2017/05/13

QUEEN 「Sheer Heart Attack」

Queen_Sheer_Heart_Attack.png ★★ 93リマスターUK盤

英国HRバンドの3rdアルバム。

前作「Queen Ⅱ」で美しきロックという形を徹底的に提示した後のアルバムは、音作りにおける緻密さはそのままにわかりやすさが増したという感じだろうか?

自分もそうなんですが、きっと親しみやすさが増したはずです。だから、前作よりは好き。

遊園地での喧騒のようなSEに割って入ってくる摩訶不思議なリフをもって疾走曲①Brighton rockがスタート、フレディ・マーキュリー(Vo) の唄い出しもコミカルで音程を変えつつ歌い上げていく、幾重にも重ねたギター音に色んな表情を持たせ、ヴォーカルハーモニーも多声音楽を聴いてるかのようだ、ブライアン・メイ(G) のギターソロがアグレッシヴさを演出してQUEEN流HRソングのアンセムとなっている。②Killer queenは聴けばヒット狙いのポップソングなんだが、かなり複雑で高度な録音技術が駆使されているはずなのにもかかわらず、聴くものに難解さや近寄りがたさを感じさせることなく耳に馴染む朗らかなポップソングとして成立しているのが凄い。ロジャー・テイラー(Drs)がヴォーカルをとる③Tenement funsterから④Flick of the wrist⑤Lily of the valleyはメドレー。⑥Now I'm here は王道のHR。⑦In the lap of the godsはこりゃもう、ミュージカルの域ですな。⑧Stone cold crazyはメタラーが大好きなファストソング。小曲⑨Dear friendsはゴスペルだね。⑩Misfireジョン・ディーコン(B)作曲なんだけど、何て形容していいかわかりません、アルバムの雰囲気から逸脱するようで、おっさん的にはこういうのいらないんだよね。そんなこと言ったらフレディ作曲のコミカルソング⑪Bring back that Leroy Brownの方がいらないだろって言われるかもしれないが、おっさん的にはこっちの方が好き。幻想的な⑫She makes meでリードヴォーカルをとるのはブライアンだそうだが、てっきりフレディかと思いました。そして、⑬In the lap of the gods... revisitedで最後に幕を閉じる、最高です。

ごめんなさい、やっぱり見識が無さ過ぎてQUEENは語れません。