個別記事の管理2014-11-04 (Tue)
220px-Accept_Blood_of_the_Nations_cover.jpg ★★★ ARG盤

ドイツ産HMバンドの12thアルバム

現在、最新作である「Blind Rage」を引っ提げて2014年のツアーにでかけているバンドラインナップはここから始まった。

ACCEPTは「Russian Roulette」を出してから、バンド内のゴタゴタで低迷を続け、ウド・ダークシュナイダーが出戻っても作品自体は話題性にとぼしく、おっさんももう終わったバンドだとばかり思っていた。
白状すると、おっさんはまったくのノーマークであった。
ACCEPTが新ヴォーカリストを加入させて快心作を作り上げたことも、LOUD PARK 10で来日を果たして好評を得たことも情報として知っているだけだった。
これも、BURRN!を購読しなくなったからだと思います。

ウドに瓜二つとまでは言わないが、似た声質を持つアメリカ人のマーク・トーニロ(Vo)とU.D.O.やHELLOWEENにいたことのあるシュテファン・シュヴァルツマン(Drs)が加入したことによって、彼らにどんな化学反応が起きたのか非常に興味深い現象です。

劇的な復活を誇示するような演出こそないが、それ相応のHMリフが刻まれてスタートする①Beat the bastards、ツインギターによるザクザクのリフがいかにもって感じだ、マークのヴォーカルもウドと見間違うほどに似ているが、金切り声というよりかはマイルドなハスキーヴォイスだ。2014ツアーではアンコール2曲目に配される②Teutonic terrorはとにかくピーター・バルテス(B)のベースラインがカッコいい。③The abyssの中間部でメロウなパートがあり、相変わらずメロディが秀逸だなと思いつつ、マークのしゃがれ声ではない歌声も聴ける。④Blood of the nationsの勇壮なコーラスはACCEPTらしくてニンマリ。オーケストレーションで彩られた荘厳な雰囲気で始まる⑤Shades of death、リフが重々しくて心臓に響く。ボートラの⑦Time machineはボートラにするには勿体ない合唱コーラスのカッコいい曲。冒頭からオーケストレーションに乗ってギターメロディが弾き語る⑧Kill the painは心揺さぶれる綺麗な曲で、ウルフ・ホフマン(G)の真骨頂だ。ハーマン・フランク(G)唯一作曲の⑨Rolling thunder、70年代のJUDAS PRIESTを思い起こさせるストレートなHMだ。⑩Pandemicは2014ツアーでもマストソングとして披露されるが、男気コーラスがあるもののけっこう地味な曲なんですよね。ひずませたベースのイントロで始まる⑪New world comin'、雄叫び合唱コーラスがあるこの曲のほうがライブで映える曲なんだけどなぁ。ファストチューンの⑫No shelterは2014ツアーでも披露される曲で、ピーターの転がり続けるベースが心地よい。オルゴールが寂しく音を止めるとザクザクのリフが刻まれる⑬Bucket full of hateは拳を自然と振り上げてしまうようなガッツ曲です。

すべてはここから新時代が始まった。
HMの洗礼を受けるべく、2014年の来日に備えようではないか。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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