個別記事の管理2016-12-31 (Sat)
220px-Dream_Theater_-_Awake.jpg ★★ JP盤

米国産プログレメタル・バンドの3rdアルバム

90年代に突入すると、メタル界では、へヴィーさ(暗さかも)を追求するような動きがあった。
大物ヘアメタルバンドでさえ、アイデンティティーを否定するかのようなアルバムを世に送り出し、世間を騒がせていた。

前作「Images and Words」で新たなメタル像を世に問うて、信者を世界中に形成していたDTも例外ではなかった。
このアルバムの世間評は「DT、お前もか?」っていうものだったと記憶する。

そんな評判を耳にしては、おっさん手を出すはずもなく、つい最近までスルーしてきたわけだが、DTの歴史を知るには、ケヴィン・ムーア(Key) が在籍している最後のこのアルバムも重要だろうとういうことで後追いさせてもらいました。

一聴するに、たしかに暗いが、圧倒的な演奏力は前作を上回っているように感じます。
暗い中にもハッとする美しいメロディーも存在するし、曲構成を練った感じは前作以上に感じられて、より一層、緻密さを感じ取れるんだよね。
じゃあ、前作よりこっちの方が好きかと言われたら、それは別の話であってね。
HM寄りになるのは、彼らの原点というか、HM好きがやってる音楽であるからして、HM寄りになるのは当然な成り行きのような気もします。
HM寄りな分、ジョン・マイアング(B) のベース音が際立ってきて、こういうの好きです。

①6:00で聴かれるジェイムズ・ラブリエ(Vo) の歌声が別人に思えるほどにダーティーなもんだからビックリしちゃうんだけど、この1曲で諦めてはいけませんぞよ。③Innocence fadedのイントロは明るいからね。④Erotomania⑤Voices⑥The silent man は組曲なんだが、この世界観に浸るときの陶酔感と言ったら、ハンパないですよ。⑦The mirror のリズムはへヴィーだねぇ、みんなPANTERA旋風を無視できないんだよね。この後は聴き流してしまうほどに特筆すべきことはないんだけど、⑪Space-Dye vest の暗いピアノが始った途端、絶望感に苛まされます、なんですかこの重苦しくも美しさが同居するような陰鬱状態は?聴いてみそ?
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (2) * Trackback : (0) |

* by 某音楽馬鹿
そういえば批判された作品でしたよね。

逆に言えば前作がメロディアス過ぎたんでこういう評価になったのかもしれません。

私もマイアングさんのベースは大好きです。

* by フライヤーズポンタ
色んなことやってくれるのがDTの魅力なんでしょうけど、今じゃ複雑怪奇なバンドがいっぱいいて、当たり前すぎてきてDTも埋もれてきちゃう世の中になりつつありますねぇ。

コメント







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