2018/07/01

PRIMAL FEAR 「Nuclear Fire」

220px-Pfnuclearfire.jpg ★★ JP盤

ドイツ産パワーメタルバンドの3rdアルバム。

世間一般では、今作で一皮むけて一級バンドとして脱皮した出世作とされるアルバムである。

前作「Jaws of Death」からメンバーチェンジが行われ、SINNERではマット・シナー(B) の相棒であるはずのトム・ナウマンが解雇され、元THUNDERHEADでSINNERの2000年作「The End of Sanctuary」でギターをプレイしていたヘニー・ウォルター(G)がセカンドギタリストとして迎えられた。

で、その後、SINNERの2003年作「There will be Execution」では、ヘニートムがダブルギタリストとして一緒にアルバム制作に携わっているんだから、メタルの常識ってもんはわからんことだらけだ。

ところで、マットは、SINNERとPRIMAL FEARのどっちがやりたいんだ?ってならない?どっちもやりたいんだな、きっと。

ライナーノーツを読む限り、PRIMAL FEARは近所通しのバンド仲間であり、SINNERは遠距離づきあいが許されるバンドメンバーの構成っていう住み分けみたいなもんが存在するらしい。第三者からしてみれば、ちょっとわかりづらい住み分けだよね。

デビュー作からメロディアスでありながらもACCEPT寄りの鋼鉄魂を見せつけていたこのバンド。ラルフ・シーパース(Vo) の歌唱がロブ・ハルフォードのそっくりさんと揶揄されることもあったことから、JUDAS PRIESTを崇拝しつつも楽曲をわざと似ないようにしていたようにも思っていたが、今作ではもう吹っ切れたのかな?プリースト大好きーーーってな感じで、まるで「Painkiller」か!!ってな具合にオマージュしまくっている。

うん、これでいいんだ。あんたたちこそメタルゴッドの後継者になりうる存在なんだから。この意気込みは買ってあげようよ。

①Angel in blackのドラムインからもう、「Painkiller」で衝撃を受けたあのドラムを思い出させてぶったまげること間違いなし、ここまでやるか?って、それでもコーラスはドイツっぽいよね。②Kiss of deathも「Painkiller」にあったよね?聴けばすぐわかるので曲名は内緒。③Back from hell でのハイトーンヴォイスだってロブを意識してるんだろうな、きっと。④Now or neverのミドルテンポ曲でちょっと一息、前作からの流れを引き継ぐようなメロディアスな歌メロとギターソロに感動。⑤Fight the fire にはどことなくスラッシーな要素もあって、ハッとします。⑥Eye of an eagleはACCEPTっぽさ全開っていうか、まんまACCEPT。⑦Bleed for me、ここへ来てギターのアルペジオでしっとり聴かせるバラードタイプの曲が鎮座します。⑧Nuclear fire は、ジャーマンメタル印ソング、HELLOWEENそっくりって言わないでね、ドイツ人の遺伝子にはこういうフレイヴァ―がどこかしこに組み込まれているはずなんだから。⑨Red rain からは、ちょっと驚きみたいなものがなくなってきて失速気味だな。最後⑫Living for metal のそのまんまのタイトルから締めを期待したが、アルバム前半の勢いを引き継げてないな、それでもメタルゴッド愛が漲る正統派パワーソングとなってます。
⑬Out in the fieldsGARY MOOREのカヴァー。

間違いなく硬質さが増した鋼鉄魂がここにあると思います。買い損は絶対ありません!!







コメント

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No title

このバンドとシナーはかなり好きで、作品出たらとりあえずチェックしてますが、アルバムに外れが無いバンドっていう印象です。

ちなみに新曲2曲がSpotifyで聴けますよ~。

No title

もうSpotifyさえやってりゃ、事足りる時代になっちゃいましたよね。

いつか有料会員になって、自宅のWi-Fi環境下でたくさんダウンロードするようになると思います。

で、最近気づいたんですが、スマホってそんなにたくさん音楽を取り込めないんですね。あんな小っちゃい箱だから無理もないんでしょうね。

スマホの機種変するときに、古いやつは音楽用端末として使うようにしようと思ってます。いらないシステムとか全部削除したら、もっと音楽が取り込めるようになるのかな?