個別記事の管理2017-09-09 (Sat)
220px-Dream_Theater_-_Octavarium.jpg ★★★ JP盤

米国産プログレメタルバンドの8thアルバム。

こんなことやれんのはプログレバンドだけだよね。きっと、本人たちも自覚してるからこそ、徹底したコダワリを聴き手に送り付けてくるんだよね。

今作は8作目ということで、アルバムタイトルでも暗示されているように、数字の「8」とその黄金比とされる数字「5」に徹底的に拘ったそうです。
まあ、こういうコダワリは今作が最初というわけではなく、過去作にもあったわけだが...。

収録曲数が「8」っていうのは単純だが、言われなきゃわからんコダワリがそこかしこに埋め込まれているらしい。

あー、聞かなきゃ良かったよ。いろいろ詮索しようとしちゃうじゃん。
でも、音楽理論やら都市伝説の類を知らないおっさんのような凡人には絶対不可解なものなので、考えるのをやめましょう。

色んなもんを取っ払って、音だけ聴いていると、今作はすんげえ心地いいですよ。

ジェイムズ・ラブリエ(Vo) の歌唱も出番が多い作品で、何より全体が美しいメロディで支配されています。
だから、前作「Train of Thought」でのHeavyさを心底好きなメタラーには評判が薄い作品になったみたいだが、ちゃんとメタルっぽいところも存在しているので、それでもDTの作曲センスには脱帽してますっていう批評が多くを占めている。

前作の延長なのかなって思わせる音作りの①The root of evil は、マイク・ポートノイ(Drs) 主導によるTwelve-step Suiteの組曲のひとつで、前作曲“This dying soul”の続き。ピアノがポロンポロンって物哀しく奏でられる②The answer lies within はバラードって言っていいのかな?遂に来ました、DTメタル部とも言えそうなギター音で切り込んでくる③These walls、歌メロに入るとそんなにメタルメタルしてないんで、鋼質な音作りと聴きやすいメロディが同居してるから凄いね。④I walk beside youなんか、アメリカン歌謡を聴いているようで、アメリカのラジオ局には受けたんじゃなかろうか?日本でもFM局から聞こえてきそうな曲だね、え!?今のDTだったの?ってなっちゃうかもね、なんとも爽やかな曲です。キタキタキター、鬼のベースラインから怒涛のリズムと歪んだギター音、これこれこれ、これを待ってました、⑤Panic attack におけるインタープレイの緊張感に脱帽するしかないでしょ。前曲の雰囲気を引き継ぐ⑥Never enoughはスピード感で勝負するが、サビはやっぱり爽やかだね。⑦Sacrificed sonsはオーケストレーションが入る大味なプログレ曲。で、ここで終わらず、24分もある組曲⑧Octavariumで最後を締めくくります、ここまでくると、変態以外の何物でもないでしょ、70年代の先人たちを最大限にリスペクトしたプログレソングとなってます、プログレオタクぶりが全開すぎて、それこそ、爽快感を全身で受け止めることが出来て、心打たれること間違いなし。

メタル好きでよかったぁーーーーー!!
Theme : HR/HM * Genre : 音楽 * Category : レビュー全記事
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