2018/05/13

DREAM EVIL 「United」

220px-United_-_Dream_Evil.jpg ★★★ JP盤

スウェーデン産パワーメタルバンドの4thアルバム。

アルバムジャケットを見れば、一発で音が想像できちゃうね。MANOWAR的なパワーメタルなのかな?ってね。
でも、音的にはぜんぜんMANOWAR的ではありませんので、悪しからず。

今作からメンバーが少し替わってます。

結成当初からメロディメイカーとしてバンドを支えていたガス・G からギターはマーク・ブラック(G)、これまたバンドの屋台骨を支えていたスノーウィ・ショウからドラムはパット・パワー(Drs) になってます。

パットは、本名をパトリック・ヤークステンと言って、そもそもはサウンドエンジニアであって、たぶん、フレドリック・ノルドストローム(G) のスタジオ職人仲間なのかなって勝手に思ってます。

ガスがバンドを去って悲しいなんてちっとも思わないおっさんは、実はこの記事を書いている時点の全カタログ中最も好きなアルバムだ。

メンバーチェンジによる音の変化はほとんどないと言ってもいいんですけど、よりHM然りとした鋼鉄魂みたいなもんが読み取れるのよね。流麗なメロディで琴線に訴えかけてくるものより、ガッツンガッツンの鋼鉄球を投げつけてくる剛速球アルバムの方がしっくりくるんです。

で、次作「In the Night」ではギターがまた替わっちゃうんですが、2017年に久しぶりにメタルの戦場に戻ってきて出した新作「Six」は今作のメンバーにまた戻ってるんですよ。
そりゃ、嬉しいのなんのって、解禁日を心待ちにしてたんだけど、みんなの評判を耳にするに、残念評が大半を占めていたんで、買ってないんですよねぇ。

もし、6th「Six」から入ってガッカリしちゃった人はこのアルバムを聴いてくだされ。そして、またこんなアルバムを作ってくれることを期待しつつ新たな音源を待ちましょうよ。

JUDAS PRIEST「Painkiller」を意識したかのようなドラムロールからギターの上昇ピロピロ(こういうの技術的になんて言うの?)でド派手にカマしてくれる①Introductionからスピードチューンの②Fallingに雪崩込むんだけど、冒頭部分①は邦盤ボーナスなのよね、日本人の好みを知り尽くしてるとしか思えない演出ですわ。ライナーノーツでは、外盤の1曲目にあたる③Fire! battle! in metal! がMANOWARのようなトゥルーメタルって形容してんだけど、本当にそうかなぁ?どっしりとしたHMソング④United のコーラスなんてすんげぇ猛々しいよ、ぜひライブで絶叫したいわ。⑤Blind evil はキャッチ―なコーラスを織り交ぜるメロディアスソングで、80年代古き良き時代の香りがプンプンするよねぇ。⑧Higher on fireこそ、MANOWARの勇壮さがJUDAS PRIESTの鋼鉄魂に出会ったかのような曲だ。DIO Years SABBATHとOZZY Years SABBATHを足して二で割ったような荘厳なメロディを持つ⑩Love is blindでのニクラス・イスフェルド(Vo) の歌唱は、その重い曲調とシンメトリーとなって、それとは真逆の天使の如き歌声に聴こえてきて凄く不思議だ。ACCEPT流の合いの手が入るファストチューン⑪Pain patrol は邦盤ボーナス。⑬Lady of pleasureも邦盤ボーナス、これがまたガスが得意としていたOZZY OSBOURNEっぽい曲なんだよねぇ、って作曲は全員でしてるみたいだが、メインはフレドリックなんだろうからガスというよりはフレドリックが好きなパターンなのかもね。⑮My number one はギリシャ人ポップシンガーのカヴァーで、ガススノーウィがゲスト参加してます。




コメント

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No title

このバンドは実は聴いた事が無かったです、Spotifyにあったのでちょっと聴いてみたら暑苦しい正統派メタルですね~。
マノウォーっぽくないと言われてますが私的には音の濃度が十分にマノウォーっぽかったです(笑)。
何で今まで聴いてなかったかというとジャケがいかにもシンフォニックメタルっぽかったので・・・。

実際に聴いてみると好きな感じのメタルでした、個人的にはもうちょっとスラッシュ寄りの方が好みかも?。

No title

フレドリック・ノルドストロームのバンドだから、スラッシュ要素が入っててもいいような気がしますが、きっと、80年代HM黄金時代を物凄く意識してるような感じだと思います。