個別記事の管理2016-02-27 (Sat)
220px-Beck,_Bogert__Appice_Live_In_Japan_albumcover ★★★ JP盤

スーパートリオバンドの73年、大阪でのライブアルバム

今でこそではあるが、若かりしジェフ・ベック(G)ライブ盤は非常に少ない。
これが自身初のライブアルバムになるんで、フュージョン界に行っちゃう前の貴重なライブ音源であって、かつ、日本公演というオマケもつく。
そして、ジェフファンにとっては、ある種の神格化されたライブ盤ともなっている。

おっさんは、ジェフのギターは凄いってことは聴いてて理解できるが、熱く語れるほどにギタープレイに精通しているわけではない。
BECK, BOGERT & APPICEのスタジオアルバムは1枚しかないわけだが、このライブ盤を聴いてもイマイチ曲の魅力が伝わってこないので、1stアルバムをコレクションしようとは思えない。
じゃあ、このライブって、何がそんなに凄いんだろう?

アメリカの凄腕バンドとして知られる VANILLA FUDGE/CACTUS とジェフとの合体バンドであるだけに、さも凄技の応酬かと想われるかもしれないが、おっさんにはエモーションのぶつかりあいのように聴こえてくるんだよね。
弱点はヴォーカル不在ってとこだろうな。
ドラムが唄っちゃダメでしょ。C-C-B じゃないんだから...。

スティービー・ワンダーの曲D1-①Superstitionでスタート、音質の良さに超ビックリ、カーマイン・アピス(Drs) のドタバタ感といい、ティム・ボガート(B) のボヨンボヨンのベースといい、ジェフ のラフなギターといい、目の前でプレイしてくれてるかのように耳に飛び込んでくる、凄いとしかいいようがない。D1-②Lose myself with youでのインストパートでのバトルはやっぱ凄いな、派手ではないが、各自インタープレイをしてくれてますな、たぶん、色んな曲からちょっとずつ拝借してると思うんだけど名前が出てきません。D1-⑤Boogie は、本来はアンコール曲だったんじゃないかな、40thアニバーサリーエディションでは最後に入ってますよ。
中でも、JEFF BECK GROUP時代の曲として、「Jeff Beck Group」からD1-④Going down、「Truth」からD1-⑥Morning dew(曲中にドラムソロあり)、「Beck-Ola」からD2-⑦Plynth/Shotgun が聴かれるのはうれしい限りだ。ソウルフルだったこれらの曲も硬質なHRとしてゴリゴリにプレイしてくれてますよ。
D2-①Sweet sweet surrenderでのコーラスハーモニーは頑張ったね、ジェフの音量を操る奏法も泣けるなぁ。D2-④Ladyでの演奏はスーパートリオの名にふさわしい鬼気迫る息の合ったプレイが聴けますね。D2-⑤Black cat moanで唄うのはジェフ、ここでも他の曲が入ってきます、トーキングボックスを操るジェフが凄く楽しそう。

なんだ、やっぱ、凄技の応酬じゃん。
ただ、3人ともひけらかすんじゃなくて、サラリとやってのけるんだよね。まるで、数十年一緒にプレイしていたかのような阿吽の呼吸でね。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
ジェフ・ベックさんに関しては凄く好きという事もないんですが、ロッド・スチュワートさんが好きなんで初期作品は聴きました、音で誰だか分かるのは素直に凄いかと。

リズムセクションの2人はちょっと前に元ラフ・カットのポール・ショーティノさんと組んだアルバムがお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=Xmv6VItBMkQ

* by フライヤーズポンタ
カーマインの名前をぜんぜん耳にしなくなったなと思ったら、へぇー、そんなことやってたんですか。

ちょいと聴いてみますね。


コメント







管理者にだけ表示を許可する