2017/11/26

IRON MAIDEN 「The Final Frontier」

220px-The_Final_Frontier_cover.jpg ★★ EU盤

英国HMバンドの15thアルバム。

この記事を書いている時点で持っているカタログ中、最もしっくりこないというか、印象に残らないアルバムなんだよね。

世間評では、8th「No Prayer for the Dying」よりはマシというものだが、8thが大好きなおっさんとしては世間様とはちょっと嗜好が違うみたいだ。

発売日にCDショップに赴き、視聴器のヘッドフォンで聴いてみて飛び込んできた①Satellite 15... the final frontierのパーカッシヴなイントロでワクワク感を抱かせておいてブルース・ディッキンソン(Vo) によるイントロダクションを説明するかのような伸びやかな語り部が入ってきたら、もう、興奮せずにはいられないでしょ、そこからくる曲の本体部分はメイデンにしてはそんなにファストチューンにはなっていなく、淡々と流れるものの1曲目にはもってこいのキャッチ―さがある。②El Dorado の入り方も全楽器でガッシャーーン、ババーンって大袈裟で、キタキタキターーって感じ、グルングルンに転がるスティーヴ・ハリス(B)のベースが轟けば、そこはもう、メイデンの世界な訳で、ライブで盛り上がること間違いなし。

で、この後も典型的なメイデンソングが続いていくんですけど、なんかこう、代わり映えしねぇなぁ、って感じ?メイデンが今更実験的に更なる進化を求める必要なんてまったくないんですけど、なんだろな、この気持ち。

今作のクレジットを見ると、スティーヴは全曲に関わっている。ってことはスティーヴ色が濃くなるのは必然なわけで、いつものメイデンが似たり寄ったりっていうのもあるんだろうな。

スティーヴが全曲で関わっている過去のアルバムを探してみると、「Killers」、「Brave New World」、「A Matter of Life and Death」がそうなんだよね。まあ、スティーヴがクレジットされていない曲を探す方が圧倒的に少ないわけなんだけど、もっとディッキンソン/エイドリアン・スミス(G)っていうクレジットがあってもいいじゃん的なことなのよ。わかります?

何故か知らんが、ディッキンソン/スミスっていうクレジットは「No Prayer for the Dying」の“Hooks in you”以来、まったくない。でも、これってエイドリアンが脱退した後のアルバムであって、正確に言えば、「Seventh Son of a Seventh Son」の“Moon child”以来ってことになる。

うーん、本人たちはきっとそんなこと気にせずに曲作りをしてるはずなんで、考え過ぎだな。

今作発表時点で、メイデン史上、最も長い収録時間をもったアルバムであって、収録限度ギリギリの76分という長丁場のアルバムとなりました。長い割には、アップダウンが激しくないっていうのもマイナス要素になってるかもしれませんね。

これでも長いのに、次作「The Book of Souls」が2枚組みになるなんて、想像もつきませんでしたね。

① Satellite 15... The Final Frontier
② El Dorado
③ Mother of Mercy
④ Coming Home
⑤ The Alchemist
⑥ Isle of Avalon
⑦ Starblind
⑧ The Talisman
⑨ The Man Who Would Be King
⑩ When the Wild Wind Blows

コメント

非公開コメント

No title

このアルバムは印象が薄くてどんなだったっけ?ってなります。
買ったのも発売からしばらくしてからだったんで余計に新作発売!っていう感じがしない作品でした。
改めて聴いても長いな~って(笑)。
でも次の作品はちゃんと印象に残ってるんでやっぱり評判通りアレなんかな~って。

ちなみに8作目はリアルタイムではそんなに聴いてませんでしたが今ではかなり好きですよ。

雑誌とかの低い評価が結構な影響を与えてますよね。

No title

雑誌の影響って本当、絶大ですよね。

自分の感想っていうのも実は雑誌等から誘導されてる部分も相当あるわけで。

まあ、雑誌等他人の評価がないと、聴いてみるキッカケにもならない可能性があるんで、雑誌も大切なアイテムのひとつであることに間違いはないんですけどね。