個別記事の管理2016-07-16 (Sat)
220px-Cover_hth_large.jpg ★★ 96リマスターUS盤

アメリカンHRバンドの2ndアルバム。

アルバムジャケットに日本チックなものをデザインとして使用する洋物アーティストって意外と多い。
メタルバンドにもそういうことをやるバンドも少なからずある。
アルバムタイトルに日本語を使ったり、ジャケットアートに日本の風景やシンボリックデザインを使ったり、日本のイメージ写真を使ったり様々あるだろうが、このアルバムは翻訳した日本語をそのまま印字している摩訶不思議なデザインだ。
日本人が見れば、日本で買ったものなんだから、邦盤じゃなくても当然って思えなくもないが、英語圏の人間から見ると、きっと、お洒落なデザインに見えるんだろうな。

見た目はかなりチープじゃないだろうか?
原体験してないから発売当時のインパクトなんて知る由もないんだが、コンサート会場の違法露店で売ってるアーチストステッカーのように見えなくもない。どう!?

じゃあ、なぜ日本語を使ったんだろうか?
この当時はロック御三家として、QUEEN、AEROSMITH、KISSが持て囃されていたと聞くに及ぶ。
それぞれの初来日を見ると、QUEENは75年4月、いきなり武道館。AEROSMITHは遅れること77年1月にこれまた武道館。そして、KISSは御三家で最後の77年3月でこれも武道館となっている。
その後、QUEENはほぼ毎年のように連続で来日することになるが、AEROSMITHは初来日から11年後の「Permanent Vacation」での復活時に再来日を果たす。
肝心のKISSの再来日は初来日後にすぐ訪れるが、そこから間が空いたりしてコンスタントには来ていない。
いかに、QUEENがアイドル的な扱いを受けていたかがわかるだろう。

そもそも、それぞれのバンドが絶頂期に初来日となるわけで、そこからバンドの解散危機を迎えるエアロと迷走状態に入るキッスを見れば、そこから毎年のように来日できるはずもなく、音楽の多様性を備えたクイーンが戦略的に見れば勝ち組といったところだったのだろう。
じゃあ、キッスが日本贔屓的なことをしたのはなぜだ?このアルバム発表の3年後に初来日のはずなのになぜだ?

ちょっと調べてみたんだが、単純に、アルバムデザインを手がけた人がジャパニメーション・オタクだったんだそうです。
なんだよ!!
ちなみに、底辺中央の「カ」はカタカナではなく、漢字の「力」(ちから)だそうです。チープだねぇ~。

外見はチープかもしれんが、中身は気合漲るHR曲が並ぶ秀逸なアルバムとなっている。
ゴージャスなコーラスはデビューアルバム「Kiss」と変わることなく、むしろ、プレイ面がさらに磨きがかかったかのような自信に満ち溢れる作品となっている。

①Got to choose から④Hotter than hell までミドルテンポのわりかし暗めなヘヴィーHRで攻めてきたのに、いきなりロックンロールパーティー⑤Let me go, Rock 'N' Roll になるところがこのバンドらしさか。⑦Watchin' youでのダブルギターによる重めのリフの応酬なんて、すんげぇカッコいいよん。⑧Mainline⑩Strange waysピーター・クリス(Drs/Vo)が唄ってるんだが、この人の声って、ポール・スタンレイ(Vo/G)ジーン・シモンズ(Vo/B)を足して2で割った声だなぁっていつも思うんですけどね。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
KISSはこういう漢字が入ってるのが好きそうですよね、ツアーパンフとかTシャツとかでも見ましたし。

こういう外国の人にはウケて日本人には何とも言えない感じになるジャケで真っ先に浮かんだのはバッド・カンパニーのジャケでハッピ着てるやつなんですけど、KISSのこのジャケも相当ダサい・・・いや何とも言えないジャケですよね。

KISSのこれはあんまり有名じゃない作品だと思うんで、それがまだ救いかと・・。

https://www.youtube.com/watch?v=tuK8Irl14nM
中身の音は結構好きですよ。

* by フライヤーズポンタ
BAD COMPANYはそういえば、知らないなぁ。

たしか、ポール・ロジャースの奥様が日本人でしたっけ?
今度、確認してみまぁーす。

コメント







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