2018/08/04

URIAH HEEP 「Look at Yourself」

uhlayourself.jpg ★★ US盤

英国HRバンドの3rdアルバム。

前作「Salisbury」から変わったことといえば、ドラマーがイアン・クラーク(Drs) になったことだが、この人は有名人というわけではないし、このアルバム1枚しか参加していないので特筆すべきものは何もない。

これを書いている2018年現在も未だに現役であり続ける老舗バンドであるが、通算23作あるオリジナルスタジオ盤の中で恐らく一番人気のアルバムがこれであろう。

一般参加型レビューサイト「Rate Your Music」 でも、レイティング・アヴェレージは全カタログ中のトップに君臨している。2018年9月に新作が出てくるはずなんだが、今作を超える評価を得ることはできないでしょう。っていうか、もう、50年近くも活動を続けるバンドが遠い過去に金字塔を打ち立てたものって、絶対超えられないんでしょうね、きっと。そんなバンドがこの世にいたら、お目にかかりたい。あ!?GUNS N' ROSES が約オリジナルメンバーで新作を出すの?30年の活動期間の内、一緒に創作活動をしてたのは、正味何年よ?重みが違うじゃん。

そうは言っても、このバンドだって、2018年現在のメンバーが第何期になるのか、さっぱりわかりません。

こういうのは、やっぱヴォーカル中心にカウントした方がいいのかね?ツアー参加だけの人を除外した歴代のヴォーカルは、デイヴィッド・バイロン(Vo)ジョン・ロートンジョン・スローマンピーター・ゴールビーバーニー・ショウの5人となる。

この中でも、活動期間が一番長いのが2018年の新作でも不動のヴォーカリストであるバーニーということになるんだから、驚きだ。

おっさんはついこの間まで、このバンドの黄金期は今作を中心に5th「The Magician's Birthday」までと想っていたが、歴史はそう語ってないみたいだ。今作でヒープの何たるかを知ってから、2018年の新作をチェックするのがいいだろう。

前作まではインプロヴィゼーション的なプログレ色満載の方向性を示し、HRバンドというよりは、むしろプログレバンドというイメージの方が強かったが、1曲目①Look at yourself からもわかるように、第二期DEEP PURPLEを目の当たりにしたからかどうかわからないが、オルガンとギターが火花散らす骨太のHRを展開するようになった。ハモリの歌メロが秀逸な②I wanna be freeも強弱の対比が見事な佳曲。10分を超える③July morningでの英国情緒溢れるドラマ性にはただただ酔いしれるのみ。④Tears in my eyesでは、前半をギターでグイグイ引っ張っておいてアコギを入れてからスキャットで美しさをブレンドして最後に再度鋼鉄音のギターでロック魂を叩き込んで聴き手の心臓を鷲掴みにするところがすんごいね。⑤Shadows of grief はオルガンとギターがバトルを繰り広げるHMソングだ、後半のキーボードによるインタープレイなんかはプログレ色が出てるよね。⑥What should be doneはコーラスに支えられながらしっとりと唄うあま~いピアノ曲。ミック・ボックス(G) が唯一作曲クレジットに名を連ねる⑦Love machine は、モーニング娘。とは何ら関係がないはず... だよね?








コメント

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No title

ユーライア・ヒープは大好きですが、私も今が第何期なのか分かりません(笑)。
それにしてもこれはかっこいいアルバムですよね、この時期のアルバムはどれを選んでも損はないかと思います。
今のメンバーさんは昔のファンからは色々言われてますが、私的にはバーニーさん大好きです、新作もかなり楽しみにしてますよ~。

No title

某音さん、まったくもって同感です。

某音さんにご紹介をいただき、最近のヒープを聴くようになって、実はヒープってバーニー期が一番いいような気がしています。

新作もマストバイですな。あのジャケットアート最高です。