個別記事の管理2017-08-27 (Sun)
220px-Dream_Theater_-_Train_of_Thought.jpg ★★★ GER盤

米国産プログレメタルバンドの7thアルバム。

生粋のメタラーたちがこぞって最高傑作と絶賛するアルバム。

DTに何を求めるのかと、各自の嗜好に沿ってその評価が分かれると思うんだが、今作はとにかくヘヴィ & ダーク。
だからこそ、コアなHMファンたちが大好きなアルバムなんでしょうか?

自分の過去を振り返ると、21世紀に入って、HMのサブジャンルがどんどん細分化されていく中で、おっさんは完全についていけなくなった。昭和人間万歳!!
IRON MAIDENブルース・ディッキンソンが戻り、HM業界が(特にヨーロッパで)再浮上していくという喜ばしい状況になっても、結局古いメタルにしか琴線を動かされない感性の乏しいおっさんは完全に取り残されるわけだな。

自分の私生活においても、今作が発表された2003年には長子が誕生し、生活の中心が家族になってくると、この時点でメタルから卒業しても良かったんだろうに。
しかし、アメリカでのメタルアイコンであるはずのNu Metal などをあまり取り上げることのないBURRN!のおかげ(嫌味じゃないよ)でメタル嗜好をやめずに済んでいます。
ただ、いつの時点でBURRN!の購読をやめたかは記憶にないが、やっぱりメタルコアやメロデスなんかの新人を取り上げなければならない責務のあるBURRN!も自分が読む記事がどんどん少なくなっていき、今に至る。

だから、リアルタイムで今作を聴いていないし、この頃のDTはまったく眼中にありませんでした。

後追いで今作に接してみるに、DTってけっこう流行っていうか、時流に乗るバンドなんではないか?って思ったりする。
それは、マイク・ポートノイ(Drs) が顕著にそういう傾向があるのかもしれませんが...。

Heavy Metal の音がヘヴィなのは、ジャンル名より当たり前なのかもしれませんが、時代というか、メタル野郎たちはもっとヘヴィに、もっとハードコアに、ってな具合にシーンを染めていく傾向にあったかもしれません。
そのことは、きっとDTも無視できなかったはずなんでは?

1曲目①As I am のイントロからすんげえ歪ませたノイズの洪水みたいな雰囲気で始まって、もうすべてがすんげぇ重いのよ、だってHeavy Metal やってんだもん。これまたノイズを何度もカマセテくる②This dying soul は、マイク・ポートノイ(Drs)主導による6th「Six Degrees of Inner Turbulence」“The Glass Prison”から続く組曲だそうで、歌詞とメロディを共有してるそうです、こんなこと言われなきゃわかりっこないよね、コアなファンじゃないとついていけないバンドっていうコンセプトなのかもなぁ、そういうことを抜きにして、ここでのインタープレイはぶったまげまっせ。突如、③Endless sacrificeで急にムーディーに始まるんだけど、パワーコードでリズムを刻むギターはHeavy Metalそのものだし、中盤からまたまた驚異のインストバトルに突入しちゃって、もう、失禁しまくりです、この演奏力には呆気にとられるしかないでしょ。④Honor thy fatherは、ポリリズムってやつなのかなぁ?すんげぇ複雑なリズムで、ギター、ベース、キーボードすべてが真っすぐに攻めてきます、ここまでくるともう凄いというか、恐いね。⑤Vacantでは、チェロ演奏が入って物哀しい雰囲気に、ピアノもまた肌寒さを誘うんだよねぇ。メロディをそのまま引き継いで始まる⑥Stream of consciousnessは11分もあるインストソング、冗長じゃなく、歌メロがなくても説得力のあるドラマが見出せます。最後、⑦In the name of godも重いぞぉー、邪悪だぞぉー、ジェイムズ・ラブリエ(Vo) の見事な歌唱も忘れないでね~。
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
* Comment : (4) * Trackback : (0) |

* by K.A.E.
なるほど、ポンタさんの話は確かに一理ありますね。このバンドってその時期の美味しい部分を取り入れて上手い具合にそれを打ち出して進化と結び付けるイメージがありますよね。

このアルバムも最初聴いた時は意外とメタルしてるなあ~と意表を突かれた印象を受けました。でも、私がこのバンドに求めるのはこういう路線ではないんでそんなにハマらなかったですね。カッコイイのは理解出来るんですが...
今のバンドは「ポートノイがいないとダメ」的なレッテルを貼られてますけど、私的にはヘヴィな音像よりも今の路線の方が好きですね。ポートノイが解雇される前の数枚はCD買ってもホントに聴かなくなっちゃって、2枚くらいCD買わなかったのもあるくらいです。

私もBURRN!を買わなくなって10年以上経ちますけど、買わなくなった理由は好みの音をプレイしてるミュージシャンが減った事とメタルの細分化に雑誌が付いていけてないと思ったからですね。その影響で評価もめちゃくちゃになった印象がありますし。
私の好みがヘヴィメタル的なモノからハードロック的なモノに変わってきたお陰もあるんで、はっきりと「メタル好きです」と言えなくなりましたね(笑)。

感性が付いていけなくなるのは私自身の問題ではあるけど、大好きで聴く音楽くらいは自分の感性で聴くモノなんで妥協はしたくないですね。古臭い?でも好きなんだからしょうがないじゃん!!ってな具合で(笑)。

* by 管理人
そうそう、カッコいいってのはすっごく理解できるのよね。ウンウン。

そうそう、メタルって今の時代、何を指すのかイマイチわかりづらくなりましたよね。自分もメタルをブログタイトルに持ってきてるのがちょっと後ろめたい気がするんDeath!

だけども、青春の高校生時代からメタル好きだった自分を恥じる訳でもないし、自分の感性に響くものがメタルだと勝手に思ってたりして。

こういうおっさんがいるからBURRN!も懐古趣味的なところから離れられない。だけども、編集者の中にはきっとジレンマを抱いて取り組んでいる人もいるんじゃなかろうか?真のメタルはこんなもんじゃないとか...。

自分は雑誌にお金をかけることはしないけどBURRN!がんばれ!!って言ったら、怒られるだろうなぁ。買わないけど、ちゃんと毎月眺め読みはしてます、って言ったらもっと怒られそう。

人間は都合のいいようにカテゴライズしたがるからいけないんだろうな。昔みたいにBURRN!に掲載されるものとその周辺のバンドがメタルだよ、って言えば簡単じゃない?でも、いち読者が好きなメタルを叩いちゃう時もあるしなぁ。えーい、活字と頭で考えるのはやめよう。

ビバ!Heavy Metal! Hail to BURRN!

* by 某音楽馬鹿
DTのこのアルバムは不穏な感じのジャケットからグランジっぽい感じになるんじゃないか?っていう噂があったと思います。
実際に発表になるとへヴィだけどいつものDTだったんで一安心でした、このアルバムは好きですよ。

私は1995年前後にメタル卒業寸前まで行きました、メタルCDを200枚くらい処分してジャズばかり聴いてたという・・・(笑)。
何でメタルに戻ってきたかっていうのはそのうちブログか本サイトの方で触れるかも。

* by 管理人
おーっ!!
200枚以上も処分してからの再入門ですか。
ってことは、数百枚単位で買い戻したってことですか?

すんげぇ気になるんで、自叙伝楽しみにしてます。

コメント







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