個別記事の管理2015-06-30 (Tue)
220px-Jpstandclass.jpg ★★★ 01リマスターUK盤

メタルゴッドの4thアルバム。

前々作「Sad Wings of Destiny」と前作「Sin After Sin」までの様式路線から曲をよりソリッドにすることで贅肉を削ぎ落した正統派HMとしてさらなる進化を遂げていくことになる。
それでも随所に心にグッとくるギターメロディを織り交ぜ、リフ一辺倒にならない曲作りの妙も見せているところが凄い。

このアルバムからドラマーにロジャー・グローヴァー以下パープルファミリーと仕事をしたことのあるレス・ビンクス(Drs)を据えるわけだが、新ドラマーの紹介も兼ねたようなドラムロールのイントロからファストなリフが劈く①Exciter、1曲目としては破壊力抜群の曲だ。②White heat, red hot はリフ、リフ、リフのガッツソング、たぶんビンクスのツーバスと思われるドコドコ音が心地よい。③Better by you, better than me は、SPOOKY TOOTH のカヴァーなんだけど、自分のものにしちゃってるところが凄い。④Stained classでは、イントロのリフワークがこれまた素晴らしい、前作までに見られた様式系の曲展開も垣間見られてドラマチックに仕上がっている。⑤Invaderでは、サビのコーラスが美しい。⑥Saints in hell では、重金属音ギターリフの上に粘りつくベースラインが重さを強調、ぜひライブで聴いてみたい曲だ、ロブ・ハルフォード(Vo)の伸びやかな歌唱も見事だ。⑦Savageでのイントロのロブのスクリームは尋常じゃない。⑧Beyond the realms of deathでの陰陽のドラマに酔いしれたまえ。⑨Heroes end でのロブが声色を変えて一人二役をやってるところが面白い、これもドラマチックだ。
以下、リマスターボートラで、⑩Fire burns below は急に曲調と時代的なものがガラッと変わる、それもそのはずで「Ram It Down」制作時のアウトテイク、何でここに入れるかね、グレン・ティプトン(G)がスパニッシュギターを披露してて、曲としてはけっこうアメリカンドライな感じで決して悪くないな。⑪Better by you, better than me は「Painkiller」ツアー時のライブ音源、ロブのヴォーカルが危なっかしく、裏返っちゃうこともあります。

プリーストって、どのアルバム聴いても想うんだが、アルバムを一枚のアートとして作り上げる完成度がハンパないね。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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