個別記事の管理2015-08-26 (Wed)
220px-Iron_Maiden_-_Seventh_Son_Of_A_Seventh_Son.jpg ★★★★ 95 リイシューUS盤

ブリティッシュHMバンドの7thアルバム

ORSON SCOT CARD著の「Seventh Son」からヒントを得て制作したコンセプトアルバムだそうですが、この本の物語がどういうものだかさっぱりわかりません。

メイデンがコンセプトアルバムを制作したからと言ったって、驚くようなことはない。
ほぼ毎回のように、そこにはドラマ性があり、聴き手をHMで語るシアターへと必ず誘ってくれるのでわざわざコンセプト性を聴くためにこのアルバムを選ぶ必要はないだろう。

コンセプトなんだろうが、曲間をSEで繋げたり、組曲のようなものは皆無なので、むしろこれがコンセプトって言われる可能性すらある。
ただ、この1枚を聴き終えてみると、プログレッシヴ性が多少色濃い印象を受けるかもしれない。
そんなこと言ったら、別のアルバムすべてに言えることなんで、やっぱコンセプト云々を強調する必要は多分ないんでしょう。

物語の序曲なんでしょうか?ギターコードをシャランシャランと鳴らしながら何やら言葉のフレーズを2,3紡いで、シンセサイザーがリフを刻む①Moonchild、これもしかしたらシンセギターですかね?スティーヴ・ハリス(B)のバキバキのベース音に導かれない曲に驚くんだが、ヴァースに入ると攻撃的なベースラインが聴かれてホッとします。印象的なギターフレーズで静かに始まる②Infinite dreams、これまた激しく展開されていくプログレソング。大衆受けしそうなリズミックな③Can I play with madnessライブで大受けするコーラスを持った曲だ。⑤Seventh son of a seventh son は前々作「Powerslave」に収録の“The rime of the ancient mariner”に雰囲気が似る大作だが、あんなに長くはありません、それでも10分近くあるけどね。⑥The prophecy は短い曲なんだけど、アルバム中最もドラマチックで雄大な曲だ。キターーーー、リズミカルなベースによるイントロを持つ⑦The clairvoyant、コーラスではみんなで飛び跳ねるぞーーーー!!⑧Only the good dyingの最後にアルバム冒頭の言葉のフレーズが再度出てきて幕を閉じる、あっ、コンセプトアルバムだったんだね。

リイシューボーナスCDはシングルカップリング曲の蔵出しで、THIN LIZZYのカヴァー②Massacre やリレコーディングの③Prowler '88④Charlotte the harlot '88 や「Maiden England '88」として後々再発されることになるライブ音源から5曲など全9曲が入ってます。「Maiden England '88」が出るまでは貴重なボーナスだったんだけどね。

このツアー終了後、キーパーソンのひとりであるエイドリアン・スミス(G)がバンドを離れるなんて、誰も想像しなかったでしょうに。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (0) * Trackback : (0) |
コメント







管理者にだけ表示を許可する