2018/01/03

THIN LIZZY 「Live and Dangerous」

220px-Thin_Lizzy_-_Live_and_Dangerous.jpg ★★★ JP盤

76年11月のロンドン、77年10月のフィラデルフィアとトロントでのライブ。

ってことは、「Johnny the Fox」ツアーと「Bad Reputation」ツアーから抜粋されたものらしい。

ライブ名盤100選のような企画があれば、必ずと言っていいほど紹介されるから有名なライブ盤ですよね。

プロデューサーの告白によれば、ドラム以外は75%がオーバーダブでスタジオで録り直されたものらしい。

小奇麗なライブ盤に仕上がってるなぁ、という印象は持っていたが、なるほどねって感じだ。

ただ、バンドマネジャーは75%がライブだって反論してるし、バンドメンバーは必要なものだけオーバーダブしたはずだ、ってもうこれはね。

おっさんは、ライブ盤におけるプレイの差し替えやオーバーダブに反対な訳ではない。だって、黙ってりゃそれに気づくほどの音楽的素養もないわけで、商品としての価値を考えれば、良質なプロダクションを提供するのはプロにとっては当たり前のような気もする。

ライブって、参加することに意義があると思うし、何らかの事情で参加できなければ、CDで聴いて楽しめばいいし、参加した人はそれを懐かしく思い出すアイテムにもなるわけで、ライブ盤っておっさんも重宝してます。

音を聴けばわかるが、けっこうメタルなライブをやってる。スタジオオリジナルよりギターが前面に出てきてすごくソリッド。アグレッシヴなツインギターが左右のチャンネルから飛び込んできて、そのど真ん中に負けじとブリブリのベースが割って入ってくる様が手に取るようにわかる逸品です。②Emeraldを聴けば、悶絶するはずです。

これなら、スタジオ盤がちょっとソフトだなぁ~、って思ってた輩も充分に頷ける内容だと思います。

① Jailbreak
② Emerald
③ Southbound
 綺麗なバックコーラスを聴くと、あ、これがオーバーダブかもね、って感じ。
④ Rosalie/Cowgirl's Song
⑤ Dancing in the Moonlight
⑥ Massacre
⑦ Still in Love with You
⑧ Johnny the Fox Meets Jimmy the Weed
⑨ Cowboy Song
⑩ The Boys Are Back in Town
⑪ Don't Believe a Word
⑫ Warriors
⑬ Are You Ready
⑭ Suicide
⑮ Sha La La
⑯ Baby Drives Me Crazy
⑰ The Rocker


これを買うなら、78年のRainbow Theatreで行われたライブDVDがカップリングされてCD2枚+DVDとなったデラックスエディションをお勧めします。

コメント

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No title

このアルバムでシン・リジィの名を上げたくらいの名盤ですよね。純粋なライブとまではいかないですが、それでもオリジナルより迫力が増してるので素直に楽しめるアルバムだと思います。ヒューイ・ルイスも参加してるんですよね。

あとやっぱ楽曲の良さが光りますね。このアルバムの後にも良い曲が多いですが、このアルバムも選曲が絶妙だと思います。

奇しくも1/4はフィル・ライノットの命日ですが、在命ならば68歳。もう32年も経ってるのに未だに楽曲が世界中で聴かれてるのはミュージシャン冥利に尽きるのではないでしょうか?

ポンタさんのご指摘通り、私もDVD付きデラエディ盤(輸入盤ですが)購入しましたよ。

No title

それにしてもイギリス界隈には優れたソングメイカーが多いですな。

輸出産業なんかイギリスにあるのか知らんが、音楽先進国としての大英帝国の誇りみたいなのをあの人たち自慢するもんね。

アッパレ!!

No title

私的にはオーバーダブせずにゴミな作品出されるよりはほとんどオーバーダブでも良い作品を!っていう考えなので(笑)、割と気にしません、そんな割合でオーバーダブされてたのは知りませんでしたけど。

これを聴いたおかげでシン・リジィは私の「何としてもライヴを観たかったバンドの上位5位」に入ってます、ちなみに1位はハノイ・ロックスでコレは体験済み、あと3つはご想像にお任せします。

このアルバムほど「会場に居たかった!」って聴いた人に思わせる作品は無いと思うし、大好きな作品です。

No title

某音さんの「あと3つ」が超気になる。

本宅ブログで特集組んで教えてくださいよーーーー!!