2017/02/11

BLIND GUARDIAN 「At the Edge of Time」

220px-Blind_Guardian_At_the_Edge_of_Time.jpg ★★★ GER盤

独産メロパワバンドの9thアルバム。

90年代以降、メタルが多様化していく時流とともに、自分を見失うっていうか、ファンが期待するものを提供できていないヴェテランバンドが数多く存在した。
しかし、どこが分岐点かはさっぱりわからないが、この頃、ファンが期待するバンド像に立ち戻っていくバンドたちが多く出現してメタルファンを大いに喜ばせた。

前作「A Twist in the Myth」で復活の狼煙を上げたブラガもそれらのバンドのひとつであって、今作は発売前からかなり好意的な前評判で迎えられた。

今作は思わせぶりな大仰なイントロから①Sacred worldsがスタート、オーケストレーションもふんだんに盛り込まれている、これって生オケかな、いきなり9分もある大作から幕開けだなんて、気合の入りようはハンパない。ピアノイントロで始まる③Road of no release、ブラガ印のパワーメタルそのものだ。力強さのハンパない④Ride into obsession はぜひライブで聴いてみたい大合唱コーラスが特徴の曲だが、セットリストに挙がるのはごくごく稀みたいだ。さあ、吟遊詩人が語り継ぐ⑤Curse my name のスタートだ、ヴァイオリンだかヴィオラの弦楽器で浮遊感を誘われます。⑧War of the thronesのファンタジックな世界観はたまんないよ。⑩Wheel of time のイントロはアラビアン風味で、曲中のオーケストレーションが凄味をもって迫ってきます。

ただ、こんな凄いアルバムを作っておきながら、ヨーロッパ、北米、中南米、オーストラリアと続いたサーキットでは日本への上陸を果たせていない。

オーストラリアは2011/10/03が最終だったので、そのまま北上して2011/10/15のLOUD PARK 11に参戦しても良かったのに。
ラウパ前に単独を組んで時間をつぶすほどの需要がなかったということなのかなぁ?
それとも、3.11の影響かなぁ?覚えてないや。

それにしても、あの天変地異があっても、ラウパは決行したんだ。

どのみち、このアルバムを引っ提げての来日がなかったのはとっても残念です。