程でLOUD PARK 15でも名前を同じイベントに登場させているので、珍しい組み合わせでも何でもないんですけどね。

両バンドとも2016年に良好な新作を出しているということで、タイミング的にはベストだったんでしょう。
おっさんは、両アルバムともヘヴィロテさせてもらいましたもん。

でもでも、ANTHRAXがスペシャルゲストだなんて勿体ない。
せめて、ダブルヘッドライナー扱いにしてほしいよね。

ライブが19時スタートだから、ANTHRAXが30-40分でMEGADETHが1時間半くらいやるのかな?

ANTHRAXは、2017年よりAmong the Kings Tourと題して、名盤「Among the Living」を全曲再現するツアーをヨーロッパよりスタートさせている。

そのセットリストの一例が以下の通り。

① A.I.R.
② Madhouse
③ Evil Twin
④ Medusa
⑤ Blood Eagle Wings
⑥ Fight 'Em 'Til You Can't
⑦ Be All, End All
⑧ Breathing Lightning

⑨ Among the Living
⑩ Caught in a Mosh
⑪ One World
⑫ I Am the Law
⑬ A Skeleton in the Closet
⑭ Efilnikufesin (N.F.L.)
⑮ A.D.I. / Horror of It All
⑯ Indians
⑰ Imitation of Life

⑱ Antisocial


アルバムの再現だけでなく、新曲もちゃんとやってる。


こんなすげぇーライブが観たいわけよ。
おっさん世代にとっちゃー、心に響かないわけがない。でしょ?

どうか、どうか、炭疽菌様、MEGADETHが帰った後、日本に居残って単独公演を追加で入れちゃってくださいまし。

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* by 某音楽馬鹿
この組み合わせのライヴは観てみたいですね~。
でもちょうどこの時期(というか4日前)に陰陽座のツアーがあって2回宿泊遠征はキツいです。

両方とも生では見たことが無いし、もうそんなに何回も来日できる年齢でもないんで陰陽座が無かったらチケット確保に動いてたかもしれません、そんなに陰陽座が大事か、って聞かれると「大事です(ドヤ顔)」と(笑)。

行かれるのなら感想楽しみにしてますね。

* by -
行きまっせぇー。

チケット完売なんてことはきっとないはず。
あるいは、完売した方が、ANTHRAXの単独があったりして。

個別記事の管理2017-02-11 (Sat)
220px-Blind_Guardian_At_the_Edge_of_Time.jpg ★★★ GER盤

独産メロパワバンドの9thアルバム。

90年代以降、メタルが多様化していく時流とともに、自分を見失うっていうか、ファンが期待するものを提供できていないヴェテランバンドが数多く存在した。
しかし、どこが分岐点かはさっぱりわからないが、この頃、ファンが期待するバンド像に立ち戻っていくバンドたちが多く出現してメタルファンを大いに喜ばせた。

前作「A Twist in the Myth」で復活の狼煙を上げたブラガもそれらのバンドのひとつであって、今作は発売前からかなり好意的な前評判で迎えられた。

今作は思わせぶりな大仰なイントロから①Sacred worldsがスタート、オーケストレーションもふんだんに盛り込まれている、これって生オケかな、いきなり9分もある大作から幕開けだなんて、気合の入りようはハンパない。ピアノイントロで始まる③Road of no release、ブラガ印のパワーメタルそのものだ。力強さのハンパない④Ride into obsession はぜひライブで聴いてみたい大合唱コーラスが特徴の曲だが、セットリストに挙がるのはごくごく稀みたいだ。さあ、吟遊詩人が語り継ぐ⑤Curse my name のスタートだ、ヴァイオリンだかヴィオラの弦楽器で浮遊感を誘われます。⑧War of the thronesのファンタジックな世界観はたまんないよ。⑩Wheel of time のイントロはアラビアン風味で、曲中のオーケストレーションが凄味をもって迫ってきます。

ただ、こんな凄いアルバムを作っておきながら、ヨーロッパ、北米、中南米、オーストラリアと続いたサーキットでは日本への上陸を果たせていない。

オーストラリアは2011/10/03が最終だったので、そのまま北上して2011/10/15のLOUD PARK 11に参戦しても良かったのに。
ラウパ前に単独を組んで時間をつぶすほどの需要がなかったということなのかなぁ?
それとも、3.11の影響かなぁ?覚えてないや。

それにしても、あの天変地異があっても、ラウパは決行したんだ。

どのみち、このアルバムを引っ提げての来日がなかったのはとっても残念です。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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* by 某音楽馬鹿
このバンドは本当にブレなくてある意味凄いと思います。

実はこのアルバムはメタリックな感じが後退して過剰にシンフォニックなんで初聴きではちょっと引きました、改めて聴くと結構良いかな・・・って今更ながらに思いましたけど。

大仰なのに加えてオーケストラがこれでもか!って勢いで入って来られたら個人的にはちょっと・・・アレなんですけどね(笑)。

この辺のバンドで今でもチェックしてるのはハロウィンとブラガ、あとは気が向いたらガンマ・レイくらいなんであまり詳しくないんで申し訳ないですけど・・・。

* by フライヤーズポンタ
なるほど、なるほど。
オーケストラ駄目ですか⤵

自分は有名なシンフォニーオーケストラと昔の名曲をライブでやっちゃうような企画ものはまったく聴かないんですけどね。